僕らは奇跡でできている (第2話・2018/10/16) 感想

関西テレビ制作・フジテレビ系・『僕らは奇跡でできている』(公式)
第2話『鳥と話す男、ひとり焼肉へ』の感想。
育実(榮倉奈々)の医院で水道の蛇口の音が鳥と会話をする「バードコール」に使えると気付いた一輝(高橋一生)は、次の授業は野外調査をすることに。新庄(西畑大吾)ら学生達は不満顔。バードコールの材料を買いに行った一輝は、育実の医院で知り合った虹一(川口和空)と公園で再会し、動物の話で盛り上がる。だが、虹一の母・涼子(松本若菜)はそんな一輝を怪しむ。調査当日、一輝はやる気のない学生達を率いて山に入る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:橋部敦子(過去作/フラジャイル、A LIFE~愛しき人~)
演出:河野圭太(過去作/HOPE~期待ゼロの新入社員~) 第1,2話
星野和成(過去作/あいの結婚相談所、ハゲタカ)
坂本栄隆(過去作/脳にスマホが埋められた!)
音楽:兼松衆、田渕夏海、中村巴奈重、櫻井美希
オープニングテーマ:Shiggy Jr.「ピュアなソルジャー」
主題歌:SUPER BEAVER「予感」
奇を衒わずに堂々と淡々と描く…それが素晴らしい
第1話を見ていない妻と一緒に第1話を見た。妻に言わせると、「説明が無いのに、登場人物たちの関係がきちんと伝わってくるのはスゴイ。けど、どこが面白いのか私には分からない…」だそうだ。ある意味で、本作を的確に表現した言葉だと思う。
今回も、状況説明的な台詞は基本的に無く、全てが登場人物の台詞と動作で表現される。そして、表現されるのは、テレビの中で普通に生きている人たちの普通の日常と、ありふれた日常の中にふと訪れる新発見の驚きやきらめき。これらを、奇を衒わずに堂々と淡々と描く…それが素晴らしい。
私への問い掛けが聞こえて来て、ハッとする瞬間がある
その上、淡々と描かれる日常を、俯瞰の目線で見ると、実はあちこちに私(視聴者)への問い掛けや訴えが見え聞こえて来る。そして、「自分なら…」とハッとする瞬間がある。それにしても第2話で、ほぼドラマのスタイルが決まったのは驚きだ。あとは、結末はどんな方向になるのか? であるが、それも自然体で待つ方が本作には合ってるかも…
あとがき
今回は、「音」を巧みに使ったエピソードが面白かったです。また『鳥と話す男、ひとり焼肉へ』と言うサブタイトルも素敵ですよね。次回にも期待します。
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【これまでの感想】
第1話
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