カーネーション:再放送 (第151回/最終回・2018/10/29) 感想

連続テレビ小説「カーネーション」

NHK総合・連続テレビ小説『カーネーション』公式
第26(最終)週『あなたの愛は生きています』の『第151回/最終回』の感想


 私は本作を初見なので、ネタバレ等のコメントは無視します。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


【第151回/最終回】
平成22年9月のだんじり祭の日。2階のサロンは、三姉妹や従業員ら、糸子(夏木マリ)につながる大勢の人でにぎやかだ。糸子の笑顔の写真が、それを見下ろしている。優子(新山千春)と直子(川崎亜沙美)はいっそう忙しく仕事に没頭しているが、互いのショーを見に行くようになった。聡子(安田美沙子)は相変わらずロンドンだ。充実している3人だが、ふとした瞬間に糸子を思う。糸子の心は、そんな3人に常に寄り添っている。
---上記のあらすじは[NHK番組表]より引用---

【第151回/最終回】

「糸子=だんじり」なのは、ず~っと大昔のお話でしょ?

本放送時は、2012年3月31日(土)で、第26(最終)週の最終日。時は、平成22年(2010)9月の岸和田だんじり祭りの日。もはや、最終回で “だんじり” を見せられても、「糸子=だんじり」なのは、ず~っと大昔のお話。

いくら、これでもかって位に、夏木マリさんの糸子の写真をインサートしまくっても、結局、尾野真千子さんの糸子がいた「本作が名作の予感で煌めいていた時代」があったからこその最終回の “だんじり”。「晩年編」の登場人物総出演でワイワイ騒ぐのは、ちょっと違うような…。

もちろん、10分過ぎのだんじり祭りの日の回想シーンに、糸子の幽霊がガッツリ登場するのは、それ以前の問題で…

最後の病院のシーンで、"糸子と奈津が再会した" と信じたい…

5分過ぎには、平成23年(2011)10月。糸子の死後5年後。そして、10分過ぎの本作最後となった糸子のナレーションも、“ほぼポエム” で雰囲気だけって感じ。

ただ、唯一褒めるとすれば、最後の病院の場面だ。病院の出入り口を屋内から撮影したカットで、看護師が去った後、人がいないのに自動ドアが開いて、飾られていた観葉植物のアレカヤシの葉がファーっと揺れたのは、あの世の糸子の仕業であること。

そして、朝ドラ『カーネーション』の第1回を見ているのが、車椅子に座った奈津だってこと。10分過ぎのあざとい幽霊のような糸子の存在感の表現ではないし、どこにもあの老女が奈津であるとの記載も台詞も無かったが、あれが糸子と奈津でなければ、この1か月間は本当の蛇足でしかないと思うから、私はあれを「糸子と奈津の再会」と信じる。

「秀作」の少女期、思春期、中年期があったから…

そして、それらのことからも、第一部(少女期)と第二部(思春期と中年期)と言う「秀作」があったから、第三部(晩年期)が蛇足であっても、それなりに受け入れられたと言うことは明らかだ。「名作」の予感の本作も “朝ドラの魔のラスト1か月” には勝てなかったか…残念。

あとがき

それにしても、これまで母と娘の関りなんて、ほぼ描いて来なかったのに、最終回でここまで表面的になると分かっていて書きますかね。やはり、尾野真千子さんの糸子が60歳のだんじり祭りの日までを半年間掛けてじっくり描いて欲しかったです。

夏木マリさんの糸子がダメだとか、そう言うことではありません。この脚本家が大幅に時間経過をする時に限って、大量の状況説明を入れて物語を停滞させることを繰り返すのは、第二部の途中で明白でしたから、やるべきでなかったと思います。

「名作」や「傑作」の声が多いようですが、最終回まで込みなら「良作」か「佳作」でしょうね。でも、ここ数年の朝ドラと比べれば、第二部までなら何度も見たいなと思う作品です。そして、第二部までの録画は永久保存しておきます。

それと、放送終了後に調べてみると、やはり最後に登場した車椅子の老女は、晩年の奈津であると副音声で放送されたことと、奈津を演じたのが、直子を演じた川崎亜沙美さんの本当の祖母だったことを知りました(川崎亜沙美さんの該当ブログ記事)。もっと、分かり易い描写と表現にしたら、前半のワイワイとバランスが取れたのに…

最後に、全151回に多くのコメントや Web拍手を頂き、ありがとうございました。そして、この度の再放送が、初見の私と当blogの読者さんのために、ネタバレしないように大変な気遣いをして下さった読者の皆さんに大感謝です。お蔭で、最終回まで楽しく観ることが出来ました。本当にご協力に感謝致します。

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【これまでの感想】
第1週『あこがれ』
1,2 3,4 5,6
第2週『運命を開く』
7,8 9,10 11,12
第3週『熱い思い』
13,14 15,1617,18
第4週『誇り』
19,20 21,22 23,24
第5週『私を見て』
25,26 27,28 29,30
第6週『乙女の真心』
31,32 33,34 35,36
第7週『移りゆく日々』
37,38 39,40 41 42
第8週『果報者』
43 44,45 46,47 48
第9週『いつも想う』
 49 50,51 52,53 54
第10週『秘密』
55 56,57 58,59 60
第11週『切なる願い』
61 62,63 64,65 66
第12週『薄れゆく希望』
67 68,69 70 71,72
第13週『生きる』
73,74 75
第14週『明るい未来』
76 77,78 79
第15週『愛する力』
80 81,82 83,84 85
第16週『揺れる心』
86 87,88 89,90 91
第17週『隠しきれない恋』
92 93,94 95,96 97
第18週『ライバル』
98 99,100 101,102 103
第19週『自信』
104 105,106 107,108 109
第20週『あなたを守りたい』
110 1111,112 1113,114 115
第21週『鮮やかな態度』
116 117,118 119,120 121
第22週『悔いなき青春』
122 123,124 125,126 127
第23週『まどわせないで』
128 129,130 131,132 133
第24週『宣言』
134 135,136 137,138 139
第25週『奇跡』
140 141,142 143,144 145
第26(最終)週『あなたの愛は生きています』
146 147,148 149,150

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まさか、最終回にヒロイン、糸子が遺影として見守るフィニッシュとは思わなかったので、びっくり実はリアルタイムの時から、評判に興味を持ったものの、途中からだったので、総集編に期待。でも、全編見ると、毎回のディテールが素晴らしく、また別の感慨があったのでした。ちなみに、最初に興味を持ったのは、周防さんを演じた綾野剛と、どういう距離感で始まるか、とか(実は、最初は最悪の出会いで、かなりしてから偶然、...

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