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半分、青い。 (第136回・9/6) 感想

連続テレビ小説「半分、青い。」

NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』公式
第23週『信じたい!』の 『第136回』の感想。


 ネタバレサイトや脚本家等のSNSで知り得た内容を書いたコメントは無視します。
 本作は、2018/8/17 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


草太(上村海成)からの電話で、晴(松雪泰子)の窮地を知った鈴愛(永野芽郁)。心の整理がつかないまま電話をかけ、互いに気丈にふるまって話すが、本当は心配でたまらない。週末、鈴愛が実家に帰ることとなり、律(佐藤健)は、正人(中村倫也)とともに花野(山崎莉里那)を廃校シェアオフィスのフリーマーケットに連れていく。そこで律は、大学時代のロボット研究の先輩・南村(山崎樹範)と偶然出会う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

全ての人に生きて欲しい。楽しく生きて欲しい。

前回の感想で、「鈴愛=疫病神」が確定し、「展開がほぼホラー」になったと書いた。そして、昨日は台風 21号で関西地方が被災し、今朝は北海道で震度 6強の地震災害。私の函館に住む知人とも早朝から連絡が取れない。更に、今朝の本作のNHK総合の放送も中止になった。そんな時に、感想を書くかどうか迷ったのだが…

バックアップ用の BSプラミアム版を見ることにした。何事とも平常心でいようと。すると、第136回は、アバンタイトル無しで、オープニング映像から始まった。最近、テレビ番組で星野源さんが『アイデア』を熱唱する場面をよく目にする。(当初の)ドラマの内容とシンクロした歌詞と明るい曲調にウキウキしてくる。

そして、オープニング映像の中には、まさか、のちに「疫病神」「黒鈴愛」と呼ばれるとは想像できない天真爛漫な「楡野鈴愛」が生き続けている。人間は死と隣り合わせ。そんなことは百も承知。私だって一瞬先は闇だ。だから、全ての人に生きて欲しい。楽しく生きて欲しい。そんなことを、ふと考えた 2018年9月6日の朝だ。

何故、鈴愛が帰る日を「○日後」と具体的に示さないのか?

そんなちょっと前向きで、心を改めて観始めた第136回。冒頭から、鈴愛が土曜日に帰省すると言われても、今が何曜日だか分からないから早いのか遅いのか。とにかく本作は劇中の年日時や季節に全く拘りが無い。表現も最小限で辻褄も皆無。

本来なら、「明日には帰って来るって」とかで良いと思う。それだけで、鈴愛が “母をどう思っているのか” が、分かるのだから。

晴の「ガン やりやった」の "言い方" が気になって…

で、晴が「ガン如きで騒ぐな」的なことを宇太郎と草太に言う場面がある。その中で「ガン やりやった」と言う言い回しが出て来る。これが正確な岐阜弁なのか不明だが、関東の人間からすると肉屋の伊藤さんたちは自ら望んでガンになったように聞こえた。そんな意味で晴が言っていないのは分かってる。ただ、その言い方が…

草太たちの気遣いに対して、かったるそうに、邪魔にさえ思っているような松雪泰子さんの演技と晴への演出が、晴の中から「心配しないで…」と言う母の優しさが微塵も感じられなくしている。僅かな描写だが、確実に晴に不快感を植え付けたシーンを挿入したお陰で、その後の「手術は怖い」のくだりが空回りとなった。自業自得である…

本来なら、劇伴で盛り上げて、中年夫婦が自らの夫婦生活の悲喜交々を思い出し、それを息子が微笑ましく見て、視聴者も自然に涙…のはずだ。鈴愛が不在だからできた可能性はある。しかし、先述の “言い方” で全てが茶番劇になった。微笑むどころか失笑するしかなかった。つくづく、脚本も演出も下手だと思う…

