まんぷく (第75回・12/26) 感想

連続テレビ小説「まんぷく」

NHK総合・連続テレビ小説『まんぷく』公式サイト
第13週『生きてさえいれば』の 『第75回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


財務局の強行な差し押さえに対し、東先生は国を訴えようと萬平さんに持ちかけます。囚われの身の萬平さんは無力な自らの状況を嘆きながら、提案を了承。早速、東先生が国を相手に裁判を起こします。香田家では怒りが収まらず、鈴さんの指導で薙刀(なぎなた)稽古が始まり、刑務所の萬平さんは鼻息荒く重労働に励み、福ちゃんも覚悟を決めます。しかし財務局から思わぬ反撃が…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

脚本家さん、15分間に 2度も "偶然" を使いなさんな…

福子が東弁護士をホテルまで送る際に偶然にかつての “福子の応援団” と出会ったり、東弁護士が自分の事務所に電話を掛けている最中に財務局が家宅捜索に来たり、まあご都合主義も甚だしいのだが、今週も今年も残り4回だから、何とか帳尻合わせをしたいとの脚本家の苦肉の策だろう。

福子の台詞で "第1,2週の頃の福子の初期設定" を思い出す

さて、今回の15分間の感想のキーワードは、想いを寄せる女性に缶詰を渡す癖がある元大阪東洋ホテルの調理師・野呂(藤山扇治郎)が営むレストランで昔を懐かしむ福子が言うこの台詞だ。

福子「いや~ でも こうやって みんなと会うと
   前に みんなと集まった時のこと 思い出すなあ」

なぜ、この台詞を選んだのかと言うと、こうして恵(橋本マナミ)や牧善之介(浜野謙太)らが久し振りに登場すると、劇中の福子以上に私は本作が始まった頃の福子の初期設定を思い出してしまったからだ。

昔の福子は鈴よりも明るく、前向きで健気な楽天家だった…

第1,2週の頃の福子は、どんな人物だったろうかか? 母の鈴よりも明るくて、前向きで、健気で、楽天家だったように記憶している。

福子と萬平が結婚を切り出した際に、鈴が反対した理由も、萬平の仕事や収入が不安定だからと言うのもあっただあろうが、娘が明るく前向きに “苦労を苦労とも思わずに” 考えるのが不憫であり可哀想との母心の方が強かったと思う。

だって、鈴自身が「武士の娘」と言いながら、自身が苦労を耐えるのが苦手ですぐに愚痴ったり家族や他人に頼ったりの性格で、それを「武士の娘の娘」である福子が “血筋” として受け継いでいるのを承知しているはずだから。余計な噺のように思うかも知れないが、ここから今回の感想に帰着するからご心配なく。

克子、タカと続いたら、福子も薙刀を持たなくちゃ!

3分頃から始まった薙刀(なぎなた)のくだりだ。久し振りの本作らしい明るいシーンだ。如何にも、朝ドラらしいホームドラマチックな展開や映像だ。

「武士の娘」の鈴の号令をきっかけに、克子、タカと続いて、丁度良いタイミングで忠彦が「駄目やで」と忠告した直後に、娘の幸を忠彦に渡して、「私も武士の娘の娘やから…」と率先して庭に出て行くのが、コントの王道じゃないの?

いや、悲しい眼差しで遠くを見るように鈴たちを眺めるのでなく、先述の通りに明るく前向きな楽天家っぷりをえがいてこその「母子三代の血縁」の楽しさじゃないのか?

三田村の言葉で悲観的にならない程度の福子で良いのか?

