相棒 season17 (第6話・2018/11/21) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season17』(公式)
第6話『ブラックパールの女』の感想。
右京(水谷豊)と亘(反町隆史)は、弁護士の連城(松尾諭)の依頼で連続殺人事件の被告・小夜子(西田尚美)と面会する。連城の顧客の出版社を名誉毀損(きそん)で訴えた小夜子が、和解の条件として実績のある刑事との面会を希望したのだ。面会に行った右京らは、小夜子が1年前にシンガポール行きの機内で再生医療の研究者・谷岡(谷藤太)と話し込んだと聞き、興味を抱く。谷岡は少し前に、自宅の浴槽で溺死していたからだ。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
連城が「特命係」に依頼する形にしたら良かったのに…
●脚本:山本むつみ/演出:権野元(敬称略)
序盤で、弁護士の連城(松尾諭)が連続殺人事件の被告・小夜子(西田尚美)との面会を依頼する時に、「杉下右京」でなく「特命係」なら受けてくれる…と言わせたら、もっと『相棒』らしくなったのに、終わってみれば、いつもの『杉下右京の事件簿』に。まあ、ここ最近は、かなり冠城が個性を発揮した放送回が多かったから、そこがまず不満要素なのだが…
思わせぶりなラストにするなら、小夜子のキャラが弱過ぎる
それよりも不満と言うか勿体ないなと思ったのが、小夜子の設定。あのような “思わせぶりなラスト” を持って来るなら、もっと印象的なキャラクターにしなければ、視聴者は肩透かしを食らうだけ。映画『羊たちの沈黙』のレクター博士や、映画『踊る大捜査線 THE MOVIE』の猟奇殺人事件の犯人・日向真奈美のような猟奇的な雰囲気を作るとか。
連城の絡め方も中途半端なまま「…で、どうしたいの?」
その上、折角、連城を登場させたのに、出番は最初と最後だけ。やはり、もっと出番を増やさないと、今後、小夜子が本作に再登場する時に、取って付けたようになる可能性もあると思う。結局、何となく、どこかで見たような内容がずっと続いて、“思わせぶりなラスト” で終了。これでは、「…で、どうしたいの?」と、モヤモヤが晴れなかった…
あとがき
前回、前々回と割と面白かっただけに、今回はガッカリしちゃいました。西田尚美さんの無駄遣いと言うのも付け加えたいです。次回に期待します。
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