フルーツ宅配便 (第3話・2019/1/25) 感想

テレビ東京系・ドラマ24『フルーツ宅配便』(公式)
第3話『みかん』の感想。
なお、原作の漫画、鈴木良雄「フルーツ宅配便」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載)は、未読。
みかん(徳永えり)は10歳の息子と広いマンションへの引っ越しを予定していた。しかし、デリバリーヘルスの仕事が理由で契約破棄に遭ってしまう。みかんは、咲田(濱田岳)らの前では「事故物件だったから断った」と明るく振る舞う。送迎係・マサカネ(荒川良々)の運転する車でホテルへ向かったみかんを待っていたのは、城田(野中隆光)ら悪質な2人組の客だった。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:鈴木良雄「フルーツ宅配便」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載)
根本ノンジ:田口佳宏(過去作/相棒シリーズ、犬神家の一族2018)
演出:白石和彌(過去作/ドラマ「火花」) 第1,2,3話
沖田修一(過去作/ドラマ「火花」)
是安祐(過去作/映画「リバーズ・エッジ」助監督)
オープニングテーマ:EGO-WRAPPIN’「裸足の果実」(NOFRAMES / TOY’S FACTORY)
エンディングテーマ:超特急「ソレイユ」(SDR)
今回も "風俗で働く訳あり女性の人生の応援歌" として秀逸!
みかんの息子が描いた「引っ越し先の家具の配置図」が泣けた第3話。風俗業を差別する賃貸住宅の大家に始まり、デリヘル嬢を食いものにする悪質な男2人組のエピソードは、聞くだけでも見るだけでも嫌な話だが、マサカネのグッジョブとミスジ社長の反撃でスカッとした。
しかし、心の何処かがスッキリはしない。でも、風俗で働く訳あり女性の人生の応援歌として、キッチリとまとまっていたのはお見事だ。
あとがき
「ケツモチ」と言う言葉も、昭和を感じさせる言葉で、今の風俗は『フルーツ宅配便』のように健全なところが多いと聞きますが。
さて、風俗で働く訳あり女性の人生を通して、「生きるとは何か?」とか「人と人との関りとは何か?」を視聴者に訴えかけて来る本作。観る人を選ぶ作品ではありますが、食わず嫌いせずに観て欲しい作品です。次回にも大いに期待します。
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