獣になれない私たち (第2話・2018/10/17) 感想

日本テレビ系・新水曜ドラマ『獣になれない私たち』(公式)
第2話『反撃開始!!仕事も恋も、私変わりたい』の感想。
晶(新垣結衣)は、社長の九十九(山内圭哉)に業務内容の改善を要求。しかし、九十九は帰ってから返事すると言い、海外出張へ。夜、晶は行きつけの「5tap」で遭遇した恒星(松田龍平)と話し、デザイナーの呉羽(菊地凛子)が恋に落ちた瞬間を「鐘が鳴る」と表現したと聞かされる。翌日、有給休暇にもかかわらず、晶は無断欠勤中の営業・上野(犬飼貴丈)を訪ねる羽目に。さらに、京谷(田中圭)の会社のイベントに参加するが…。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:野木亜紀子(過去作/逃げるは恥だが役に立つ、アンナチュラル)
演出:水田伸生(過去作/ゆとりですがなにか、先に生まれただけの僕、anone)
挿入歌:ビッケブランカ「まっしろ」
主題歌:あいみょん「今夜このまま」
長尺の回想シーンより、同居人を描くべきでは?
第1話で「4年経過」の部分を私が勘違いしたのを、信者が責めて来たので一度は見るのを辞めた本作。しかし、面倒がらずに第2話だけ見てみようと思って見てみたが、やはり引っ掛かったのは時間経過の表現方法。あんなに長い回想シーンって必要かなって。
出張先のビジネスホテルのベッドの上で見ていたせいもあるが、見ながら睡魔との戦いになってしまった。
回想シーンを全面的に否定はしないが、それよりも第2話で描くべき描写があるのに、なぜそっちを優先させないの? ってこと。それは。京谷(田中圭)の同居人である朱里(黒木華)。わざわざ演技派の黒木華さんを配役しているのに、この扱いは、明らかに引き延ばしにしか感じない。
普通に晶と恒星の距離感を描くだけで恋バナになるのでは?
どうして、ダブル主演を放送前から謳っているのに、晶(新垣結衣)と恒星(松田龍平)の距離感を描かないのだろう? 本来は、そこを丁寧に描くだけでそれなりの恋バナは作れちゃうと思うのだが。
出演者のファン頼みの作品づくりが見に余るのが残念…
結局、出演者のファン頼みの作品づくりになっているような。そして、放送から数日経った今、ネット上ではその主演者のファンも目も細めているのが現状。
確かにどの俳優が出演してどんな役を演じるのかは、見るドラマを決めるのに重要な要素であることは認めるが、でも一番重要なのはお目当ての俳優さんが魅力的な登場人物を演じて、その内容が共感出来たり応援出来たりする、身近だけど架空の面白さを与えてくれることでは? その点に於いて、本作は外している部分が多過ぎるような気がする…
あとがき
もう少し、全ての登場人物に共感したくなる要素をプラスした良いのにって思いました。見ていてイライラする要素の方が気になりましたし、第2話でほぼ群像劇化したために物語はバラバラになってしまいましたし、やはり物語そのものに共感し辛いです。
唯一の良いところは、あんなに好感度の高い新垣結衣さんが、共感出来ない登場人物を演じる新鮮さです。それ以外はちょっと…。と言う訳で、第2話で継続視聴も感想もリタイアします。やはり、野木亜紀子さんは原作アリの脚本の方が得意なのかも知れませんね。
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【これまでの感想】
第1話
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