カーネーション:再放送 (第139,140回・2018/10/19) 感想

連続テレビ小説「カーネーション」

NHK総合・連続テレビ小説『カーネーション』公式
第24週『宣言』の『第139回』と、第25週『奇跡』の『第140回』の感想。


 私は本作を初見なので、ネタバレ等のコメントは無視します。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


【第139回】
糸子(夏木マリ)のブランド「オハライトコ」の発表は大成功。糸子は三姉妹と写真に納まり感慨深く思う。里香(小島藤子)は優子(新山千春)に、東京の高校へ戻る決意を告げる。東京へたつ日、礼を言う里香に涙を見せようとしない糸子。里香はだんじり祭のころにまた来ると告げる。その夜、糸子は独りの寂しさをかみしめる。だが9月のだんじり祭には、小原家は優子や直子(川崎亜沙美)、孫たち、大勢の来客でにぎわうのだった。

【第140回】
平成13年、88歳になる糸子(夏木マリ)の生活は仕事と友人たちとの遊びで充実しているが、病院にも毎週のように通っている。行きつけの病院の事務長(蟷螂襲)に声をかけられ、院長・龍村(辰巳琢郎)の所に案内される。龍村は、病院のイベントで職員をモデルとしたファッションショーを開いて患者に見せたいと言う。喜んで受ける糸子。ふと龍村から聞きなれない名字の入院患者について尋ねられる。その名前は「奈津」だった。。
---上記のあらすじは[NHK番組表]より引用---

【第139回】

1年前の糸子の教えを忘れず帰って来た里香のくだりが秀逸

本放送時は、2012年3月17日(土)で、第24週『宣言』の最終日。時は、昭和61年(1986)7月20日。

オハライトコブランド発表会が開催され、大盛況の内に終了。翌朝、糸子は自分の新ブランドの記事が新聞の一面を飾ると期待していたが、元・中村俊太郎で現・中村冬蔵が人間国宝に選ばれた記事に手柄を持って行かれた。そして、里香も東京へ帰った。

そして、昭和61年9月14日のだんじり祭り。髪の毛を黒くそめた里香がリビングに姿を見せる。だんじりを見にやって来たのだ。このくだり、第128回で、昭和60年10月に初めて里香が登場した際に、反抗期だった里香に糸子が言ったこの台詞↓の答えになっている。

糸子「だんじり 見てへんさかい こないグレてしもたんやで。
   来年まで ここ おり。
   ほしたら だんじり 見れるさかい。
   ええで~ だんじりは」

糸子が「岸和田に1年居なさい」と言ったのに東京に行ってしまった里香が、糸子の「教え」を覚えていて帰って来たと言う展開を、しっかりと半年間のエピローグに盛り込んだ構成には、ちょっとグッと来た。これで、里香の存在理由が出来たと言う意味もあるし。最終回に向けて、盛り上がって来た…

元・春太郎再登場のインパクトが強過ぎて…

また、最終回までには再登場するとは思っていたが、意外な形で再登場した春太郎。春太郎のインパクトが強過ぎて、他の内容が飛んでしまう程だ。だから、この感想も最初に里香のことを書いたのだが。

確かに、こう言う遊び心も時には必要だし、悪いとは思わない。ただ、ここ最近は折角いい感じで晩年の糸子が描かれている状況を考えると、さじ加減が正しかったかどうかと言う疑問は残る。

凡そ9回分を “無駄” にしたのが悔やまれるが…

それにしても。最終回まで、残り2週と1回となった今回。糸子を含めた俳優の入れ替えをしたのが、第127回のラスト。そして、本作が再び面白くなって来たのが、第136回。凡そ9回分を “無駄” にしたと言わざるを得ない。それが何より本当に悔やまれる。その尺をもっと他に使っていたら…。

しかし、第136回から順調に右上がりに進んでいるのは間違いない。このまま、ラスト2週間を走り抜けて欲しい。それにしても、毎日2回分を再放送で見ると、あんなに馴染んでいた元気と切なさが売りだった尾野真千子版の糸子よりも、年の割に威勢が良過ぎる夏木マリ版の糸子に慣れてしまうから恐ろしいものだ…



