相棒 season17 (第1話/初回30分拡大スペシャル・2018/10/17) 感想

テレビ朝日系・『相棒 season17』(公式)
第1話/初回30分拡大スペシャル『ボディ』の感想。
国家公安委員で大学教授の冨貴江(とよた真帆)がかかってきた電話をとると、夫・鋼太郎(利重剛)が自分の実父・鐵太郎(中田博久)を殺害したと告げた。冨貴江と鋼太郎、鐵太郎の妻・祥(谷村美月)は、鐵太郎が行方不明ということにして警察に届け出る。3カ月後、特命係の右京(水谷豊)と亘(反町隆史)、青木(浅利陽介)は、週刊誌の記事で鐵太郎の失踪を知る。峯秋(石坂浩二)の口利きもあり、右京と亘は失踪について調べ始める。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
「2サス」で始まった『相棒』が「2サス」に原点回帰?(困)
●脚本:輿水泰弘/演出:橋本一(敬称略)
簡単感想で。
何とも物足りない初回30分拡大スペシャルだった。演出的にはスローモーションなどをちょこちょこと入れたり、ロケセットを作ったり頑張ってはいるし、脚本的には刑事コロンボの『パイルD-3の壁』を匂わせたり、しきりに『相棒』らしさを盛り込んで来たのも認めるが…
どうしても「2時間サスペンス」に “相棒キャラ” が出演しているような雰囲気が漂ってしょうがなかった。まあ、元々『土曜ワイド劇場』から始まった本作だから、元に戻っただけだと言ってしまえば、それまでだが…
右京と亘らしさは描けていたが、延長して2週跨ぎなの?(困)
でも、番宣で売りにしていた “3人目の相棒” も、ふたを開けてみれば、内容的にはいつもの右京さんと亘。その上ちょっとしつこい位に、2人の特徴を亘の台詞に盛り込み過ぎなのは気になったが、まあ「2人を描き分けた」と言う意味では悪くない。
ただ、30分前には異様なテンポの悪さに「まさか、2週跨ぎ?」と思わせて、結局その通りになってしまう点も、物足りなさに通じてしまった。だから冒頭で書いたとおりに、何とも物足りない初回30分拡大スペシャルだったって訳だ。
あとがき
21時スタートで「初回30分拡大」にして「2週跨ぎ」にするなら、20時スタートで「2時間スペシャル」にして1話で決着をつけて欲しかったです。ただ、裏番組との大人の事情もあるんでしょう。だって、第2話も「21時スタートで15分拡大」ですから。しょうがないのかなぁ。
そうそう、とよた真帆さん、利重剛さん、谷村美月さんの家族は見ていて良いなと思いましたが、これがまた「2サスらしさ」を冗長しているとも言えるのが残念と言うか…
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