「病気の話」をしないよう、優しく気遣う娘には見えない

茶番劇が終わると、タイミングよく楡野家の電話が鳴る。ここでも晴の「面倒くさい」の “言い方” が残念過ぎる。ただ、“言い方” に問題あるのは、ご承知の通り、晴二世の鈴愛が何枚も上手だ。さも “有難味” を感じろと言わんばかりの “言い方” で草太をまくしたてる。不愉快である。母と姉に気を遣う草太も気色が悪い。

とは言っても、予定調和で鈴愛の電話に出る晴。何だろうな。普通は病身の母に「病気の話」をしないように、優しく気遣う娘の図…に見えて当然なのに、母の件は草太に丸投げして本題そっちのけで、「疫病神」による事故(敢えて、自己とは書かない!)報告をしているだけにしか見えない。ここまで「黒鈴愛」に見えると辛過ぎる…

最も説明してはいけない場面で、説明しちゃった…

そして、6分過ぎ。寝室の晴と宇太郎が、正に前段で私が「見えて当然」と言ったことを、台詞で視聴者にガッツリと説明。ここで説明しちゃダメなんだよね。しちゃうってことは、視聴者にはそう見えていないってことを、脚本家が分かってると言うことを自ら証言しているのと同じだから。

だから、ここの受け取り方は視聴者に委ねて、ガンを患っている晴が、バツイチでシングルマザーで思考回路がちょっとおかしな 39歳の娘の行く末を心配している図と、中年夫婦の本音のひと時の図、そして夜中に袋の中に母への思いをぶちまける鈴愛の図、この3つの映像だけ描けば良かったのだ。

そうすれば視聴者は、この3分間だけ脳内で切り離して咀嚼できたし、今後の発明の展開へのフラグ立てにもなった。なのに、このシーンの最後の最後に「津曲への不満」「律とのこと」まで盛り込んだ。全てが、上っ面の物語へ盛り込み過ぎに気付かぬ脚本家と、それを編集で何とかしようとしない演出家の意図の裏目、裏目の連続である…

長尺な "ポエムなナレーション" が "悪魔の囁き" に…

そして、何故か久し振りの長尺な “ポエムなナレーション” で格好を付けつつ、鈴愛が律に「依存」か「寄生」するネタフリがされた。ついに、現世の「疫病神」はあの世の廉子にまで “悪魔の囁き” を命令出来るようになったのか…

残り僅か 20回で、本作を盛り返す最後のチャンスを逃した

13分過ぎに恐ろしいことが起こる。いいや、残り僅か 20回で、本作を盛り返す最後のチャンスを逃した、と言わざるを得ない出来事が描かれる。

流れとしてはこうだ。廃校シェアオフィスのフリーマーケットと、鈴愛が岐阜に帰る日が重なってしまう。花野をフリーマーケットに参加させたいがために、子守り役に律と正人が呼ばれる。こんな感じだ。

驚愕! 鈴愛が、花野を東京に残していく決断をした

鈴愛を自分と置き換えて考えることが困難なのは重々承知だ。でもやって欲しい。いくら初期のガンとは言え、母親が手術をするような病気になったら、まずは顔を見たいとか、励ましたいとかもあるだろうが、もし死んだら二度と会えなくなる…まで考えると思う。私は、そう考えた。鈴愛もそう考えたと思う。だから、岐阜に帰るのだと思う。

しかしだ。鈴愛は花野を東京に残していく決断をした。「孫は目に入れても痛くない」ほど祖父母にとっては宝物のはず。だったら、血族関係のある花野を連れて行かないのはおかし過ぎる。晴は万が一手術が失敗して死ぬかもしれないと想像できているのに…だ。花野は既に晴のでなく、自分の宝物だから渡すつもりはないとでも言うのか。

鈴愛が愛されるヒロインとしての復権は閉ざされた…と思う

これ、鈴愛は、実の母に対しても、実の娘に対しても、人間味を示していない。不人情だ。まあ「黒鈴愛」はある時期から一貫して “不人情” で “人でなし” だから、話の辻褄は合うのだが、ドラマとしては、ここで花野を岐阜に連れて行かなくてどうする? 花野が週一のフィギュアスケートの練習日でも、連れて行くべきではないのか。

