SUITS/スーツ (第10話・2018/12/10) 感想

フジテレビ系・月9『SUITS/スーツ』(公式)
第10話『市川海老蔵がスペシャルゲスト!今夜、最終話前編!』の感想。
なお、原作のアメリカのドラマシリーズ「SUITS」NBC Universal製作は、未見。
検察庁時代の上司・柳(國村隼)が再び甲斐(織田裕二)の前に現れた。一方で、柳の不正疑惑の真相を調べる元後輩で最高検監察指導部の澤田(市川海老蔵)が甲斐に接触。証言を求められるが、甲斐は追及をかわす。一方、大輔(中島裕翔)の経歴詐称を知ったチカ(鈴木保奈美)はすぐにでも彼を追い出したい。しかし甲斐の説得で、大輔の実力を測るため、遺産相続の案件で蟹江(小手伸也)と競わせる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:「SUITS」NBC Universal製作
脚本:池上純哉(過去作/相棒シリーズ、刑事ゆがみ2) 第1,2,3,4,5,6,7,10話
小峯裕之(過去作/家政夫のミタゾノシリーズ) 第8,9話
演出:土方政人(過去作/大貧乏、明日への約束) 第1,2,5,8話
石井祐介(過去作/SUMMER NUDE、探偵の探偵) 第3,4,7,10話
森脇智延(過去作/探偵の探偵、黄昏流星群) 第6話
石井淳一(過去作/不明) 第9話
音楽:眞鍋昭大(過去作/劇場版『コードブルー ―ドクターヘリ緊急救命―』)
主題歌:B'z「WOLF」(VERMILLION RECORDS)
今回位に、見応えのあるのを序盤に放送していたら…
15分拡大は無いし、無駄話も少ないし、これまで大して必要ないなと思っていた大輔(中島裕翔)とチカ(鈴木保奈美)が必然性のあるエピソードになり、更に主人公特権で目立ってばかりの甲斐(織田裕二)がピンチに追い込まれて、今回を含めた10話の中で最も本作らしさを醸し出した第10話。
こう言う話を全11話の序盤にサラリとちらつかせて、巧みに最終回まで巧みに客寄せし続ければ良かったのに…
大人の事情に、捉われ過ぎさえしなければ…
それをせずに、主役の織田裕二さんの邪魔をしない程度とは言え、必要以上に中島裕翔さんと鈴木保奈美さんを押し出す大人の事情丸出しのエピソード(これらが、無駄話ってこと)を割り込ませるから、ストーリーがごちゃごちゃしちゃった。
あくまでも設定はシンプルに、案件は複雑にしてこそ、リーガルドラマは面白いのに、全て逆をやったってこと。それでも、ファンが楽しむドラマとして、これだけの視聴率を取れればフジテレビも楽勝って思うのだろうか。そこが、一番腹立たしい…
あとがき
第6話位から大人の事情を薄めてからが、本作らしさが楽しくなって来たので、予想以上の話題性や視聴率にならなかったのは、大人の事情でしょうね。最終回は今回の調子でお願いしたいです。それにしても、『市川海老蔵がスペシャルゲスト!今夜、最終話前編!』ってサブタイトルを付けたセンスって、いろんな意味でスゴ過ぎます。
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【これまでの感想】
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