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映画「サスペリア[2018](日本語字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレなし

映画「サスペリア[2018](日本語字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレなし
映画 『サスペリア(日本語字幕版)』公式)を公開初日の2019年1月25日に、劇場鑑賞。
採点は、★★★☆☆(最高5つ星で、3つ)。100点満点なら60点にします。
なお、1977年イタリア制作のホラー映画、ダリオ・アルジェント監督の『サスペリア』も劇場鑑賞済み。

【私の評価基準:映画用】
★★★★★  傑作! これを待っていた。Blu-rayで永久保存確定。
★★★★  秀作! 私が太鼓判を押せる作品。
★★★☆☆  まあまあ。お金を払って映画館で観ても悪くない。
★★☆☆☆  好き嫌いの分岐点。無理して映画館で観る必要なし。
☆☆☆☆  他の時間とお金の有意義な使い方を模索すべし。




ディレクター目線のざっくりストーリー

1977年、スージー・バニヨン(ダコタ・ジョンソン)は、アメリカ・ボストンからベルリンを拠点とする世界的舞踊団「マルコス・ダンス・カンパニー」へ入団するためにやって来た。最初のオーディションでカリスマ振付師マダム・ブラン(ティルダ・スウィントン)の目に留まり、すぐに次回公演の大役に抜擢される。

そんな中、マダム・ブランから直接レッスンを受けるスージーの周りで不可解な出来事が頻発し、ダンサーが次々と失踪してしまう。一方、心理療法士のクレンペラー博士(ルッツ・エバースドルフ)は、患者であった若き女性ダンサーの行方を捜して行く中で、舞踊団の闇に近づいて行く… ※R15+

オリジナルは、ホラー映画の鬼才で色の音楽の魔術師が監督

ホラー映画の鬼才、色の音楽の魔術師である名匠ダリオ・アルジェント監督の『サスペリア』を最初に劇場で観たのが中学生の頃。当時は「決して一人では見ないで下さい」のキャッチフレーズで人気を博したホラー映画の金字塔とも言うべき作品のリメイクが本作。

今作はリメイクでなく、ルカ監督による独自解釈の再構築版

まあ、実際に見てみるとリメイクと言うより再構築、いやルカ・グァダニーノ監督による独自の解釈による大胆にアレンジされた、敢えて言うならリスペクト映画だろう。

従って、オリジナルのアルジェント監督ならではの色彩感覚や音楽性、尖ったストーリーやサスペンス要素や変態性を期待しない方が良い。むしろ、色彩は極限まで絞り込まれ、シンプルな映像を基本としながらも、ダンスや引きの画の美しさや、魔女であるマダムたちのエグさは見所だ。

中盤だるいが、終盤はルカ版らしいクライマックスが!

しかし、上映尺が長い(152分)せいもあって、物語が複雑で多少分かり難い。登場人物も女優たちも似たり寄ったりにも見える。でも、睡魔(魔女でない)に襲われそうになる中盤を乗り越えると、ルカ版らしい終盤が顔を見せて来る。

ただ、ネタバレになるから詳細は書かないが、アルジェント版を観てしまった後では、やはりチープさが目立ってしまう。もしかすると「オリジナルと違うように創ろう」と言う意図が働き過ぎたかも知れない。ラストの地下での赤い照明の中でのダンスシーンは、正にそんな感じだった。

あとがき

アルジェント版の尖った物語のアップテンポで戦慄が走る作品とは別物です。本作の方が全体的にクレイジーな仕上がりですが、お化け屋敷感覚の恐怖と面白さが目立つし、地味で後味もスカッとしません。楽しめる人を選ぶ『サスペリア』です。エンドロール後に映像がありますが、どう解釈すべきか。つくづくアルジェント版の凄さを再認識しました。

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詳細レビューはφ(.. ) https://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201901290000/ サスペリアマガジン (洋泉社MOOK 別冊映画秘宝) [ 山崎圭司 ]

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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