カーネーション:再放送 (第125,126回・2018/10/5) 感想

連続テレビ小説「カーネーション」

NHK総合・連続テレビ小説『カーネーション』公式
第22週『悔いなき青春』の『第125,126』の感想。


 私は本作を初見なので、ネタバレ等のコメントは無視します。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


【第125回】
聡子(安田美沙子)のロンドン行きを許したものの、3人の娘の誰にも店を継いでもらえなかった糸子(尾野真千子)はがっかりするが、恵(六角精児)と昌子(玄覺悠子)がそんな糸子を明るく慰める。三浦(近藤正臣)から周防が長崎に戻ると聞いて、その境遇を思う糸子。北村(星田英利)がカーネーションの花束を手に訪れ、優子(新山千春)と組んで東京に進出することを告げる。そして糸子に一緒に東京に行かないかと誘う。

【第126回】
昭和48年3月、聡子(安田美沙子)がロンドンへ旅立つ。糸子(尾野真千子)は優子(新山千春)から、離婚して北村(星田英利)と東京へ進出すると改めて聞き、一緒に行こうと強く誘われる。迷う糸子は、八重子(田丸麻紀)から美容室を閉めて長男のもとへ引っ越すと聞き、はかないモードに左右される洋服作りを、東京で続けることへの疑問を話す。すると八重子が思いがけないものを見せ、糸子は洋服作りの初心を思い出す。
---上記のあらすじは[NHK番組表]より引用---

【第125回】

尾野真千子さん演じる糸子の独演会みたいな15分間

本放送時は、2012年3月1日(木)で、ついに3月突入だ。時は前回から10か月後の、昭和48年(1973)1月。

最初から最後まで、尾野真千子さん演じる糸子の独演会みたいな15分間。周防のくだりは取って付けたようになっていたが、1か月も要して書いたのだから書かぬ訳にも行かないか。とにかく、尾野真千子さんの糸子は素晴らしいとしか、言葉が出ない。

おっと、星田英利さんが演じる北村も、実に魅力的な人物に作り上がられているのも、書いておかなくては…



【第126回】

これまでの老いと変化を、糸子と八重子で見事に描いた

時は、昭和48年(1973)3月。聡子がロンドンに旅立ち、優子は離婚を決意し…。ある夜、小原家に来ていた八重子が、昌子に酒を注がれて飲んでいる。八重子が、安岡美容室を閉店しようと考えていると話し出す。それを聞いた糸子も、三姉妹が自分の手元から離れ、北村らも東京へ行ってしまうことで、自分の指針を見失っているような会話があった。

糸 子「敵ばっかし おって 頭ばっかし のぼせて。
    うちはな 洋服こさえられたら ほんで よかったんや。
    それが いつの間にか洋服もゲームになってしもた。
    うちに洋裁を教えてくれた根岸先生ちゅう先生がな
    こない言うたんや。
    『ほんまに ええ服は人に品格と誇りを与えてくれる。
    人は品格と誇りを持って初めて希望が持てる』」
八重子「わかるわ」
糸 子「今は モードの力 ごっつ強いやろ。
    去年 最高に良かった服が今年は もうあかん。
    どんなけええ生地で丁寧に こさえたかて
    モードが台風みたいに全部なぎ倒してってまいよんねん」
昌 子「そうですね」
糸 子「人に希望を与えて 簡単にそれを奪う。
    そんな事 ず~っと繰り返してきた気ぃすんや。
    う~ん! あかん! 愚痴になってしもたな。年や… 年やな」

糸子が、自分がやって来たことを振り返り、八重子に愚痴ると、突然に八重子が大声で糸子に叱責して、小原家を飛び出して行ってしまう

八重子「そない事ないやろ 糸ちゃん!」
糸 子「どないしたん? 八重子さん」
八重子「何を言うてんや 糸ちゃん 今更。
    はあ~ 情けないわ もう! うちは 情けないわ!」
糸 子「え? 帰るんか? 何で うち 怒られてん ?」

