まんぷく (第1回・10/1) 感想

NHK総合・連続テレビ小説『まんぷく』(公式)
第1週『結婚はまだまだ先!』の
『第1回』の感想。
※ 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
※ また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。
舞台は1938年の大阪。高等女学校を卒業したヒロインの福ちゃんは、三人姉妹の末っ子。お母さんの鈴さんと一番上の咲姉ちゃんと3人で暮らしていました。お父さんを早くに亡くしていたので、家計を支えようとホテルの電話交換手として働き始めた福ちゃん。初めてとった電話の相手が、後に夫婦となって共に世紀の大発明を成し遂げる萬平さんなのでした!
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
福子が "ほぼ架空の人物" だから "何でも出来る" のが…
インスタントラーメン「チキンラーメン」、カップ麺「カップヌードル」の開発者で、日清食品の創業者である、安藤百福の妻・仁子が本作のヒロインだ。2010年に、TBSで既にドラマ化されたり、NHK教育でも扱われたりした安藤百福だから、百福がモデルの立花萬平(長谷川博己)の部分は、全く心配はしていない。
問題は、妻の仁子。殆ど資料が残っていないため、本作の福子(安藤サクラ)は “ほぼ架空の人物” だそうだ。従って、主人公が架空だから、何でも出来る訳で…
ヒロインが、"どうとでも書ける架空の人物" なのが怖い!
この “何度も出来る” と言うのが怖い。そう、前作のトラウマだ。『マッサン』のような夫を前に出して、妻を若干後退させるような夫婦の距離感で行けば、それ程の心配はないが、『マッサン』の子育て期のように妻が前に出るとテーマがぼやける。
それでも、『マッサン』に登場した妻・エリーは、モデルとなったリサさんにキャラを寄せて描かれた。だから、この “架空の人物” だから “何でも出来る” と言うのが怖いのだ。
演出や演技も、気になって…
さて、本作。ハイライト(画面上で最も明るい部分)が明る過ぎて、白飛びしちゃってるのがずっと気になってしまった。でも、演出家はベテランの渡邉良雄氏だから、意図的なのだろう。
もう一つ気になったのが、安藤サクラさんのねちっこい大阪弁と高めのトーンが耳障りだったし、個人的に結構苦手な演技だ。まあ、これは、番宣で承知していたのだが、やはりずっと聞いてると辛かった。
あの「メインタイトル映像」に慣れる日が来るだろうか?
しかし、全体的には主人公夫婦がこの先何をするのはも分かっているし、描かれる時代も朝ドラお約束の「激動の時代」だし、まあ普通に仕上がるような気がする。
しかし、あのメインタイトル映像は何なんだろう? 前作のメインタイトルよりも意味不明な内容で、もちろん習慣とは恐ろしいもので、いずれは慣れると思うが、慣れるまであの映像を毎日見ると思うと、ちょっとゲンナリだ。
あとがき
美術部と衣装部、それにCG合成が、かなり頑張っている印象を受けました。あとは、話が進んでみないと良く分かりません。とにかく、前作のトラウマが酷く残っているので、今作の感想は途中離脱を視野に入れつつ書くことにします。苦行を1年間もやりたくないので…
最後に。『半分、青い。』の最終回の感想に 258回もの Web拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございました。
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