下町ロケット(2018年版) (第7話・2018/11/25) 感想

下町ロケット(2018年版)

TBSテレビ系・日曜劇場『下町ロケット(2018年版)』公式
第7話(ヤタガラス編)『帝国重工が佃をつぶしにかかる!逆転へ』の感想。
なお、原作の 池井戸潤「下町ロケット ゴースト」(小学館)は未読。


的場(神田正輝)率いる帝国重工が内製化の方針を打ち出し、佃(阿部寛)達は切り捨てられる。にもかかわらず野木(森崎博之)の協力は自分に取り付けさせようとする的場に、佃は激高。頼みに来た財前(吉川晃司)を追い返す。一方、殿村(立川談春)は地元農家の嫌がらせにも負けず農業に向き合っていた。その姿を見た佃は、農業の未来のため財前の依頼を受けることに。そんな中、帝国重工を恨む重田(古舘伊知郎)達は…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」(小学館)
脚本:丑尾健太郎(過去作/小さな巨人、ブラックペアン) 第1,2,3,4,5,6,7
   槌谷健(過去作/都庁爆破!、ブラックペアン) 第4,5,6
   神田優(過去作/ブラックペアン) 第6
演出:福澤克雄(過去作/小さな巨人、陸王、ブラックペアン) 第1,2,6
   田中健太(過去作/小さな巨人、陸王、ブラックペアン)) 第3,4,5
   青山貴洋(過去作/オー・マイ・ジャンプ!第3話のみ、ブラックペアン第7話のみ) 7

第7話にもなって言うことでは無いが…

第7話にもなって言うことでは無いが。「2015年版」では “オジサンたちの胸熱” に感じていた台詞が、この「2018年版」では “古臭いオジサンの愚痴” に聞こえるようになり、『下町ロケット』のお約束である “バラバラと団結” と “一難去ってまた一難” の繰り返しも、前作はベタだがハラハラドキドキに見えたのに、今作はマンネリに見える。

演出家に、今作初担当の青山貴洋氏が登板!?

これが一視聴者である私が慣れた(飽きた)のか、メインの脚本家が八津弘幸氏から丑尾健太郎氏へ交代したせいなのか分からぬが、この既視感の原因が脚本力の違いであるのは間違いないと思う。そんな本作の残り数話である第7話の演出家が、この投稿の執筆時点(2018年11月26日 6:30)で公式サイトとWikipedia未掲載の青山貴洋氏が初登板となった。

脚本家のネタと構成力不足と、演出家の創意工夫不足が加速…

それなりに視聴率が良く安定した連ドラの中盤で若手演出家をお勉強のために登板させることは良くあること。しかし、第4~6話を丑尾氏と複数名の脚本家で担当してきたのを、丑尾氏1人に戻した。このスタッフの選択が良い方向に運ぶはずがない。脚本家のネタと構成力不足と、演出家の創意工夫不足が加速するのだから。

ドラマが動き出すのが、なんと25分過ぎと言う遅さ!

さて、実際の内容はどうだったか? 社長の佃が会社の方針に対して大英断を社員たちに言い渡すのが、なんと25分過ぎと言う遅さ。それまでの前半は佃の裏で動く陰謀や策略をぼんやりと描きつつ、小ネタで充填して間を埋めたに過ぎない。なぜ、主人公以外の人物や組織を描く尺を長く取るのか、全く理解出来ない。

視聴者が観たいのは「佃が試作品を完成させる過程」では?

ハッキリ言うが、視聴者(私)が本当に観たいのは、佃製作所が “バラバラと団結” と “一難去ってまた一難” を繰り返す姿だと思う。

だから、単純に水増ししただけの前半の25分間を後半に持って来る構成にして、今回の終盤でナレーションで済まされてしまった「佃製作所の試作品を完成させる過程」に割り当てれば良かっただけのことだと思うが。どう言うつもりなんだろう…

あとがき

どうして、皆が観たいと思っていることは分かり切っているはずなのに、意地を張るようにそこを避けるから、回を重ねる毎に、次回への期待感が減り、観終えた虚脱感が増えるのでは? 放送当初は新しい「下町ロケットスタイル」を目指そうと考えているのかと思っていたのですが、こんな状態を見ると。なぜ TBSが成功体験を活かさないのか分かりません…

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