大恋愛~僕を忘れる君と(第2話・2018/10/19) 感想

TBS・金曜ドラマ『大恋愛~僕を忘れる君と』(公式)
第2話の感想。
真司(ムロツヨシ)への気持ちが止められなくなった尚(戸田恵梨香)は、侑市(松岡昌宏)に婚約解消を申し出る。予定より早く帰国した侑市は、尚と会うことに。翌朝、侑市は遅れてきた尚を診察室に案内。アルツハイマー病の前段階・軽度認知障害(MCI)の可能性があると告げる。物忘れについては自覚症状があった尚だが、なぜ侑市が突然そんなことを言うのか、戸惑いを隠せない。同じ頃、真司のアパートに薫(草刈民代)が押し掛けてくる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:大石静(過去作/家売るオンナ、トットちゃん!)
演出:金子文紀(過去作/監獄のお姫さま、チア☆ダン) 第1,2話
岡本伸吾(過去作/隠蔽捜査、TAKEFIVE)
棚澤孝義(過去作/きみが心に棲みついた)
音楽:河野伸(過去作/重版出来!、おっさんずラブ)
主題歌:back number「オールドファッション」
恋愛の "相手の全てを受け止める" をブレずに描き切った
まず、個々の登場人物の言動に違和感がなく、それぞれに共感出来る部分が丁寧に且つしっかりと描かれているのが素晴らしい。だからこそ、若年性アルツハイマー病を患った尚の自然体で生きようとする姿を応援したくなるし、この先がどうなるか分からない尚を受け止めようとする真司がカッコよく見える。
とにかく、「恋愛」の中の様々な感情の中から、“相手の全てを受け止める” と言う部分に注視して、ブレずに描いた第2話も感動させられた。
徹底的に創り込むのは悪くない。だが、息抜きも欲しい…
そこで、1つだけ提案。折角ムロツヨシさんがいるのだから、もう少しだけコミカルな要素があったら、少しだけ緊張感が解れて、もっと面白味が増えるかなと。やはり、テーマ自体がとても重厚のためと思うが、脚本も演出もかなり徹底的に創り込んでいる印象が強いのだ。
だから、緊張と緩和をもう少し加えたら良いかなと。そうそう、今回の富澤たけしさんみたいな部分がもう少し欲しいかな…
あとがき
本作を見ながら、いろいろ考えさせられます。そして、尚と真司の気持ちにグイグイと惹き込まれます。第2話で既にかなりの完成度の本作だけに、息切れしないよう少しだけ緩急を付けて欲しいです。次回に期待します。
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大恋愛~僕を忘れる君と 上 (扶桑社文庫)
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【これまでの感想】
第1話
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