ハラスメントゲーム (第4話・2018/11/5) 感想

ハラスメントゲーム

テレ東系・テレビ東京開局55周年特別企画 ドラマBiz『ハラスメントゲーム』公式
第4話『女の出世vs男の嫉妬』の感想。
なお、原作 井上由美子「ハラスメントゲーム」(河出書房新社)は未読。



女性初の店舗開発部長で、真琴(広瀬アリス)も憧れる秀美(黒谷友香)が、部下から「モラルハラスメント」を受けていると告白する。無視や情報隠しといった嫌がらせの中心人物は秀美と同期入社の次長・岩熊(山中崇)だった。岩熊は常務・脇田(高嶋政宏)に目をかけられ、部長候補といわれていたが、丸尾(滝藤賢一)の一声で秀美が部長になった。モラハラの原因は嫉妬なのか。真相を確かめるため、秋津(唐沢寿明)は岩熊に接触を試みる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:井上由美子「ハラスメントゲーム」(河出書房新社)
   江上剛人生に七味あり」(徳間文庫)
脚本:井上由美子(過去作/まっしろ、遺産争族、BG~身辺警護人~)
演出:西浦正記(過去作/名前をなくした女神、きんぴか) 第1,2,4
   関野宗紀(過去作/医師たちの恋愛事情、オトナ女子) 第3
   楢木野礼(過去作/SUMMER NUDE、独身貴族)
主題歌:コブクロ「風をみつめて」

視聴者の "演者への先入観" を巧みに利用した見事な展開

まず、惚れ惚れするのは、ゲストの女性初の店舗開発部長で、真琴(広瀬アリス)も憧れる秀美を演じた黒谷友香さんと、嫌がらせの中心人物で秀美と同期入社の次長・岩熊を演じた山中崇さんの2人の配役。如何にも見た目や過去の役柄から、秀美は善人で岩熊が悪人と、視聴者は勝手に決め付けちゃう。

もう、この “決め付け” ること自体がハラスメントのようなものだが、視聴者の “演者への先入観” を巧みに利用してミスリードを重ね、中盤以降で岩熊も常務・脇田のパワハラ被害者であることや、秀美の部長としての覚悟不足などが次第に判明し、「あれあれ!?」と言う間に、結末までグイグイと惹き込まれてしまった。

コミカルさとシリアスさが絶妙な、満足度の高い仕上がり

本社店舗開発部長から地方店舗の店長に左遷された秋津の過去を秀逸に物語の主軸に絡めて、一番完成度の高かった第1話を彷彿させる、コミカルさとシリアスさの絶妙な混ざり具合で、本作らしさを魅せた第4話。その上、マルオーがスーパーマーケット経営をしている必然性もちゃんと盛り込まれ、満足度の高い仕上がりだった。

全編通しての騙し騙されが『ハラスメント・ゲーム』に相応しい内容

特に終盤での、秀美と岩熊を同席させた場で魅せた “秋津ならではの毒気” をきっかけに、2人の本音が詳らかになっていく過程は、実に痛快の一言。そして、真琴に敢えて「男らしくないです」とジェンハラの台詞を言わせて、秋津の下での成長までも盛り込んだ。当然、連ドラの楽しさも。正に『ハラスメント・ゲーム』に相応しい内容だった。

あとがき

主人公だけでなく脇役のキャラまで詳細に個性が描かれ、そのキャラが物語にフィードバックされ、見事な連ドラに仕上がっていると思います。視聴率は『月9』に遠く及びませんが、ドラマの醍醐味を味わいたいなら本作の視聴をお勧めしたいです。

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ハラスメントゲーム
風をみつめて


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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話

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ドラマBiz『ハラスメントゲーム』第4話

内容店舗開発部で、ハラスメントの講習を行った秋津(唐沢寿明)真琴(広瀬アリス)その直後、コンプライアンス室に部長の貴島秀美(黒谷友香)がやってくる。女性初の開発部長で、その上、最年少の部長。真琴の憧れの先輩だった。秀美によると、部下からモラルハラスメントを受けているという。配属初日は好意的だったが、翌日から無視や情報隠し。その中心人物というのが、秀美の同期で、次長の岩熊義雄(山中崇)もともと...

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