半分、青い。 (第148回・9/20) 感想

連続テレビ小説「半分、青い。」

NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』公式
第25週『君といたい!』の 『第148回』の感想。


 ネタバレサイトや脚本家等のSNSで知り得た内容を書いたコメントは無視します。
 本作は、2018/8/17 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


朝のスパロウリズムで、鈴愛(永野芽郁)と律(佐藤健)は、自分たちの間に起きたできごとに激しく動揺する。そんな中、二人のもとに業者からの請求書が届く。これ以上開発の期間が伸びれば、律の退職金は底をつき、借金を抱えることになると弱気になった鈴愛は、そよ風の扇風機はあきらめようと律に提案する。それに対して律は、扇風機をどうしても完成させる覚悟と亡き母・和子(原田知世)への思いを鈴愛に語りはじめる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

アバンタイトルの作り方が、下手過ぎる

既に100回近く書いていると思うが、今回も書く。本作って、本当にアバンタイトルの作り方が下手過ぎる。全く主題歌明けの展開に興味を持たせようと言う制作者の意図を一切感じない。感じるのはただ一つ、自己満足。今回もそう。もちとん「感動した」人がいるのは認める。

がしかし、それとは真逆の私としては、前回で最も気持ちの悪かった場面を、前回ではオーケストラアレンジの劇伴でドラマチックに描き、今回はピアノアレンジのしっとりした劇伴で「オトナの恋」を描いた…つもりになったのも、これまた輪をかけて気持ちが悪くて…

視聴者側の事情は、一切考えられてはいない

え~と、当blogの読者さんにも「もう毎日は見ていない」と言う人がいるように、本作を毎日欠かさず見ていない視聴者もいるのだ。これを病院の待合室で大人数で見ている人も、家で小さい子どもと一緒に見ている人もいるのだ。そう言う視聴者側の事情は一切考えられてはいないとしか思えない。

どんな映像だったか気色が悪くて書かないが、改めて本作の作り手たちのものづくりへのセンスを疑うし、そんなセンスの人間たちがこの先 "ものづくり" をまともに描けるはずがないと思う。

あの鈴愛の一言が、擁護派以外の視聴者たちを敵に回した

鈴愛の「誰か来る!」で、きっと脚本家は心の中で叫んでいるのだ。「これが "オトナの恋" であり、"半分、青い" ってことなんですよ。面白いでしょ?」ってね。しかし、この「誰か来る!」と言うたった一つの台詞で、擁護派以外の視聴者たちを鈴愛が敵に回すのだ。「あんたたち、何処で抱き合ってるのかも、考えなかったの?」ってね。

たった一言だが、私にはかなり強烈にこの第148回への期待を冒頭1分で秒殺され、どん底にまで連れて行った。従って、いつもは何とかどん底からゼロ地点まで引き上げてくれる星野源さんの歌声ですら、今回は効果なし。もやは "スカした女優の演技" に見えてしまうオープニング映像の中の鈴愛も効果なし。無い無い尽くしで始まった木曜日の朝だ。

このナレーションが、私の僅かな期待をどん底に落とした

さて、主題歌明けに鈴愛が発した「まだ 大事には至ってないな」の台詞にも唖然としてしまった。一体、この脚本家は朝ドラで何をどこまで描こうとしているのか、恐怖心さえ芽生えた。その恐怖感を打ち消すように、天然キャラの恵子(小西真奈美)が登場したのかと思着や、そんな私の僅かな期待も、このナレーションでどん底へ…

N「恵子さんは 女子力が2点だけあって
  2人の空気をすがすがしいほど察知しません」

これね、前回でも書いたがナレーションの廉子は、扇風機の製作資金が律の退職金などの貯金であることも、それが底をつきそうなことも知っている。だから当然、昨夜に孫と律に起きたことも "あの世" からお見通し。これを感じちゃうだけでも気色の悪いナレーションだ。

しかし、このナレーションが私の僅かな期待をどん底に落としたのか? それは、 廉子が鈴愛より恵子を明らかに蔑んだ目で見ていることが分かったから。まっ、いつものボクテやユーコがよくやる「鈴愛アゲ」なのだが、いくら祖母と孫の関係だからとは言え、廉子が他人の恵子をサゲて、鈴愛をアゲるのはどうかと思う。最近の廉子はおかしな発言ばかりだが…

鈴愛って何様なの?

そして、5分過ぎ、ついに鈴愛が律の退職金を食い潰していることが明らかになる。いや、正確に書けば、金も仕事もない鈴愛が、離婚した妻子への養育費も支払っている律の貯金だけを当てにして、扇風機を作っていることが明らかになった。そして、5か月間も律の財産に集(たか)り、寄生していたのだ。鈴愛って何様?

もう、この直後の鈴愛の身勝手な論理展開をいちいち書き出すことはしないが、 扇風機の開発を止めようと言い出している理由が、律の財産が無くなるからであり、無くなったら借金を抱える…だ。律は「俺の能力を信じろ」的な事を言うが、鈴愛は他人の金で一攫千金を目論んでいるだけなのだ。

自ら働くなり、銀行や投資家集めをするのでなく、律の財産内で扇風機を完成させて、それを自らの手柄にして、母の晴に「安心して」と自慢をしに帰省するつもりだってことだ。その上、やる気を見せている律に無職の鈴愛が「あれは お遊びや。仕事やない」と言う。改めて書く。鈴愛って何様?

