まんぷく (第70回・12/20) 感想

連続テレビ小説「まんぷく」

NHK総合・連続テレビ小説『まんぷく』公式サイト
第12週『絶対何とかなるから!』の 『第70回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


東京財務局から課せられた罰金について、刑務所の萬平さんと東先生が面会して相談。2人とも不当な課税なので払う必要がないと考えますが、このままだと泉大津の会社が差し押さえられる危険が。そこで東先生が萬平さんの怒りを買いながら、思いもよらぬ提案をします。2人の間に走る亀裂。そして明らかになる東先生の隠された過去とは…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

今回は、演出家の困惑で脚本家の迷走っぷりが浮き彫りに

何か、演出家が困惑しているようだ。そう感じるのは、特に序盤での各章の区切りを劇伴で強引に盛り上げて、全てが「次回へ続く」みたいな演出になっていたから。でも、しょうがないか。やっと、東先生がこの案件を手伝う動機を話す場面だから、盛り上げるしかないのだから。しかし、今日は木曜日。どうだろう?

最初の1か月目なら、土曜日に「実は、僕の家族がダネイホンで…」で切って、月曜には種明かし…そんなテンポ感で進んでいなかっただろうか。それが、これを丁寧と言うべきなのか、木曜日なって “やっと” 描いて来た。やはり、丁寧とは言い難く、遅いと言うより引き延ばしと言わざるを得ないと思う…

囚人エキストラの釘打ちが不自然過ぎて話が入って来ない

中盤の刑務所の作業風景も、演出家の困惑と言うか、諦めが見える。萬平と剛田の会話の場面。後ろの囚人たちのエキストラの釘打ち等の作業が、明らかに音を発しないように注意されているのがバレバレ。

普通、こんなシーンは、一度普通に収録し、「オンリー」と言う作業で主たる俳優の台詞だけ(だから「オンリー」と言う)再録音して、映像にはめ込むのは一般的。きっと、イッセー尾形さんや作品全体のタイトなスケジュールによって、それらの作業が出来ないから一度に撮ってしまったに違いない。

だとしても、もう少し釘を打っているように見えるような構図で撮影するなどの工夫は出来なかったのかと思う。だって、その空打ちが気になって、肝心な芝居がこちらに入らないのだから。

剛田の「占い師」の設定って必要だろうか?

それに、怪演を期待したイッセー尾形さんだが、今回を見て果たして本作に必要なキャラクターなのか、黄色信号が点滅してしまった。それは、剛田が「占い師」と言う設定だからだ。

占いを信じようが信じまいが、それは人の自由だ。しかし、一般的に「占い師=胡散臭い人」のイメージがある。だから、先日も鈴が占い師の言葉をあれこれ言っても、みんなが信じないくだりもあったくらいだ。そして、現在の話は、会社を畳むかどうかと言う、かなり現実的な展開になっている。

そこへわざわざ「占い」と言う曖昧なものを介入させたら、折角のシリアス展開が焦点ボケになる。いや、事実あのシーンは意味が不明だった。コミカルなシーンで息抜きさせたいのか知らないが、こちらは息抜きしたい位に緊張感など感じて見ていないのだ。もっともっと丁寧に辻褄を合わせて描いて欲しい。それだけだ。

電話で話す福子の音声が "引き" と "寄り" で違い過ぎる

細かいことは言いたくないが、お馴染みの福子の電話番のシーンも、今回は演出家の手抜きか迷いを感じた。電話に向かって話す福子の声が、収録スタジオの反響音まで拾っていたのだ。

本来なら、福子にもっとマイクを近づけて録音すべきなのに、カメラが最初引いておいて、徐々にズームインするために、マイクが寄れなかった可能性はある、しかし、上からでも障子の裏にもマイク係が隠れることは出来るはず。

出来ることをやらずに、視聴者に違和感を与えるのは演出家の手抜きと思う。良く聞けば分かる。福子のアップと引きの声の反響音の違いが…

あとがき

東先生に言われて、福子がすぐに譲渡先の企業を探すのかと思ったら、海辺でまったり良かった時代を回想ですか。私、本作って、てっきり夫婦二人三脚で会社を経営する物語だと思っていたのですが…

最近の展開では、福子は育児と電話番で、敢えて言うなら「ただただ夫を信じる、呑気な妻」であって、「夫の経営のパートナー」でも「家族や会社を夫と違った立場で切り盛りする肝っ玉母さん」でも無いんですね。なんな、どんどん福子の魅力が薄まります。

ラストシーンで福子が「あの頃に戻れない」と言っていましたが、私も今や「福ちゃんと読んでいた、あの頃に戻れない」と言いたいです。何とかならないものでしょうか…

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【これまでの感想】

第1週『結婚はまだまだ先!』
1 2 3 4 5 6
第2週『…会いません、今は』
7 8 9 10 11 12
第3週『そんなん絶対ウソ!』
13 14 15 16 17 18
第4週『私がみつけます!』
19 20 21 22 23 24
第5週『信じるんです!』
25 26 27 28 29 30
第6週『お塩を作るんですか!?』
31 32 33 34 35 36
第7週『私がなんとかします!』
37 38 39 40 41 42
第8週『新しい冒険!?』
43 44 45 46 47 48
第9週『違うわ、萬平さん』
49 50 51 52 53 54
第10週『私は武士の娘の娘!』
55 56 57 58 59 60
第11週『まんぺい印のダネイホン!』
61 62 63 64 65 66
第12週『絶対何とかなるから!』
67 68 69

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内容東京財務局から、追徴課税10万の連絡を受けた福子(安藤サクラ)すぐに東弁護士(菅田将暉)に連絡を入れる。連絡を受けた東弁護士は、萬平(長谷川博己)に説明する。払う必要は無いと考えるが、このままでは泉大津の会社などが差し押さえられてしまうと。そこで、東は、“ダネイホン”の製法などを売り払い、“たちばな栄養食品”の解散を提案する。萬平は、猛反対するが。。。。東は自身の思いを語り。。。。敬称略...

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