SUITS/スーツ (第4話・2018/10/29) 感想

フジテレビ系・月9『SUITS/スーツ』(公式)
第4話『謎多き薬害訴訟』の感想。
なお、原作のアメリカのドラマシリーズ「SUITS」NBC Universal製作は、未見。
大輔(中島裕翔)は大家・木嶋(南雲佑介)に退去を迫られる友加里(生越千晴)の弁護を担当。一方の甲斐(織田裕二)は製薬会社の弁護をチカ(鈴木保奈美)に押し付けられる。薬害訴訟を起こされた同社の社長・辛島(小市慢太郎)はチカの元夫だった。甲斐は見舞金を払って和解を狙うが、相手側弁護士・福原(渡辺憲吉)から50億円を請求され交渉は決裂。そんな中、大輔は法廷に立つが、相手側弁護士は甲斐の後輩・美智瑠(山本未來)で…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:「SUITS」NBC Universal製作
脚本:池上純哉(過去作/相棒シリーズ、刑事ゆがみ2)
演出:土方政人(過去作/大貧乏、明日への約束) 第1,2話
石井祐介(過去作/SUMMER NUDE、探偵の探偵) 第3,4話
音楽:眞鍋昭大(過去作/劇場版『コードブルー ―ドクターヘリ緊急救命―』)
主題歌:B'z「WOLF」(VERMILLION RECORDS)
「織田×裕翔×保奈美」の出番を増やしてファンの満足度アップ!
まず、織田裕二さんと鈴木保奈美さんの2ショットのシーンを増やして、『東京ラブストーリー』ファンを喜ばせ、鈴木保奈美さんの出番も増やし、織田裕二さんと中島裕翔さんを別々に行動させて、3人のファンの満足度を高めて、視聴率低下を阻止しようと言う作戦に出たような第4話。相変わらず、番宣や提灯記事も増えているし、フジテレビの必死さが伝わって来る…
なぜもっと興味関心を抱くような案件を創り出さない?
さて、前回あたりから “ほぼW主演” になった本作ゆえに、描かれる案件も2つ。だから、1つの案件に割かれる時間が少なくなるのは必然だから、出演者目当ての以外の視聴者が興味関心を抱くような案件を創り出せば良いのに、今回の2つの案件もパッとしない内容。原作があるのだから、本作に応用出来ないのだろうか?
CMのタイミングが悪過ぎて、話がブツ切れ…
その上、演出的にこのまま進めば良いなと思う所に、ほぼ確実に話の腰を折るようにCMが入る。そのために、話がブツ切れ。そうやってCMを見せて、スポンサーへの配慮をしているのだろうが、そもそも作品全体のテンションが高い訳でないのだから、せめてCMのタイミングは精査して、内容を引き締めた方が良いと思う。
あとがき
主人公側が勝訴するのは明らかなドラマです。だからこそ、もっと勝ちに辿り着くまでの丁寧な描写と結末のサプライズ感が欲しいです。こう言っては何ですが、こんな案件で面白いと思う人は良いですが、私には物足りないです。
折角、織田裕二さんと中島裕翔さんが良い意味で “違い” が面白く描かれているのですから、案件をもっと面白くすれば、出演者がお目当てでない視聴率も稼げると思います。
【追記 2018/10/30 11:58】
第4話の平均視聴率は 8.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)と初の1桁となりました。因みに第1話の平均視聴率は 14.2%、第2話は 11.1%、第3話は 10.3%でした。
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