【第140回】

53年振りの奈津との再会で "朝ドラの醍醐味" を味わいたい

本放送時は、2012年3月19日(月)で、第25週『奇跡』の1日目。時は、平成13年(2001)7月。前回から、いや週明けして15年もまた時間経過した本作。糸子も、88歳になっている。そして、ついに奈津との再会だ。

最後の別れの時にも散々書いたが、少なくとも奈津は三姉妹とも交流があったと考えるのが普通だったから、最後の見送りのシーンには三姉妹がいるべきだったと今でも思うし、いなかったことで妙な別れのシーンになり、奈津はそのままフェードアウトしたのが残念だったのを思い出した。

とは言え、糸子と奈津の再会から、小さくても良いから心に残るようなエピソードを描いて欲しいと願う。そう言うのこそ、半年間見続けた朝ドラの醍醐味だから。それにしても、奈津が結婚して安岡美容室を去ったのが「第95回」で、劇中時間は昭和23年(1948)で、糸子35歳の頃。53年の時が経っていることになる…

江波杏子さんの「何や」で、総毛だってビビッてしまった

そして、奈津役が栗山千明さんから江波杏子さんへ。どうやら大人の事情で急遽糸子の晩年のキャスティングが変わったそうだが、江波杏子さんが奈津を演じるのは実にピッタリ。最初の一言「何や…何か用け?」で、総毛だってビビッてしまった。

流石、映画『女賭博師』シリーズで「昇り竜のお銀」と日本中の人気を浚った名女優だ。中でも私が好きなのは映画『女賭博師 壺くらべ』。未見の方には是非見て欲しい。江波杏子さんはもとより、丸山明宏(美輪明宏)さんと成田三樹夫さんの名演技も見所だ。


女賭博師 壷くらべ [DVD]

あとがき

今日の再放送直前のニュースがギリギリまで終わりそうにないから、妙にハラハラしてしまいました。さて。週跨ぎで、また15年も時間経過したので、里香の話は「だんじり」で終わりなのでしょうか。周防の件もそうですが、なかなか次に繋がり難いエピソードを選択しますよね。

まあ、史実があるので、それに寄せざるを得ないのも分かりますが、あくまでも「モデル」で「フィクション」をもっと押し出した作品づくりでも良かったと思います。でも、糸子と奈津らしい再会のシーンは、お見事でした。


残念ながら、まだ、本人は気付かずに “ネタバレ” を書いて「教えてあげるよ」と言わんばかりの人がいます。本当に “ネタバレ” は止めて下さい! 私以外にも、この再放送が初見で、番組と私の感想を楽しみにしている読者さんがおられるので。引き続き、ご協力お願いいたします。 ※暫く、テンプレです(謝)

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★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/11989/

【これまでの感想】
第1週『あこがれ』
1,2 3,4 5,6
第2週『運命を開く』
7,8 9,10 11,12
第3週『熱い思い』
13,14 15,1617,18
第4週『誇り』
19,20 21,22 23,24
第5週『私を見て』
25,26 27,28 29,30
第6週『乙女の真心』
31,32 33,34 35,36
第7週『移りゆく日々』
37,38 39,40 41 42
第8週『果報者』
43 44,45 46,47 48
第9週『いつも想う』
 49 50,51 52,53 54
第10週『秘密』
55 56,57 58,59 60
第11週『切なる願い』
61 62,63 64,65 66
第12週『薄れゆく希望』
67 68,69 70 71,72
第13週『生きる』
73,74 75
第14週『明るい未来』
76 77,78 79
第15週『愛する力』
80 81,82 83,84 85
第16週『揺れる心』
86 87,88 89,90 91
第17週『隠しきれない恋』
92 93,94 95,96 97
第18週『ライバル』
98 99,100 101,102 103
第19週『自信』
104 105,106 107,108 109
第20週『あなたを守りたい』
110 1111,112 1113,114 115
第21週『鮮やかな態度』
116 117,118 119,120 121
第22週『悔いなき青春』
122 123,124 125,126 127
第23週『まどわせないで』
128 129,130 131,132 133
第24週『宣言』
134

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