SONGS 第480回「hideが遺(のこ)したもの」 (2018/12/8) 感想
NHK総合・ 『SONGS』(公式)
第480回『hideが遺(のこ)したもの』の感想。
カリスマ性のあるパフォーマンスとビジュアルで圧倒的な存在感を示したX JAPANのギタリスト、hide。彼がこの世を去って20年。12月13日は彼の誕生日だ。番組では貴重な映像や、影響を受けた人たちからのコメントを元に「hideが遺(のこ)したものは何だったのか」を検証する。また名曲「ピンク スパイダー」でhideとMIYAVIがサウンドとビジュアルの両面で「共演」する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
出演:大泉洋、吉井和哉、雅-MIYAVI-、生駒里奈
語り:戸次重幸
演出:町田麻美(過去作/すべてはステージのために)
製作統括プロデューサー:矢島 良(過去作/第68回NHK紅白歌合戦)
hideさんは、今でも50歳代の同世代のアイドルだ!
hideさんが亡くなって、20年。生きていれば…私と同い年。こんな凡人ですら、この20年を振り返って綺麗な言葉で比喩するなら “加齢” と “成熟” の狭間域と言ったところだろうか。
昨夜に放送された『SONGS』の『hideが遺(のこ)したもの』を観た。生前のhideさんが愛用していた “モッキンバード” を私も好きで愛用する位に hideさんは、同世代のアイドルでもある。しかし、今回の番組で hideさんの遺志が世代を超えて受け継がれている事実を知り、改めて彼の偉大さに気付かされた。
"松本秀人の存在" を次の世代に届けて行きたい…
そんな hideさんが “遺(のこ)したもの” と言う切り口でまとまられた番組は、3世代のアーティストが hideさんを語る見応えのある内容だった。特に、名曲「ピンクスパイダー」の歌詞に込められた時代を先取りした鋭い感覚や、雅 -MIYAVI- さんが語っておられた…
「僕たちの世代でなくなっちゃったら それまでじゃないですか」
と言う真摯で熱意溢れる言葉には、ソロアーティストとしてデビューした当時に共演した「X JAPAN」の PATAさんから、「hideと演奏しているみたいだ」と言われ、光栄だと感じる一方とてつもないプレッシャーも受けた彼らしい “魂” が見えた。そして、2人の “共演” も素晴らしい映像に仕上がっていた。永久保存版だ。
『SONGS』に、大泉洋氏が必要だろうか?
『SONGS』の感想を書くことは少ないから、この際敢えて一言だけ書いておこうと思う。それは、2018年5月12日の放送回から、俳優の大泉洋氏が「番組の顔(責任者)」と言う立場で出演しているが、なぜこのような企画に変更したのか良く分からない。
それまでの私は、自分に興味が無いミュージシャンの放送回でも全て録画して観て来たが、大泉氏が出演するようになってから、興味がある時だけ観るようになった。理由は大きく 3つある。
1つ目は、大泉氏が画面にワイプで登場するのが鬱陶しいこと。2つ目は、大泉氏のトークの尺が長いために、肝心の音楽に関する尺が少なくなっているような気分になること。そして3つ目が、大泉氏から “音楽への愛” や “ミュージシャンへのリスペクト” が感じられずに不愉快になることがあること。だが、大泉洋氏に責任は無い…
あとがき
終始、hideさんがソロアーティストとして描かれたのが良かったです。映像もNHKらしい綺麗な映像が残されており感激。だからこそ、大泉洋さんを…お願いします。
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