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映画「くるみ割り人形と秘密の王国(日本語吹替版)」 感想と採点 ※ネタバレなし

映画「くるみ割り人形と秘密の王国(日本語吹替版)」 感想と採点 ※ネタバレなし
映画 『くるみ割り人形と秘密の王国(日本語吹替版)』公式サイト)を公開初日の本日、劇場鑑賞。
採点は、★★★★(最高5つ星で、4つ)。100点満点なら70点にします。

【私の評価基準:映画用】
★★★★★  傑作! これを待っていた。Blu-rayで永久保存確定。
★★★★  秀作! 私が太鼓判を押せる作品。
★★★☆☆  まあまあ。お金を払って映画館で観ても悪くない。
★★☆☆☆  好き嫌いの分岐点。無理して映画館で観る必要なし。
☆☆☆☆  他の時間とお金の有意義な使い方を模索すべし。




ディレクター目線のざっくりストーリー

愛する母を亡くして心を閉ざした少女クララは、亡き母から「あなたに必要なものはすべてこの中にある」と言葉と共にクリスマス・イヴに貰った鍵のかかった卵型の入れ物の謎を解くために鍵を探し始める。

その夜、名付け親であるドロッセルマイヤーのクリスマス・パーティーで彼からのプレゼントを受け取るゲームに参加すると、いつの間にか不思議な世界へ足を踏み入れていた。鍵を追ってクララが迷い込んだのは、花の国、お菓子の国、雪の国、そして謎の “第4の国” からなる「幻想的な秘密の王国」。

プリンセスと呼ばれて戸惑うクララだが、やがてこの世界を創出したのが亡き母であることを知る。そんな時、「幻想的な秘密の王国」の脅威として立ちはだかる “第4の国” の統治者マザー^ジンジャーが反乱を起こす。

母が作り愛した王国を救えるのは私しかいないと考えたクララは、心優しい “くるみ割り人形” のフィリップと一緒に “第4の国” へ旅立つ。そして、それは亡き母に隠された真実を知る驚くべき冒険の始まりだった…

童話やチャイコフスキーの楽曲やバレエの世界が、ついに実写化!

童話やチャイコフスキーの楽曲やバレエで知られ、時代を超えて世界中で愛され続ける「くるみ割り人形」の物語をディズニーが実写化したファンタジー映画が、この『くるみ割り人形と秘密の王国』だ。私自身が「くるみ割り人形」の物語が好きで、劇場で予告編を見てから一切の情報を排除して、公開初日の本日鑑賞して来た。

衣裳やセットやCG…全ての美術が、アンティークの豪華なクリスマスカード

まず驚くのは、頭と心の中にしか無かったくるみ割り人形の世界が、圧倒的な映像美で、まるで自分がその世界に飛び込んで体験しているようなリアルな描写力。クリスマスが舞台と言うこともあって、衣装やセットやCGに至る全ての美術が、まるでアンティークの豪華なクリスマスカードを広げたような煌びやかな世界観が素晴らしい。

全てが、ヴィクトリア朝時代の世界にバランス良く収まる気持ち良さ

また、素晴らしいのは美術だけではない。俳優の適材適所な配役、最後まで応援したくなる魅力ある主人公、主人公を支える脇役たちと悪役たちの際立った存在感、現代バレエとの融合などが、ヴィクトリア朝時代の世界の中にバランス良く配置され、壮大なドラマが 100分間の上映時間にピッタリと収まっているのだ。

物語は多少忙しないが、ギュッと凝縮された世界観を楽しもう!

