ラストチャンス 再生請負人 (第8話/最終回・2018/9/3) 感想

テレ東系・ドラマBiz『ラストチャンス 再生請負人』(公式)
第8話/最終回の感想。
なお、原作の江上剛「ラストチャンス 再生請負人」(講談社文庫)は未読だが、2011年に発刊された江上剛人生に七味あり」(徳間文庫)が改題されただけ。
「デリシャス・フード」は含み損100億円以上で「倒産の危機」とスクープされ、株価が大きく下落する。窮地に陥った樫村(仲村トオル)は、十和子(水野美紀)が社長を務める外食企業に筆頭株主・山本(大谷亮平)が持つ株を売ろうと急ぐ。ところが、その山本と連絡が取れなくなる。山本は商事会社常務・小沢(竜雷太)とひそかに交渉を進めていた。その後、商事会社はデリシャス・フードへの資本提供を取りやめると言い出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:江上剛「ラストチャンス 再生請負人」(講談社文庫)
江上剛人生に七味あり」(徳間文庫)
脚本:前川洋一(過去作/軍師官兵衛)
演出:本橋圭太(過去作/サイレーン 刑事×彼女×完全悪女)
音楽:村松崇継(過去作/未解決の女 警視庁文書捜査官)
主題歌:村松崇継「Starting over」(Climbing Records)
結局、偶然に左右されて必死に対応しているだけに見えた
面白くない訳では無い。つまらないのでも無い。しかし、「企業の再建の世界」を描くのだから、当然であり必然でもあるのだろうが、主人公含めて偶然に左右されて、必死に対応すると、またいつも通りに危機がやって来て…の繰り返しで、最終回まで来てしまったのが残念だった。
結局、元銀行マンの波瀾万丈な日々を描いただけで終了
企業再建のプロが、経済や社会や人間たちの先を読み対処し、「デリシャス・フード」を救済する姿を見たかったのだが、結局は、元銀行マンの波瀾万丈な日々をドラマチックに描いたヒューマンドラマ止まりだったのも残念だった。せめて、月4回(全4回)の放送にしたら、内容が引き締まって、別の評価になった可能性はある。
あとがき
前作が「ヘッドハンター」と言う普通の会社員などに身近なテーマだから面白味がありました。今作は「企業再建」と言う少々頭の上の方のお話で現実味が足りなかったかな? 10月期は「ハラスメント」がテーマだそう。これは多くの人たちに身近な問題なので、面白くなる可能性がありますね。
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人生に七味あり (徳間文庫)
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