そこまでしないと「鈴愛が愛されるヒロイン」としての復権はあり得ない。そして、今回その最後のチャンスを逃したと思う。それとも、次の宇太郎の死でやり返すのか。そんなの、もうどうでも良い。提灯記事で、どんどん先のあらすじを公開して、客寄せに必死の様相だが、私は出来る限りのブロックを施した。

また、ノベライズ本を売ろうがために、最後の方の流れを変えられなかったとも推測出来る。しかし、それもまた愚かなことだ、本編のドラマが面白くなければ、誰がノベライズ本など買うのだ。テレビづくりをする人間として愚か過ぎる…

あとがき

終盤で鈴愛が花野のことを「この子は 魔性だったか」と言いましたね。やはり、親子三代の疫病神なんですよ。で、最強が鈴愛、二番手が急上昇中の花野、で三番手が気が弱まってる晴。誰も、好き好んでこんな斜めな見方をしたくてやっている訳ではありません。したくなくても、そう描かれているのです。困ったぁ…

最後に。前回の感想に 110回もの Web拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。岐阜に花野を連れて行かない鈴愛に絶望しました。もう、それだけです…

【今日・明日の放送について】
NHKの番組表を見ると、本日(9/6)の12:45から「第136回」は放送される予定です。そして、NHKの発表では、明日(9/7)の8:00から「第136回」を、8:15から「第137回」を続けて放送するそうです。となると、明日は朝ドラと夕ドラで合計4本分になりますね(疲)

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秋風羽織の教え 人生は半分、青い。
連続テレビ小説「半分、青い。」スピンオフ漫画 「半分、青っぽい。」


★本家の記事のURL →  http://director.blog.shinobi.jp/Entry/11828/

【これまでの感想】

神予告! 明日7月11日(水)の「半分、青い。」第87回は「DMK(どうしても見てね回)」
北川悦吏子氏 今度は“仕事放棄”を「ドリブ指示」と特異な持論展開
「半分、青い。」に最後の望みか? くりぃむ有田と小西真奈美ら投入
『半分、青い。』また"神"ご乱心!? 放送後にネットの賛否へ自ら解説
『半分、青い。』"神"ご乱心中! "短絡的箇条書き"を"人生の一コマ"と言い訳
"神"錯乱?『半分、青い。』"連ドラ"なのに"一週間つながっている"と予告
『ぎぼむす』で真の神回!『半分、青い。』の"神"は神週なのに沈黙…
悲報『半分、青い。』撮影終了で改善見込み薄し 勝田Pネタバレも(困)
『半分、青い。』まだ神回宣言するか(呆) ついに提灯記事もスルー?

第1週『生まれたい!』
1 2 3 4 5 6
第2週『聞きたい!』
7 8 9 10 11 12
第3週『恋したい!』
13 14 15 16 17 18
第4週『夢見たい!』
19 20 21 22 23 24
第5週『東京、行きたい!』
25 26 27 28 29 30
第6週『叫びたい!』
31 32 33 34 35 36
第7週『謝りたい!』
37 38 39 40 41 42
第8週『助けたい!』
43 44 45 46 47 48
第9週『会いたい!』
49 50 51 52 53 54
第10週『息がしたい!』
55 56 57 58 59 60
第11週『デビューしたい!』
61 62 63 64 65 66
第12週『結婚したい!』
67 68 69 70 71 72
第13週『仕事が欲しい!』
73 74 75 76 77 78
第14週『羽ばたきたい!』
79 80 81 82 83 84
第15週『すがりたい!』
85 86 87 88 89 90
第16週『抱きしめたい!』
91 92 93 94 95 96
第17週『支えたい!』
97 98 99 100 101 102
第18週『帰りたい!』
103 104 105 106 107 108
第19週『泣きたい!』
109 110 110 111 112 113 114
第20週『始めたい!』
115 116 117 118 119 120
第21週『生きたい!』
121 122 123 124 125 126
第22週『何とかしたい!』
127 128 129 130 131 132
第23週『信じたい!』
133 134 135

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