まんぷく (第4回・10/4) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まんぷく』(公式)
第1週『結婚はまだまだ先!』の
『第4回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
ついに鈴さんが咲姉ちゃんの結婚を認めてくれて、嬉しくてたまらない福ちゃん。結婚式の時に何か特別な出し物をしたいと思い、親友の敏ちゃんから聞いた場所を訪ねると…出会ったのは幻灯機(映写機)を開発する萬平さんでした。萬平さんの協力を得て、福ちゃんが披露したのは…
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
今回も、アバンタイトルが良く出来ていた
相変わらず、アバンタイトルの作り込みが良い。電話交換手の件も、英語を履歴書に書かなったのかとか、母親の仮病も全部無かったことにして、曖昧だった時間経過も、ホテルに勤務して1か月と表現されたし、咲姉ちゃんの結婚話も順調ってことに。
前回で、物語が動き出す予感は分かっていたが、この位の分かり易いアバンなら面白くなる予感はする。
癖の強い福子の台詞を敢えて3分間も使った "英断" に拍手
本編が始まると、これがまた以外にスムーズ。そして、もう1つ意外だったのが、福子の約3分間にも及ぶ長台詞でのお祝いスピーチ。脚本家と演出家が意図的にやっているのか分からないが、東京出身の俳優は関西弁で会話させないと言うのが実に成功したと思う。咲姉ちゃんの母へのお礼も福子のスピーチも。
関西出身の俳優さんと台詞で絡むと、どうしても微妙な間やニュアンスの違いがバレて、ドラマに引っ掛かりが出来てしまうが、単独で喋れば差が気にならない。更に言えば、3分間も聞かされれば流石に慣れても来るし。安藤サクラさん自身もイチかバチかの演技だったかも知れないが、スタッフとキャストの英断が身を結んだと思う。
自然な流れで "二人が意識をし始めた" のが清々しい
そして、『結婚はまだまだ先!』とのサブタイトルと、既に「語り」が福子と萬平が結婚することはネタバレしていたから、今回の幻灯機のお礼のくだりで、二人がお互いを気にし始めたのが良い感じで伝わった。奇を衒わず、慌てず、押し付けず、自然な流れで二人が意識をし始める。清々しくて朝ドラらしくて良いじゃないか?
あとがき
幻灯機の演出で会場中が感動したのを体験して、お礼を受け取らなかった萬平、なかなかいい奴ですね。まっ、土日祝日は私もあんな仕事をしてますよ。だから、ちょっぴり親近感も。画面には映っていませんでしたが、披露宴会場を出たラストシーンには爽やかな風が吹いていたように思いました。こんな感じならこの先も楽しめそうです。
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