ヒロインの成長物語や冒険活劇と言う部分では、2010年公開の映画『アリス・イン・ワンダーランド』と比較して物足りない部分はある。しかし、『アリス~』はCGとキワモノの見本市的な面が目に付いたが、本作にはそれが無い。若干、物語はドタバタと忙しないが、ギュッと凝縮された本作ならではの世界観を楽しむべきと思う。

あとがき

本作は、想像力逞しいリケジョのヒロインが母の面影を探す冒険の物語。アンティークで豪華絢爛な動くクリスマスカードを楽しむような映像美で、老若男女問わず楽しめる、「寂しいのは覚えてる証拠」が心にほんわかと伝わるファンタジー映画です。「くるみ割り人形」の物語を知らなくても、楽しめるようになっているので、事前情報は不要です。

また、現在放送中の朝ドラ『まんぷく』は発明家とその妻の物語ですが、ここ最近ちょっと内容が低迷してますよね。この映画では発明家の素晴らしさが十分に味わえます。朝ドラにモヤモヤしている方は、是非本作で気分転換して下さい。それと朝ドラネタで言いますと、『あさが来た』の千代役だった小芝風花さんが、主人公クララの吹替え担当をしていますが、映像にバッチリ合ってます。

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くるみ割り人形と秘密の王国

母を亡くし、心を閉ざした少女クララがクリスマス・イヴにもらったもの、それは鍵のかかった卵型の入れ物だった。 その鍵を探すうちに、彼女は“花の国”、“お菓子の国”、“雪の国”、“第4の国”からなる、誰も知らない<秘密の王国>へ迷い込んでしまう。 クララはプリンセスと呼ばれ、この世界を創り上げたのが亡き母であることを知る…。 冒険ファンタジー。

劇場鑑賞「くるみ割り人形と秘密の王国」

詳細レビューはφ(.. ) https://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201812010000/ くるみ割り人形と秘密の王国 オリジナル・サウンドトラック [ ジェームズ・ニュートン・ハワード ]

『くるみ割り人形と秘密の王国』 2018年11月2日 シネマイクスピアリ

『くるみ割り人形と秘密の王国』 を試写会で鑑賞しました。 シネマイクスピアリは初めて行った。座り心地の良い椅子で傾斜もあり見やすかった。 【ストーリー】  14歳の少女クララ(マッケンジー・フォイ)は、機械をいじることが大好きで、ほかの子と遊んだりお洒落をしたりすることが不得意だった。ある日、彼女の豊かな想像力と聡明さを認めてくれていた母親が亡くなる。悲しみの中、彼女は“花の国”“雪の国...

くるみ割り人形と秘密の王国

チャイコフスキーのバレエで広く知られる「くるみ割り人形」を、ディズニーが実写映画化。監督は「ギルバート・グレイプ」のラッセ・ハルストレムと、「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」のジョー・ジョンストンが務め、くるみ割り人形に導かれて不思議な世界に迷い込んだ少女の冒険を壮大なスケールで描き出す。「インターステラー」のマッケンジー・フォイが主演。キーラ・ナイトレイ、モーガン・フリ...

映画「くるみ割り人形と秘密の王国」感想

ディズニーらしい映画。 豪華なセット、可愛いヒロイン。クリスマス・イブ、夢いっぱいの贈り物への糸が冒険の始まり、その先に見つけた鍵、不思議な国、奇妙な人々、女王様、ヒロインはお姫様、王国を取り戻す戦い・・ 何となく見たような映像・・あまり新鮮味はない。 「不思議の国のアリス」シリーズなど、あのあたり。キンキラ、歯車、時計。 いつものディズニーのいい子ちゃんぶりっこ...

「くるみ割り人形と秘密の王国」

マッケンジー・フォイちゃんが主演だから観たのだ!

映画「くるみ割り人形と秘密の王国」

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くるみ割り人形と秘密の王国

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Author : みっきー

★管理人:みっきー

★職業:宴会/映像ディレクター(フリーランス)

★略歴:東京下町生まれ千葉県在住。ホテル音響照明映像オペレータ会社を経て、2001年独立。ホテルでイベント、パーティー、映像コンテンツ等の演出を手掛ける。活動拠点は都内と舞浜の有名ホテル等。

★ブログについて:フリーの宴席/映像ディレクターが、テレビ,映画,CM,ディズニー,音楽,仕事等を綴ります。記事により毒を吐きますのでご勘弁を。

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