なのに、本作は忠彦の注意を「はい 大丈夫です」と物分かりの良い福子で受けて、そのあとにまた「生きてさえいれば」と「笑ろうてなさいよ」をくっつけた。まあ、この流れが間違っていると言うのとはちょっと違う。

最近の「電話番」と「メソメソ」と「抱っこ」だけの福子なら、退場した三田村の言葉で悲観的にならずにいられる…と言う訳なのだろう。しかし、今回は、昔の(放送開始当初の)福子を振り返る内容の15分間なのだ。だとしたら、暫く疎遠にしていたにも関わらず、死期直前の三田村の言葉で悲観的にならない福子で良いのかってことなのだ。

朝ドラだからヒロインを応援したいのに、応援しようが無い

もっと掘り下げて言えば、いつ福子は、「明るくて、前向きで、健気で、楽天家」から「電話番でいつもメソメソして我が子を抱っこしているだけの萬平の妻」になってしまったのかってこと。正直、今の福子は「萬平の妻」と言う肩書きしかない。

事件のことは東弁護士に丸投げだし、塩軍団も手放し、子育て言ったって映像的には抱っこしているだけだし、幸が生まれてからは源の存在も薄まっているし。だから、福子を応援したくても応援しようが無いのだ。だって、何も頑張っていないのだから。脚本的には、福子の周辺であれこれ起きているだけだ。

源と幸の育児をしている福子を、もっともっと挿入すべき!

今回だけを見ても、福子よりも鈴や克子や忠彦たちの方が、よほど萬平を心配しているし、財務局に怒りを抱いているように見える。本当、脚本家も演出家も、この不自然な現状をどう認識しているのだろう? 今の福子に「ただ夫の釈放をまつ萬平の妻」の役割しか無いのだから、もっとそこを描くべきだ。

産後とは言え、居候している香田家の何か手伝いを買って出る(やらなくても)とか、(時には泣きながらでも良いから)源と幸の育児をしている姿を、もっともっと挿入すべき。呑気に脇役たちとランチなんか食べているシーンを入れる暇なんて無いはずなのだが…

あとがき

今回、源が登場したシーンが2つあった。1つは序盤の薙刀の時に忠彦の膝の上に居た。2度目は東弁護士がいる時に、これまた忠彦の膝の上に居た。因みに2度目の時には幸は画面に居ませんでした。

これって、源は香田家に預けていると言う設定に見えちゃいますが、良いのですかね。このお蔭で、益々福子が育児をしていない印象が強くなりました。とにかく「萬平の妻」以外の福子の役目を明瞭にして、魅力を再開花させるべきだと思います。福子は役目無し、萬平は動けずでは、流石に楽しくありませんから…

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【これまでの感想】

第1週『結婚はまだまだ先!』
1 2 3 4 5 6
第2週『…会いません、今は』
7 8 9 10 11 12
第3週『そんなん絶対ウソ!』
13 14 15 16 17 18
第4週『私がみつけます!』
19 20 21 22 23 24
第5週『信じるんです!』
25 26 27 28 29 30
第6週『お塩を作るんですか!?』
31 32 33 34 35 36
第7週『私がなんとかします!』
37 38 39 40 41 42
第8週『新しい冒険!?』
43 44 45 46 47 48
第9週『違うわ、萬平さん』
49 50 51 52 53 54
第10週『私は武士の娘の娘!』
55 56 57 58 59 60
第11週『まんぺい印のダネイホン!』
61 62 63 64 65 66
第12週『絶対何とかなるから!』
67 68 69 70 71 72
第13週『生きてさえいれば』
 73 74

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内容娘・幸が生まれ喜びに包まれる福子(安藤サクラ)たちだったが。直後、財務局により、資産が差し押さえられてしまう。怒った東(菅田将暉)は、萬平(長谷川博己)に事情を伝え、国を訴えることを提案する。無力感を感じる萬平だったが、東を信じて、それを了承。敬称略せめて、子育てくらい、徹底的に描け!!(失笑)

【まんぷく】第75回(第13週水曜日) 感想

……香田家では怒りが収まらず、鈴さんの指導で薙刀(なぎなた)稽古が始まり、刑務所の萬平さんは鼻息荒く重労働に励み、福ちゃんも覚悟を決めます…… 

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