僕とシッポと神楽坂 (第7話・2018/11/23) 感想

テレビ朝日系・金曜ナイトドラマ『僕とシッポと神楽坂』(公式)
第7話の感想。
なお、原作のたらさわみち「僕とシッポと神楽坂」は未読。
トキワ(広末涼子)が風邪で休み、達也(相葉雅紀)と広樹(小瀧望)は、日用品の在りかさえ分からず右往左往。一方、達也の幼なじみでフリーライターの名倉(大倉孝二)の愛犬ラブが発作を起こした。達也は脳腫瘍の疑いがあると診断し、脳外科を専攻していた田代(村上淳)に診てもらおうと提案。その結果、成功率50%の難しい手術になることが判明する。どうすべきか悩む名倉の元に、芸者のまめ福(渚)が駆け付け、達也は驚く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原案:たらさわみち「僕とシッポと神楽坂」
脚本:谷口純一郎(過去作/警視庁・捜査一課長 season3) 第1,2,4,6,7話
国井桂(過去作/隠れ菊) 第3,5話
演出:深川栄洋(過去作/破獄、赤ひげ) 第1,2,3,6,7話
飛田一樹 (過去作/映画『HOMESICK』助監督) 第4話
松本喜代美(過去作/ラストチャンス 再生請負人 演出補) 第5話
主題歌:嵐「君のうた」
達也が獣医であるくだりは、全て不要だと思う…
相葉雅紀さんが、コオ先生役に似合っているのは大いに認める。相葉雅紀さんが、動物と同一画面に収まると何となくホッとするのも認める。しかし、最終回直前だから、敢えて言う。達也が獣医であるくだりは、全て不要だと思う。こう言っては元も子もないが、動物病院のくだりは毎回同じような展開ばかりだから。
ちょっと無責任な飼い主がいて、病気や怪我をしてコオ先生が助けるだけ。それも、その獣医のくだりがメインで無くて、脇役たちのお話の方が印象的だし、放送の尺も多い。こうなると、相葉雅紀さんが獣医であると言うことが、ただの客寄せにしか見えない。
命を扱う話での客寄せは、命を軽視していると見えちゃう…
ただの客寄せなら、他のドラマでも幾らでもあるが、命を取り扱うエピソードで客寄せするのは、あざといとか以前に命を軽んじているように見えちゃう。
Yahoo!テレビの紹介欄には放送前から、「相葉雅紀が獣医師役で主演。動物や飼い主たちとの交流を描く癒やし系ヒューマンドラマ」と書いてあるが、冷静に読めば売り文句に「獣医」も「動物病院」も入っていない。結局、そう言うことだったのか…と、言わざるを得ない。
あとがき
上では小難しい理屈を書きましたが、本音は広末涼子さん目当てで観ているので、その点では、料理下手に描かれているのが気になる位で、それなりに楽しめています。恐らく、相葉雅紀さんや動物が見たい人たちも、それなりに楽しめていると思います。
ただ、私は今作に同放送枠で東日本大震災の年の2~4月に放送された『バーテンダー』のような作品を期待したんです。相葉さんでしか創れないバーテンダー・佐々倉溜が中心に活躍するようなドラマを。
相葉さんが超多忙なために、このような構成になっているのか知りませんが、もっと獣医のコオ先生が見たかったです(まだ、最終回が残ってはいますが)。
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【これまでの感想】
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