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半分、青い。 (第127回・8/27) 感想

連続テレビ小説「半分、青い。」

NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』公式
第22週『何とかしたい!』の 『第127回』の感想。


 本作は、2018/8/17 にクランクアップ(撮影終了)しています。
 従って、僅かな編集への期待と、直感的な賛美や愚痴を書いています。
 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。


普段、めったにわがままを言わない花野(山崎莉里那)が、浅田真央に憧れてフィギュアスケートの選手になりたいと言い出す。鈴愛(永野芽郁)は何とかしてやりたいとあれこれ思案。律(佐藤健)やブッチャー(矢本悠馬)、菜生(奈緒)にも相談するが、まずは有名なスケート教室に通わせることが第一歩だとわかるも、今の家庭状況では難しい。そんな中、以前ふくろう町に現れたうさんくさい男・津曲(有田哲平)が再び訪ねてくる。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

なぜ鈴愛を "家族と一緒に" くるりと回さなかった?

「花野が画面に映るとイラッとする」のと「なぜ今唐突に花野がフィギュアスケートなの?」と言う2つの個人的な意見を別にすると、とある登場人物のこの台詞が発されるまでは、(飽くまでも)意外と普通のホームドラマらしい朝ドラのアバンタイトルだ。

家族みんなで孫を囲んで、楽しく身体を動かして、微笑ましい日常の一コマと言う感じだ。しかし…

草太「おねえ やってみい」
鈴愛「あかん。ほれ 私 耳が。怖い」

ほら(ホラーではない」)、出た。鈴愛の「耳」での言い訳が。こう言うのを世間では「水を差す」と言うのだ。親子三代で水入らずの団らんのひと時に、その孫の実母が水を差す。これをやるから、いつまで経っても鈴愛の好感度は駄々下がり続けるのだ。

脚本家が鈴愛に愛情を注いで書いているのなら、私は敢えてこの場面で「耳」を出すことはして欲しくなかった。例え、世間から、いや私から「おいおい、鈴愛は片耳失聴で回転運動は目が回るからダメなんじゃないの!?」と責められても、無視してこう書いて欲しかった。

    鈴愛「ねえちゃんも やる!」
    草太「おねん 耳が…」
    鈴愛「ここで母親がやらずに 誰がやる」
    家族「おー! それでこそ母親だ」

これで、星野源さんの『アイデア』が流れれば、夏休みの最後の月曜日に、「鈴愛もやる気になったんだ」とか「鈴愛も母親らしくなったなぁ」と視聴者は思うのではないだろうか。

そうせずに、演出家も永野芽郁さんに口をポカーンとする適当な芝居を付けて、浅田真央さんの解説のナレ尺分を確保するから、アバンからつまらないと言わざるを得なくなる。

真のヒロインは、アバンは最後までこそ笑顔でいるべきだった

前回の感想で、鈴愛に関わると次々と退場するから「疫病神」だと書いたが、それは劇中の登場人物に対してだけでなく、本作そのものに対しても「疫病神」なのかも知れない。だって、一言喋るだけで「話の腰を折る」のだから。真のヒロインは、ここでこそ笑顔でいるべきだった、無念…

プロの演出家なら「休憩中」の札の1カットを手抜きするな!

ところで、大人気で大忙しの食堂の従業員家族が、一家揃って昼食を食べるって、この日は店休日ってこと? それとも毎度の、長~~~い昼営業と夜営業の間の休憩時間ってこと? その位、演出家が店の前に「店休日」か「休憩中」の札をぶら下げて、1カット撮れば済むんじゃないの。

まっ、草太がコックコートを着ていたのだから、「店休日」で無いのは明らかなのだが。脚本家も脚本家なら演出家の “手抜き” も気になってしょうがない。

脚本家は最後まで「鈴愛は謝らない」を踏襲するのか?

