ドロ刑 -警視庁捜査三課- (第1話/15分拡大・2018/10/13) 感想

日本テレビ系・土10ドラマ『ドロ刑 -警視庁捜査三課-』(公式)
第1話/15分拡大『新米刑事を大泥棒が育てる!?異色バディが事件を解決!!まさかの大逆転劇』の感想。
なお、原作:福田秀「ドロ刑」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載) )は未読。
「公務員で安定している」との理由で警察官になった斑目(中島健人)はなぜか警視庁捜査三課の刑事に抜てきされる。残業が嫌いなため意気消沈した斑目は、バーで先客(遠藤憲一)に愚痴をこぼす。先客は実は、誰も姿を見たことがない大泥棒・煙鴉。以前、犯行現場で煙鴉の残り香を嗅いだ斑目は正体を言い当てるが、証拠固めが大変だから逮捕しないと言う。そんな中、斑目は伝説の空き巣・瀬戸(高橋克実)を追うことになる。
---上記のあらすじは[[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:福田秀「ドロ刑」(集英社「週刊ヤングジャンプ」連載) )
脚本:林宏司(過去作/医龍シリーズ、BOSSシリーズ、スニッファー 嗅覚捜査官)
演出:大谷太郎(過去作/ヤスコとケンジ、お兄ちゃん、ガチャ) 第1話
中島悟(過去作/きょうは会社休みます。、世界一難しい恋)
高橋朋広(過去作/ボク、運命の人です。、今からあなたを脅迫します)
音楽:木村秀彬(過去作/コウノドリシリーズ、小さな巨人、ブラックペアン)
主題歌:Sexy Zone「カラクリだらけのテンダネス」
「チャラ系新人刑事と大泥棒コンビの面白刑事ドラマ」でいいの?
原作は未読だが…。斑目が、新人刑事の上に、自ら「チャラ系」と言うようなキャラクターでは、本作が今後描くのであろう(想像は出来る)、「煙鴉を逮捕するべきか?」や「正義と何かを問う」ような部分まで食い込むのは無理でなないだろうか。
原作決定と主役キャスティのどちらかが先なのか知れないが、斑目をチャラ系新人刑事にしたことで、どこにでもありそうな「イマドキの新人刑事と伝説の大泥棒との凸凹コンビの面白刑事ドラマ」になってしまったような。
「泥棒を利用して活躍する自己満な新人刑事ドラマ」なの?
これって、斑目が絶対的な正義感の持ち主で、それなりの刑事歴を持った設定にしないと、本作で最も描かれるべき、泥棒とコンビを組んでまで何時間を解決したいと言う “主人公の葛藤” を描けないのでは? まあ、そんなことは描かずに、泥棒を利用して活躍する自己満な新人刑事の物語なら、それはそれで良いとは思うが、面白いかな?
それに、第1話のサブタイトルにある『新米刑事を大泥棒が育てる!?』の内容にもなっていないことも大いに気になる。
あとがき
連ドラ『黒服物語』の時の中島健人さんの演技は良かったのに、今作は何なのって感じ。全体の配役のバランスも悪いし、遠藤憲一さんである必然性も無いような。脚本家の林宏司さんなら、刑事と泥棒がコンビで難事件を解決するなんてアイデアだけで面白そうなドラマを簡単に作れそうなのに。何か大人の事情がありそうですね。
かなりの期待ハズレなので、次回で継続視聴するか決めようかなぁって思います。
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