カーネーション:再放送 (第129,130回・2018/10/10) 感想

連続テレビ小説「カーネーション」

NHK総合・連続テレビ小説『カーネーション』公式
第23週『まどわせないで』の『第129,130回』の感想。


 私は本作を初見なので、ネタバレ等のコメントは無視します。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


【第129回】
糸子(夏木マリ)は直子(川崎亜沙美)のファッションショーに里香(小島藤子)を連れていく。ジャージしか着ない里香は、嫌々ついて行くが、直子に中途半端にジャージを脱ぐなと言われる。小原家で開かれたパーティーで、糸子は河瀬譲(川岡大次郎)に声をかけられる。戦時中に糸子が、金糸を隠した服を作って助けた、あの生地問屋河瀬商会の跡取りだ。譲は、京都の老舗呉服屋の息子・吉岡栄之助(茂山逸平)を糸子に紹介する。

【第130回】
栄之助(茂山逸平)は誤って、1反でよい生地を100反も仕入れてしまった。どうにかしてくれとすがられるが、糸子(夏木マリ)は突き放す。客の清川(三林京子)が、高齢の母に服を仕立てたいのだが、本人に断られたと相談する。糸子は、体型が変化して採寸が嫌なのではと察する。里香(小島藤子)は糸子を手伝い始めたが、ジャージを脱ごうとはしない。糸子は、ジャージを脱ぐまではと、優子(新山千春)が来ることを禁じる。
---上記のあらすじは[NHK番組表]より引用---

【第129回】

描かなかった12年間と今を繋げようと必死な15分間

本放送時は、2012年3月6日(火)。まあ、予想通りと言ってしまえばそれまでだが、描かなかった12年間と今を繋げようと必死に見えた。特に、脚本家と演出家の必死さが見えたのが、「語り」の使い方。

これまでは、ナレーションをモノローグに化けさせて(私も感想内に引用する際は、敢えて「M(モノローグ)」と記載した)、実際の台詞とイントネーションを合わせることで、ナレーションが大量にある印象を上手に薄めていたし、実際にそれが「自分の気持ちを喋り過ぎる糸子」の面白味に繋がっていた。

別のドラマとしてでも良いから、話を進めて欲しい

しかし、「晩年編」になると、流石に心情を語るモノローグと言うより、状況説明のためのナレーションにしか聞こえないものが増えて来た。だから、前回の感想の「あとがき」でも書いた通り、「晩年編」は、12年間の穴埋めであり、ドラマとは言い難いとなる訳だ。

ただ、新キャラを登場させて、晩年の糸子の物語をいよいよ描くのかな? と言う気配が見えたのが今回。それは良いこと。是非、次回から『尾野真千子版カーネーション』とは別のドラマとしてでも良いから、話が進んで欲しいものだ。



【第130回】

相談して帰すなら、無くても成立するエピソード

やはり、話が進んでいない。そして、『カーネーション』と言う長期間を描いて来た連ドラとしての面白味にも書けるし、それ以前にこれがドラマかって思う。前段で描かれた金糸の件も、散々栄之助に説明させておいて、帰しちゃう。

確かに劇中の時間は進んでいるし、過去のエピソードと繋げようともしているのは理解する。でも、相談して帰すなら無くても成立するエピソードでないか。

里香を描くなら、もっと上手く描いて欲しい

中段での里香のくだりは、文句なく前進していない。「晩年編」らしさを醸し出すために孫を描くのは理解する、ここで泰蔵や勘助の遺影を使って、過去のエピソードと繋げようとしても、唐突感しかない。

劇中で描いていない事を台詞で決め付けるのはどうかと思う

これも、何度も書いていることだが。また、優子のくだりで、優子が「うちらなんか お母ちゃんに あんだけ ほったらかされて育って」と言っていたが、果たして本作はそう見えるように描いて来ただろうか。私の思い込みや脳内補完を削除して冷静に思い出せば、そもそも「糸子の子育て」そのものが大して描かれてはいないのだ。

だから、一見「放任主義」のように映るだけで、例えば、「うちら」の代表として劇中での糸子がどう聡子に接していたのかを考えると、聡子のテニスの結果に興味がないと言うことしか描かれていないから、「そもそもテニスに興味がない」可能性もある訳で、それを今になって「三姉妹は糸子に相手にされなかった」と表現するのは、無理があると思う。

あとがき

これまでなら、水曜日で次の展開が見えて来そうなのに、見えるどころか、今最後の1か月で何を描こうとしているのかさえ見えて来ません。

私は “カーネーションの小原糸子” の晩年を見たいのに、なんか映像的には “夏木マリの小原糸子” を無理矢理に見せられて、更に “夏木マリの小原糸子” と “尾野真千子の小原糸子” とを「視聴者が上手く重ねて下さい」と頼まれているような気がしてなりません。まさか、これが「朝ドラの魔のラスト1か月」の始まりでしょうか…

※ 次回は10月15日(月)午後4時20分 放送予定(変更の可能性あり)


残念ながら、まだ、本人は気付かずに “ネタバレ” を書いて「教えてあげるよ」と言わんばかりの人がいます。本当に “ネタバレ” は止めて下さい! 私以外にも、この再放送が初見で、番組と私の感想を楽しみにしている読者さんがおられるので。引き続き、ご協力お願いいたします。 ※暫く、テンプレです(謝)

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★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/11952/

【これまでの感想】
第1週『あこがれ』
1,2 3,4 5,6
第2週『運命を開く』
7,8 9,10 11,12
第3週『熱い思い』
13,14 15,1617,18
第4週『誇り』
19,20 21,22 23,24
第5週『私を見て』
25,26 27,28 29,30
第6週『乙女の真心』
31,32 33,34 35,36
第7週『移りゆく日々』
37,38 39,40 41 42
第8週『果報者』
43 44,45 46,47 48
第9週『いつも想う』
 49 50,51 52,53 54
第10週『秘密』
55 56,57 58,59 60
第11週『切なる願い』
61 62,63 64,65 66
第12週『薄れゆく希望』
67 68,69 70 71,72
第13週『生きる』
73,74 75
第14週『明るい未来』
76 77,78 79
第15週『愛する力』
80 81,82 83,84 85
第16週『揺れる心』
86 87,88 89,90 91
第17週『隠しきれない恋』
92 93,94 95,96 97
第18週『ライバル』
98 99,100 101,102 103
第19週『自信』
104 105,106 107,108109
第20週『あなたを守りたい』
110 1111,112 1113,114 115
第21週『鮮やかな態度』
116 117,118 119,120 121
第22週『悔いなき青春』
122 123,124 125,126 127
第23週『まどわせないで』
128

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