まんぷく (第41回・11/16) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まんぷく』(公式)
第7週『私がなんとかします!』の
『第41回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
塩の出荷を代行していた世良さんが、実は正規のルートで専売局に納めず、闇市で塩を密売しているという噂が萬平さんの耳に入ります。塩の専売局に確認すると、やはり出荷した全ての量は納入されてないことが判明!さらに福ちゃんがある男と密会していたという目撃報告を聞いた萬平さん。悩んだ末に…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
2つのモヤモヤが、かなり晴れて良かった15分間
これまで、宙ぶらりんになっていた2つの騒動に、それぞれ決着が着きそうな展開になった第41回。その1つは、「たちばな塩業」が世良に売り上げを持ち逃げされていることに、なぜ福子が気付かず、どこまで萬平は世良を信用しているのか? もう1つは、ゴッホのようになってしまった画家・忠彦のその後だ。
どちらも、完全に解決した訳では無いが、こちらのモヤモヤがかなり晴れたのは事実。それだけでも、かなり良かった15分間だった。
気になったことも、あるにはある…
ただ、気になったことも無くも無い。例えば、「目撃」を2度使ったこと。1つ目は、塩軍団が闇市で世良を目撃した時。2つ目は、塩軍団が別の日の闇市で福子と真一が歩いているのを目撃した時。
別に気にするなと言われればそうなのだが、ここで気になるのは目撃した人物が、どっちも塩軍団だってことの方だ。給料が少ないとぼやいている割に外出が多い気もするし、それを言うなら福子も外出が多い。確かに、金欠病だと言う訳でも無いし、休日を使っての行き来だからおかしくないのだが、やはり気になってしまった。
今回の15分は、実に構成が良かった
とは言え、今回の15分は実に構成が良かった。まず、アバンタイトルで視聴者たちも心配していた忠彦を登場させ、福子がその問題解決に腰を上げたことをしっかりと描いて、視聴者を安心させた。私としては、世良と忠彦のどちらかが今回のアバンで扱われると想像したのだが、忠彦だった。
しかし、主題歌明けには、先に書いた先日の「世良の目撃談」の話になって、「僕の友だちを悪く言うな!」と言った萬平が、鈴が専売局に問合せて納品量が違うことを知って驚いた。これで、前回でモヤモヤしていたことが何とか片付きそうだ。
でも、ちょっと勿体ないなって思う。この専売局に電話をするのを福子にやって欲しかったなって。その方が夫婦二人三脚の雰囲気が出たと思うから。思い切って、専売局に電話する日と、忠彦を助ける日を違う日の設定にすると言う構成でも良かったかも知れない…
王道の朝ドラ風ホームドラマと、連ドラの醍醐味を味わえた
そして、今度は香田家の場面。解決編の前に描かれた、福子が久し振りに小野家を訪ねて、真一の近況を訪ねるシーンなんて実に良かった。義理とは言え、独り身の新一を本当の家族のように心配する福子の姿は、正にホームドラマって感じ。
その後の香田家で福子と真一が丁寧に丁寧に忠彦を説得する場面は、ジーンと来てしまった。こう言うのが朝ドラらしいホームドラマだと思う。流れにも無理が無いし、説得そのものもハナの言葉を活かして、連続ドラマの醍醐味も味わえた。
そして、その晩に忠彦が改心すると言う素早い展開も良かった、そして忠彦が元に戻って良かった良かった。
あとがき
「もしかして、妻が浮気?」みたいな、ちょっとコミカルなエンディングで締め括ったのも、土曜日の楽しみを増やしましたね。
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