下町ロケット(2018年版) (第11話/最終回15分拡大SP・2018/12/23) 感想

TBSテレビ系・日曜劇場『下町ロケット(2018年版)』(公式)
第11話/最終回15分拡大SP(ヤタガラス編)『最後の大逆転なるか悪党たちに立ち向かえ夢に向かって走れ!』の感想。
なお、原作の 池井戸潤「下町ロケット ゴースト」(小学館)は未読。
懸命にモノづくりに挑む佃(阿部寛)率いる佃製作所。彼らの想いに共鳴した島津(イモトアヤコ)も佃製作所に加わったのだった。そして迎えた首相視察。観客からも首相からも全く相手にされず、トラブルで立ち往生してしまうアルファ1。さらには帝国重工から湧き上がる内製化の声に佃達は頭を悩ませる。そしてついに佃製作所と帝国重工の最後の戦いが始まる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」(小学館)
脚本:丑尾健太郎(過去作/小さな巨人、ブラックペアン) 第1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,最終話
槌谷健(過去作/都庁爆破!、ブラックペアン) 第4,5,6話
神田優(過去作/ブラックペアン) 第6,8,9話
吉田真侑子(過去作/陸王、ヒモメン) 第9,最終話
演出:福澤克雄(過去作/小さな巨人、陸王、ブラックペアン) 第1,2,6,8,最終話
田中健太(過去作/小さな巨人、陸王、ブラックペアン)) 第3,4,5,8,9話
青山貴洋(過去作/オー・マイ・ジャンプ!第3話のみ、ブラックペアン第7話のみ) 第7話
松木彩(過去作/花のち晴れ~花男 Next Season~第7話のみ) 第10話
11話分は「正月特別編」のための壮大な "序章" だったの?
もはや、最終回の内容がどうこうの問題でない。結果的に TBSが高視聴率と大評判を早々に目論んで、1月2日の夜にスペシャルドラマ枠を確保した時点で、本作の全11話分は、その「特別編」のための “引導” であり “壮大な序章 にしか過ぎなかったのだ。
従って、この11話分で本作を評価することはどうかと思うが、視聴率確保のために、このような変則的な放送スケジュールを組んだ TBSテレビの番組編成や企画の腰砕け具合に落胆した…
何とか佃製作所の "努力" が報われたことは描かれた…
とは言え、一応最終回の感想。結局、最終回も、これまでどうように過程を悉く端折っては、起点と着地点だけを並べたような構成になっていたのが残念だった。しかし、ダラダラではあったが、10話を使って描いて来た佃製作所の “努力” が報われたことが、何とか描かれたと思う。
切尻れトンボで終わった感は否めないし、前作より物足りない!
ただ、何となく切尻れトンボで終わった感は否めないし、前作『下町ロケット』と比較すれば物足りないのは当然で、この辺は脚本家の交代が大きく影響を与えているだろう。従って、「続きは正月SP」で」にも、それ程に大きな期待は出来ないと思う。
あとがき
『相棒』のように、正月にスペシャルドラマを放送するのが年中行事ならともかく、1月2日の夜にこの最終回の続きと総まとめを見るために、チャンネルを合わせる人がどれだけいるのでしょうか? いっそ、「最終回2時間スペシャル」にしたら良かったのに。
まあ、私は録画で見るので、三が日の放送でも構いませんが。とにかく、観てはみるので、「特別編」にちょこっとだけ期待します…
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下町ロケット ゴースト
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【これまでの感想】
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