そして、小原家を飛び出した八重子が、10分程して「うちの宝物や!」と言って帰って来る。八重子は糸子の膝の上に風呂敷を乗せて広げると、風呂敷の中から玉枝や奈津と撮った写真や、開店当時の安岡美容室の制服が出て来る。そして、泣きながら糸子に言う。

八重子「ボロボロやった うちに…
    うちとお母さんと奈っちゃんに
    希望と誇りをくれた 大事な大事な宝物や!
    うちは うちは これのおかげで 生きてこれたんやで!」

この5か月間で描かれた脇役を含めた登場人物たちの「人生」と「老い」、そして「時の流れ」と「時代の変化」を、糸子の愚痴と、それに応える八重子を中心に構成した見事に15分間だった。

これが、もしも、あと2週間後の、残り2週を残して…くらいのタイミングだったらどうだったろうか。もう少し、勢いの付いた三姉妹、老いても尚現役の糸子を丁寧に描けたのではないだろうか…と思うと、ちょっと悔やまれる。

あとがき

予告編によれば、この第126回が、尾野真千子さんが演じる糸子が15分間出ずっぱりの放送回は最後ってことになります。とても残念です。

そして、恐らく10年以上の時間経過を経て、夏木マリさんが演じる糸子の晩年が次回から始まるのでしょう。夏木マリさんの演技力には何の心配もありませんが、存在感と言う意味ではかなり強烈。これまでの糸子が引き継がれるのか。とにかく「生涯現役」の糸子がどう描かれるのか期待します。


残念ながら、まだ、本人は気付かずに “ネタバレ” を書いて「教えてあげるよ」と言わんばかりの人がいます。本当に “ネタバレ” は止めて下さい! 私以外にも、この再放送が初見で、番組と私の感想を楽しみにしている読者さんがおられるので。引き続き、ご協力お願いいたします。 ※暫く、テンプレです(謝)

ブログランキング・にほんブログ村へ 人気ブログランキングへ くる天-人気ブログランキング


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/11935/

【これまでの感想】
第1週『あこがれ』
1,2 3,4 5,6
第2週『運命を開く』
7,8 9,10 11,12
第3週『熱い思い』
13,14 15,1617,18
第4週『誇り』
19,20 21,22 23,24
第5週『私を見て』
25,26 27,28 29,30
第6週『乙女の真心』
31,32 33,34 35,36
第7週『移りゆく日々』
37,38 39,40 41 42
第8週『果報者』
43 44,45 46,47 48
第9週『いつも想う』
 49 50,51 52,53 54
第10週『秘密』
55 56,57 58,59 60
第11週『切なる願い』
61 62,63 64,65 66
第12週『薄れゆく希望』
67 68,69 70 71,72
第13週『生きる』
73,74 75
第14週『明るい未来』
76 77,78 79
第15週『愛する力』
80 81,82 83,84 85
第16週『揺れる心』
86 87,88 89,90 91
第17週『隠しきれない恋』
92 93,94 95,96 97
第18週『ライバル』
98 99,100 101,102 103
第19週『自信』
104 105,106 107,108109
第20週『あなたを守りたい』
110 1111,112 1113,114 115
第21週『鮮やかな態度』
116 117,118 119,120 121
第22週『悔いなき青春』
122 123,124

関連記事
スポンサーサイト

トラックバック

コメント

コメントを残す

Secret

※なお、送られたコメントはブログ管理人が承認するまで公開されません。
※また、当blogの「コメント,トラックバック&リンク・ポリシー」に基づき、管理人が不適切、不適当、不愉快と感じたコメントは非公開、または予告無く削除します。

楽天市場PR

TB送信について

一部のブログサービス(特に、FC2ブログ)宛に、FC2からトラックバックが届かないケースが発生中です。

最新記事

PR


カテゴリー+月別アーカイブ

 

検索フォーム

PR