肝心の2か月間を端折った映像で描くから、想像してしまう

10分過ぎ。確かに扇風機の製造過程なんてダラダラ見せられたくもないが、流石にまるで、ゾートロープの如く目まぐるしく時間経過させて見せられると、それもあの夜から秋から冬への2か月間の研究開発がすっ飛ばされたから、私はこの2か月間もきっとずっと鈴愛と律は乳繰り合っていたのだろうと思って、これまた気持ち悪くなる。なぜ、飛ばす?

両親へお手柄発表。そして、資金調達の相談

そして、想像は悪い方へ当たってしまった。何と、早速12分過ぎに、試作機が1台しか出来ていないのに、両親へお手柄発表。そして、資金調達の相談。結局、直前に恵子へ「一から」と言った割に、身内に寄生しているだけ。再再度書く。鈴愛って何様?

"39歳のオトナの男女の恋愛" の描き方が、稚拙過ぎる

さて、感想の本題に入ろう。って、ここまで書いてもまだあるの? とお思いだろうが、肝心な部分を残しておいた。それは、劇中で描かれている鈴愛と律の恋愛についてだ。アラフォーの恋愛だ。でも、ここでは "39歳のオトナの男女の恋愛"とする。

39歳で子持ちのバツイチ同士が恋愛をするなとは言わない。ドラマで書くなとも思わない。年を取っても、離婚しても、誰もが恋愛をする自由があるし、それをドラマで描くことも悪くない。

ただ、前回の終盤から今回の序盤での鈴愛と律の布団の描写は、明らかに世の中の怖さも知らず自分の思いだけで突っ走る「高校生の恋愛ドラマ調」なのだ。本作のタイトルを借りれば「大人になり切れていない半分、青い。オトナの乳繰り合い」なのだ。

こう言うのを全面否定するつもりはない。「いつまでも若々しく」みたいに見えたり感じたり出来るのなら。しかし、本作はどうだろうか。現時点での鈴愛と律の置かれたシチュエーションを考えると、かなり切羽詰まった状態なのに、周囲の目を気にせず、39歳の男女が呑気に公園の「タコ滑り台」の中でイチャイチャしているようにしか見えない。

『半分、青い。』を、作家自身が好意的に解釈し過ぎ

これが良くないのだ。毎度書いて恐縮だが、恐らくこの場面を書いている当時の脚本家は、先の「タコ滑り台」の中の2人のように、周りが全く見えていなかったのだと思う。目の前の登場人物と俳優を重ね合わせて、思いつくままに筆を走らせたから、あの布団になったのだと思う。

あの布団を「感動した」と捉える人もいるだろう。しかし、普通に考えたら、何時誰が通り入って来るかも知れない場所で "やる" 大人がいるだろうかってこと。確かに、理想やら妄想を映像化するのは悪くは無いが、『半分、青い。』と言うタイトルを、あまりに作家自身が好意的に解釈をして、気持ちの悪い朝ドラに突き進むのはどうかと思う。

あとがき

パソコンのパスワードが「suzumenonamida(雀の涙)」なんも、如何にもこの作家が思いつきそうですよね。で、津曲が盗んで謝って投資家を集めて、PR映像を涼次が撮って、大団円で最終回みたいですね。今回唯一良かったのは花野の出番が無かったため、静かに見られて事だけでした。

最後に。前回の感想に 143回もの Web拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。流石に、前回のベッドシーンならぬ、布団シーンは皆さん、気持ちが悪くなったようですね。でも、あと8回です…

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連続テレビ小説「半分、青い。」スピンオフ漫画 「半分、青っぽい。」


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【これまでの感想】

神予告! 明日7月11日(水)の「半分、青い。」第87回は「DMK(どうしても見てね回)」
北川悦吏子氏 今度は“仕事放棄”を「ドリブ指示」と特異な持論展開
「半分、青い。」に最後の望みか? くりぃむ有田と小西真奈美ら投入
『半分、青い。』また"神"ご乱心!? 放送後にネットの賛否へ自ら解説
『半分、青い。』"神"ご乱心中! "短絡的箇条書き"を"人生の一コマ"と言い訳
"神"錯乱?『半分、青い。』"連ドラ"なのに"一週間つながっている"と予告
『ぎぼむす』で真の神回!『半分、青い。』の"神"は神週なのに沈黙…
悲報『半分、青い。』撮影終了で改善見込み薄し 勝田Pネタバレも(困)
『半分、青い。』まだ神回宣言するか(呆) ついに提灯記事もスルー?

第1週『生まれたい!』
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第2週『聞きたい!』
7 8 9 10 11 12
第3週『恋したい!』
13 14 15 16 17 18
第4週『夢見たい!』
19 20 21 22 23 24
第5週『東京、行きたい!』
25 26 27 28 29 30
第6週『叫びたい!』
31 32 33 34 35 36
第7週『謝りたい!』
37 38 39 40 41 42
第8週『助けたい!』
43 44 45 46 47 48
第9週『会いたい!』
49 50 51 52 53 54
第10週『息がしたい!』
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第11週『デビューしたい!』
61 62 63 64 65 66
第12週『結婚したい!』
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第13週『仕事が欲しい!』
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第14週『羽ばたきたい!』
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第24週『風を知りたい!』
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第25週『君といたい!』
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