リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~ (第2話/15分拡大スペシャル・2018/10/18) 感想

リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~

テレビ朝日系・木曜ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』公式
第2話/15分拡大スペシャル『女性役員パワハラ裁判3億円!?録音データに勝つ!』の感想。


大手企業の元役員・美鈴(斉藤由貴)が「京極法律事務所」を訪問。パワーハラスメントを理由に不当解任されたため損害賠償請求の民事訴訟を起こしたが、弁護士が降りてしまったという。断ろうとした翔子(米倉涼子)は成功報酬の額を聞いて態度を一変。先方代理人は古巣「Felix&Temma法律事務所」の美奈子(菜々緒)だ。罵声の証拠データの存在が判明する中、青島(林遣都)は美鈴の元部下・城野(平山浩行)に証人を頼む。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:なし
脚本:橋本裕志(過去作/死神くん、オトナ高校)
演出:田村直己(過去作/ドクターXシリーズ) 第1,2
   松田秀知(過去作/ドクターXシリーズ)
音楽:菅野祐悟(過去作/アイムホーム)
主題歌:SEKAI NO OWARI「イルミネーション」

前回より「大門未知子」が薄まった主人公の設定に難あり

報道によれば、主人公の「小鳥遊翔子」が「大門未知子」と似ている(いや、ほぼ同じか?)のは、演じる米倉涼子さんが「大門未知子役はやりたくない」のと、演じさせるテレ朝が「大門未知子をやって欲しい」のとの大人の事情同士のせめぎ合いで構築されたからやむを得ないのだろう。

しかし、未知子と翔子の差を作るために “鉄オタ” 設定を付け加えたのが失敗だったような。むしろ “医療ドラマオタ” で「私、失敗しないので」が口癖…くらいのドクターXファンへのサービスをしちゃう位に突き抜けたら良かったのに。その位はテレ朝がオスカーを説得するべきだったと思う。

まだ、第2話の視聴率は発表されていないが、第1話の視聴率が『ドクターX』に及ばなかったことからも、やはり主人公の設定に難ありって気がしてならない。ただ、第1話よりも「大門未知子」は影を潜めたのは認めるが…

法律実務家監修をちゃんとしているのか?

さて、ドラマを面白おかしく見せるために、ある程度のことは認めるが、法律の素人の私でも、法律実務家の言動にご都合主義によるデタラメが多過ぎるような。法律実務家監修をちゃんとしているのか甚だ疑問だ。

『99.9-刑事専門弁護士』や『リーガル・ハイ』は、その点はしっかりと監修された上にフィクションの楽しさがあったのだから、出来ないのではなく、やっていないと言わざるを得ないのも残念。

「大門未知子」が薄まって主人公の魅力や存在感まで…?

そして、肝心の本編。「大門未知子」が僅かにではあるが影を潜めたお蔭で、逆に主人公の魅力や存在感まで影を潜めてしまったのはどうかと思う。指示を出しているか、幾つかの美味しい所を持って行くだけかって印象しかない。ラストを見ても「元敏腕弁護士」らしさを表現したにしては物足りないご都合主義だし…

流石に展開が間延びし、遅過ぎる

更に、物語は個性はあるが法律事務家としての能力は今一つな所員たちばかりだから、前半は小ネタの連続とダメさを強調。小ネタ自体が楽しいのは認めるが、幾ら何でも所員たちのダメなお蔭を描くために、ドラマが動き出すのは、翔子が「まだ方法はあるわよ」と言った43分過ぎから。流石に展開が間延びし、遅過ぎると思う。

あとがき

前回は、それなりに楽しめたのに、大門未知子色が薄まった途端に、あちこちのほころびが見えて来たって感じです。でも、一番の問題は、『ドクターXシリーズ』の面白さを、違う番組に知らず知らずの内に求め期待していることかも知れません。

でも、『ドクターX』も『99.9』も『リーガル・ハイ』も無ければ…とは言えませんしね。拡大版でない次回が本作の腕の見せ所になるかも知れません…。で、今回で最も印象的だったのは、翔子と対立する弁護士・天馬壮一郎(小日向文世)が秘書・中沢淳美に赤ワインをぶっかける場面。

1976年公開の悲しきホラー映画の金字塔『キャリー』で、女学生のキャリーが苛めに会い、パーティの席で天井からブタの血を全身にぶっかけられる名シーンです。ホラー映画なのに実に切なく悲しい物語。久し振りに名作の余韻に浸りたくなりました。未見の方は必見の名作です。



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【これまでの感想】
第1話

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