まんぷく (第42回・11/17) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まんぷく』(公式)
第7週『私がなんとかします!』の
『第42回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
闇市を歩き回り、ついに世良さんが塩を密売した業者を見つける福ちゃん。予想通り、世良さんが売り上げをかすめ取っていたことを突き止め、世良さんを問い詰めようと向かった先にいたのは、大阪商工会の三田村会長。どうする福ちゃん!?一方、福ちゃんの密会疑惑で揺れる「たちばな塩業」。萬平さんはモヤモヤ、鈴さんはイライラ。その真相は…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
捻りを効かせた痛快アットホームドラマな15分間!
ほーっ、福田靖氏らしいドンデン返しのような捻りを効かせた、痛快アットホームドラマと言う感じの15分間だった。
まず、相手のことを真剣に思う人たちだからこその “些細なすれ違い” を上手く積み重ねた上で、「何とかします」と言った福子が、抜群の問題解決能力を発揮して、華麗にブレイクスルー。
また、三田村会長の投資のエピソードを物語の主軸への絡め方も、最近は身内の話が多かったから、久し振りに本作が大阪経済のドラマであることも再確認させる役目も果たした。お見事。
次の「承」に、大きな推進力を与えた「起」が終了…
そして、ラストは福子の妊娠報告。考えてみれば、この土曜日で1か月半が過ぎ、全体の 1/4 が終わったことになり、それは同時に「起承転結」の「起」が終了したことにもなる。
「起 」がここまで上手くまとまったと言うことは、次週からの「承」が、この先の物凄い大きな推進力になることは間違えなさそうだ。だって、「起」が骨太でなければ、生えて伸びる枝葉も、そこが知れたものになるに違いないから。
とにかく、次週からが楽しみでしょうがない!
だって、ここまで、単純なエピソードの順送りと、気をてらわない自然な展開なのに、山あり谷ありの人生の中で明るく前向きに歩む登場人物たちを、生き生きと描く朝ドラなんて久し振りだからだ。
週の半ばでは気になる点もあったが、終わり良ければ…の満足な1週間だった。
あとがき
実在のモデルが実在し、何を発明するのかと言う結末もほぼ見えている連ドラ(朝ドラ)なのに、ここまでの流れは “ほぼオリジナル脚本” って感じで進んでいますね。
変に史実に縛られずに、フィクションであることを楽しんでいるかのような自由な脚本と、その脚本家の意図を正しく汲み取った演出家とのタッグが、上手くいっているのだと思います。
一時は心配な時もありましたが、今は安心して観ていられる朝ドラのお賭けで、いつの間にか前作のトラウマも、ようやく払拭出来たようです。
今週末は怒濤の秋の婚礼シーズン真っ只中のため、記事の修正やコメントへの返信など、週明けになりそうです(謝)
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