トクサツガガガ(第1話 [全7回]・2019/01/18) 感想

NHK総合・ドラマ10『トクサツガガガ』(公式)
第1話(全7回)『トクサツジョシ』の感想。
なお、原作の漫画、丹羽庭「トクサツガガガ」(小学館)は未読。
商社勤務の仲村(小芝風花)は24歳の特撮オタク。だが、小野田(本田剛文)やチャラ彦こと川島(森永悠希)ら同僚に趣味がばれないよう気を使っている。ある日、仲村は勝手に「ダミアン」と名付けた特撮好きの小学生(寺田心)と仲良くなる。さらに通勤中、特撮キャラクターのマスコットをかばんにぶら下げた年上の女性(倉科カナ)を見掛け、知り合いになる方法を考える。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:丹羽庭「トクサツガガガ」(小学館)
脚本:田辺茂範(過去作/表参道高校合唱部!、レンタルの恋)
演出:末永創(過去作/花燃ゆ、マチ工場のオンナ) 第1話
新田真三(過去作/あさが来た、べっぴんさん)
小野見知(過去作/マチ工場のオンナ)>
音楽:井筒昭雄(過去作/民王、99.9、Missデビル、ブラックスキャンダル)
主題歌:ゴールデンボンバー「ガガガガガガガ」」
原作未読でも、実写化のハードルの高さは容易に想像出来た…
当blogの『2019年1月期 / 冬ドラマの期待度』で、期待度が星4つの高得点を獲得した本作。しかし、原作は未読でも、番宣等の事前情報によって、本作の実写化のハードルの高さは容易に想像出来た。だから、期待が大き過ぎると裏切られた時の落ち込みが大きいので、視聴直前にちょこっとだけ期待値を下げたのが、そんな心配は全く不要だった。
全編に漂う "オタク愛" が、心に染み渡る秀作!
でも、それ以上に驚いたのが、ドラマ上は「特撮オタク」について描かれているのに、全編を通して描かれているのは “拘りを持つ正義” だ。常に “拘り無くして、自ずの存在意義無し” と考えている私にとって、ある意味「聖書(バイブル)」のような作品に出会えた…そんな衝撃さえ受けた作品だ。
小芝風花さんのいろんな一面が、楽しめたるのも本作の魅力
もちろん、期待通りに、小芝風花さんのいろんな一面が楽しめたのも本作の魅力の一つ。様々な表情で、微妙な主人公の心理を巧みに演じた。また、脇役の俳優さんたちとのバランスも良く、第1話から違和感なく楽しめることが出来たのも秀作たる所以だ。
あとがき
劇中の「特撮」パートの手抜き無し作り込みにも圧倒されますね。あの “本気度” が全編に現実味を与えていると思います。また、ゴールデンボンバーが歌う主題歌のCDジャケットのデザインが、これまた凝りに凝っていて買いたくなっちゃいました。今期のNHKの土曜22時は期待通りの秀作を見せてくれそうで嬉しいです。
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