後妻業 (第1話/初回15分拡大・2019/01/22) 感想

後妻業

関西テレビ制作・フジテレビ系・『後妻業』公式
第1話/初回15分拡大『最強の悪女が高齢者の遺産を狙う!愛と欲望渦巻くバトル開幕』の感想。
なお、原作の小説、黒川博行「後妻業」(文藝春秋)は既読で、同原作の2016年公開の大竹しのぶ主出演映画『後妻業の女』も鑑賞済み。



遺産目当てで資産家の老人を狙い結婚する「後妻業」。小夜子(木村佳乃)は、大阪にある結婚相談所の社長・柏木(高橋克典)が裏で営む後妻業のエースだ。その小夜子と1カ月前に結婚した元教師・耕造(泉谷しげる)が意識不明の状態に陥った。小夜子から連絡を受けた長女の尚子(濱田マリ)、次女で東京在住の朋美(木村多江)は駆け付けた病院で初めて父の再婚を知る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:黒川博行「後妻業」(文藝春秋)
脚本:関えり香(過去作/今からあなたを脅迫します、結婚相手は抽選で) 1
   阿相クミコ(過去作/カインとアベル、ワカコ酒) 1
演出:光野道夫(過去作/BOSSシリーズ、絶対零度~未然犯罪潜入捜査~) 1
   都築淳一(過去作/カラマーゾフの兄弟、ママとパパが生きる理由。)
   木村弥寿彦(過去作/大阪環状線シリーズ)
音楽:眞鍋昭大(過去作/モンテ・クリスト伯、SUITS/スーツ)
主題歌:冬の花/宮本浩次

原作は既読、映画版も鑑賞済み…

2016年公開の映画の鑑賞後に、原作として小説も既読である本作。故に、私にとっては二度目の実写化作品と言うことになる。が、出来るだけ原作と映画と本作の比較は第1話だけとし、ネタバレもせずに感想を書こうと思う。

原作は面白くユニークだが、映画版は5点満点なら2点

とにかく、原作は財産持ちで精力みなぎる高齢者の男が、20,30代の若い女でない「後妻業」の女と肉体関係を持つと言う展開と、「後妻業」が結婚相談所を狩猟場にしている設定がユニーク。そして、映画は全体的に原作に忠実に描写されるが、中盤から崩れ始めラストでは全く共感出来ない展開で終わる、まあ5点満点なら2点位の作品だ。

私の本作への期待と不安…

従って、私のこの連ドラ版へ期待は、128分の映画で描き切れてしまう内容を、どのように全10話程度に広げるのか? と、不安は映画では「大竹しのぶ×豊川悦司×尾野真千子」で見応えがあった俳優対決に、「木村佳乃×高橋克典×木村多江」で立ち向かえるのか? ってこと。更なる不安は、脚本が構成力に乏しい関えり香氏だと言うことだ。(脚本家については後述する)

今のフジテレビらしい、色々空回りしている仕上がりの小作品

さて、観終えた感想は、原作とも映画版とも違った、良くも悪くも「いろいろ空回りしている、今のフジテレビの連ドラらしい仕上がりの小作品」とでも言おうか。

まず、出演者の関西弁。まあ、気にならないと言えば嘘になるが、関西弁より気になったのが何故舞台を大阪にしたのかってこと。対峙関係にある中瀬朋美(木村多江)が東京なのだから、武内小夜子(木村佳乃)も東京にした方が行ったり来たりの無駄が省けるし、東京出身の俳優に関西弁を強制する必要もないのに(関テレ制作だからか?)

なぜ脚本を「関えり香×阿相クミコ」の2人体制に?

空回りと言えば、脚本だ。この感想の執筆時点でも、公式サイトの脚本家は「関えり香」のみとなっているが、クレジットタイトルには「阿相クミコ」と共著になっていた。

先述の通りに関えり香氏は構成力に乏しい作家。従って、約2時間で済む話を5倍近く濃度を保ったまま拡大できるか甚だ疑問だ。一方の阿相クミコ氏は『カインとアベル』で原作をチープな家族の嫉妬と復讐の連ドラにした作家。こんな2人がコンビを組んで面白い作品が出来るはずがない。

演出家が交代したらどうなるのか、不安しかない第1話だった

しかし、ここは意外にも面白いとは言い難いが、何とか見られる作品に仕上がっていた。恐らく、『BOSSシリーズ』も手掛けた光野道夫氏の演出の賜物だと思う。とにかく、この先脚本家がずっと2人体制なのか、演出家が交代したらどうなるのか、不安しかない第1話だった。

あとがき

序盤の15分位で離脱するつもりでしたが、演出のお蔭で最後まで観られました。従いまして、演出家が交代するまでは継続視聴しようかな? と言う感じです。なお、今回の感想では、敢えて関西弁や演技については言及しませんでした。キリがないので…

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