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下町ロケット(2018年版) (第1話/初回25分拡大スペシャル・2018/10/14) 感想

下町ロケット(2018年版)

TBSテレビ系・日曜劇場『下町ロケット(2018年版)』公式
第1話/初回25分拡大スペシャル『新シリーズ幕開け!ロケットから撤退か?夢を諦めずに立ち向かえ!!』の感想。
なお、原作の 池井戸潤「下町ロケット ゴースト」(小学館)は未読。


佃製作所の社長・佃(阿部寛)は帝国重工と協力し、純国産ロケット開発計画に携わっている。ある日、佃は帝国重工宇宙航空開発部部長・財前(吉川晃司)から、次回の計画で帝国重工がロケット事業から撤退する可能性があると知らされる。さらに、社長が交代した大口取引先の農機具メーカーから取引削減も迫られ、先行きに暗雲が。そんな中、経理部長・殿村(立川談春)の父親・正弘(山本學)が倒れたという連絡が届く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:池井戸潤「下町ロケット ゴースト」(小学館)
脚本:丑尾健太郎(過去作/小さな巨人、ブラックペアン)
演出:福澤克雄(過去作/小さな巨人、陸王、ブラックペアン) 1
   田中健太(過去作/小さな巨人、陸王、ブラックペアン)

今回も「半沢直樹スタイル」だろうと、ほぼ諦めていた

最初に前提的な感想を言ってしまおう。予想よりは良かった…と思う。その理由は幾つかある。

2013年放送の『半沢直樹』で作り上げられたと言っても過言でない、オジサン俳優の涙目で怒鳴るアップの多用、くどい位に煽る演出、音楽で盛り上がっているように錯覚させる編集、本業が俳優でないタレントの多用で新鮮味を醸し出しているつもりの企画、これらを「半沢直樹スタイル」とでも言おうか。

そして、『半沢直樹』以降の『日曜劇場』でこの「半沢直樹スタイル」で作られたドラマが次々と作られた。当然、内容こそ違えども、どの作品も表面的には、似たような仕上がりになってしまう。そして、私は、今回の『下町ロケット』も同じ「半沢直樹スタイル」で作られると、ほぼ諦めていたのだ。

これまでの「半沢直樹スタイル」は完成モデルではない!

しかし、実際に見てみるとだいぶ違う点に気付いたし驚いた。オジサン俳優の涙目で怒鳴るアップも少なめになったし、アップもちょっと引いた画角に抑えられ、その分背景をぼかして、手前の俳優を際立たせるカットになっていた。また、くどい位の煽りも薄まったように思う。

実は、テレビ業界のアイデア枯渇は既にご承知の通りだ。だから、他局で成功した企画は、恥ずかしげもなく即パクる。しかし、「半沢直樹スタイル」はパクられなかった(私の知る限り、パクって成功した他局のドラマを知らない)。と言うことは、この「半沢直樹スタイル」は完成モデルではないのだ。きっと、それにTBSも気付いたに違いない。

「半沢直樹スタイル」にテコ入れし、「新・下町ロケットスタイル」を確立!?

しかし、『下町ロケット』が大ヒットしたのは事実。そして、池井戸潤氏の『下町ロケット ゴースト』が発表されれば、柳の下の二匹目のドジョウを狙うのは当然だ。でも、これまでの「半沢直樹スタイル」をやったら飽きられる。

だから、本作で修正と補強をして、「新・下町ロケットスタイル」として確立し、これでまた数年間は類似作品で生きていこうと言う作戦だろう。さて、その企みは成功するだろうか?

"俳優推し" で魅せようとする作戦も薄まった

本作の第1話を見て、その企みは成功しそうな気がした。まず、内容の “熱さ” に対して、演出の “熱さ” が抑えられているために、若干見易くなった。まあ、疲れ難くなったと言った方が正しいか。そして、これまでのような “俳優推し” で魅せようとするのも薄まった。この点については賛否両論あると思う。

演技下手な出演者でも、ドラマで魅せようとする脚本と演出か?

きっと多くの視聴者が「もう、芸人や落語家やミュージシャンやキャスターを散りばめるのは止めて欲しい」と言う意見だろう。しかし、これを逆手にとって考えると、下手な演技の俳優や俳優業が本業でない出演者が演じても、ドラマで魅せようと言う脚本と演出をしようとしているとも受け取れやしないか。

もちろん、出演者の好き嫌いはあろう。 私だって、「もう佃社長の娘は要らないだろう…」って思うし、似たり寄ったりの作品が続くから、「陸王を履いてたランナーが、なぜ工学図面を引いてるの?」とか「ひるおび!も、また出るんだね」とか思ったのは間違いない。

阿部寛さんと安田顕さんが頑張っても、やってる事は同じ

しかし、全体的には怒号や涙が少なめで、その分台詞が増えて、俳優でなく物語で魅せよとする努力は感じられた。もちろん、阿部寛さんや安田顕さんと言った超個性はの演技派俳優がドラマの要にいるから成立するのだが。

とは言え、前作と同じと言えば、流れ的にはやっていることは同じなのは間違いない。その努力が報われるかどうかは、第2話以降に掛って来るんだと思う。

あとがき

もう、これだけ「非俳優業」の人が重要人物役にまで食い込んでいますから、好き嫌いの問題の方が大きいかも知れませんね。私は、超濃い口の「半沢直樹スタイル」よりも、やや薄味になった「新・下町ロケットスタイル」にちょっと期待してみたくなりました。佃製作所のように研究・開発して研ぎ澄ませて欲しいです。

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