まんぷく (第12回・10/13) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まんぷく』(公式)
第2週『…会いません、今は』の
『第12回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
福ちゃんは萬平さんと会わない日々が続いていました。ある日、福ちゃんは咲姉ちゃんの旦那さんの真一さんの家を訪ねます。いい病院を紹介してもらって、萬平さんに感謝していた真一さんは、福ちゃんに本当の気持ちを尋ねます。真一さんの言葉に背中を押された福ちゃんは萬平さんの会社を訪れますが、そこに憲兵隊が突然踏み込んできて…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
台詞よりも俳優の演技で、物語を紡ごうとしている
簡単感想で。
今回のアバンタイトルのラストカットでの、肩に力を入れて客前に出ている笑顔からの辛さを堪えた福子の印象的な表情で始まった第12回。
第2週になり、ナレーションは極力説明だけに厳選し、登場人物たちの台詞が増えて、物語が会話で紡がれている。今回なんて、そこへ絶妙なタイミングで “回想” と “間” を挿入して大阪人の生活を上手に描いていた。特に、台詞よりも俳優の演技で、物語を紡ごうとしているのが、とても良い。いや、第2週でこのレベルまでやるのは大したものだ。
必要性のある時間経過を土曜日に持って来たニクイ技
また、前回の桜の季節から夏に時間経過したことで、咲姉ちゃんの死が様々な人たちに影響していることを丁寧に描いて、時間経過の必要性もバッチリ。こう言う時間経過なら大歓迎だ。それに、この時間経過を土曜日に持って来るのも、ニクイ技。これで、第3週目への期待感が自然と高まる訳だから。
メリハリ、感動、確実に物語が動いている実感がある
そして、12分頃。愛妻を失った真一の言葉が背中を押した福子が、萬平に会いに来た。心の中のもやもやを正直に話す場面は、本当に爽やか…と、思ったら今度は不穏な展開へ。メリハリもあるし、感動もあるし、確実に物語が動いている実感。もう一度書くが、第2週でこのレベルまでやるのは大したものだ。
あとがき
俳優の演技で魅せる朝ドラって久し振りな気がするのは私だけでしょうか。そして、登場人物へ自然に共感出来る朝ドラも。今のところは、かなり不安が無くなりました。来週にも期待します。
今週も、たくさんの Web拍手やコメント頂き、ありがとうございました。
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