さて、主題歌明け。里子が鈴愛に相談? するくだり。実はこの場面、意味が分からなくて何度も録画を見直した。そのシーンは、鈴愛と聡子のこの2つの台詞から始まる。

鈴愛「どういう事やろ」
里子「ほやで うちは まだ 大地 小さいから
   お小遣い制にはしてなくて」

この文脈から読み取れるのは、鈴愛の一言目の前に、里子が鈴愛に何かを喋っていることだ。鈴愛はそれを聞いたから「(それは)どういう事やろ」と疑問に思った訳だから。だとしたら、まずは子供のしたこととは言え、鈴愛が里子に謝るべきでは? それとも、謝罪まで端折って、謝罪のあとに「どういう事やろ」と言った訳?

流石に後者と考えることは出来ない。なぜなら、連続性や一貫性のない本作でも、数少ない一貫性として「鈴愛は謝らない」があるからだ。あの時やあの場面なんて今さらは書かないが、とにかく鈴愛は謝らない。

だから、里子の話を真剣に聞いているような芝居をしていたが、避けにな話をして本題を逸らそうとしているようにしか見えないのだ。そう、論理のすり替えも鈴愛の得意技だっけ…

花野が「人にたかる」のは親の背中を見て育ったからだろ!

でもまあ、ドラマとしては里子に言われて、娘・花野の真意を聞こうとする鈴愛。ここも、感情的にならずに、花野の言い分をきちんと聞いた上で叱る、それが躾なのに、脚本家はふざけた英語を交えて、気色の悪い親子喧嘩に描いた。

それも、娘に理由も聞かずに、虚勢を張ったつもりなのか、暴力が日常なのか知らないが、娘に手を挙げてぶつようなしぐさをして、鈴愛がこう言った。

鈴愛「どうして 人にたかる!?」

おいおい、母親がいつもやっているからに違いないだろ。正に「親の背を見て子は育つ」だ。

花野を叱らずに、愛しい娘を見る表情の鈴愛はおかしい

さて、どうやら花野はフィギュアスケートを習うために、自分の小遣いを貯めていたらしい。それでお金が無いから、身内である大地の肉まんを取った。自分の買いたいもののために、小遣いを貯めると言うのは私も子どもの頃にあった。誰もが一度くらいは経験していると思う。

しかし、そのために、身内だろうが他人の買ったものを横取りするようなことは誰もが経験することでは無い。だから、私は、ここで鈴愛は理由は分かるが、やってはいけないことがあると、きちんと花野を叱るべきだったと思う。なのに、鈴愛は「我が娘は、なんて素直で愛しいの…」と言わんばかりの表情で花野をみつめた。おかしい、壊れとる。

そして、唐突に仏壇の和子の遺影に手を合わせる鈴愛。疫病神に殺された犠牲者に…としか見えなかったのは、私だけだろうか。むしろ、鈴愛が(いつものように)ヒステリックに花野を叱って、草太と里子が止めに入り、シュンとした鈴愛が、律の家のドアを叩いて、仏間へ…の方が、本作らしかったと思う。

廉子ばあちゃん、孫をかばってもみ~んなお見通しだよ

そして、花野の気持ちを具現化するために、律と弥一に相談する鈴愛だ。私にはどうでも良いシーンだから、このまだダラダラ続いて終わってくれれば、感想もここで終わらせることが出来たのに、放ってはおけないシーンになった。田舎だから、なかなか練習場がないと悩んでいるくだりだ。

鈴愛「どうしよう…」
2人「えっ まだあきらめてないの?」
 N「そう 鈴愛には こういうところがあります。
   誰が どう考えても無理って事を諦めないところ」

え~っと、私の記憶が正しければ、漫画家は結構あっさりと諦めたと思うが。でも、涼次との離婚話は「死んでくれ!」と言ってから粘ったし、律への片思いは未だにネチネチ引き摺っているが。そっちのことを言ってるの? 廉子ばあちゃん、適当なことを言って、孫をかばってもみ~んなお見通しだよ。

鈴愛が悩むべきは「交通手段」でなく「お金」でしょ?

それでも、何となく鈴愛はスケートを習わせる方向に話が進んだ。そこで不可思議なことがある。先程の律と弥一との会話の中でも、議論の中心は誰が花野の送り迎えをするかと言う「交通手段」について話し合われていた。その後の展開でも、脚本家も「青いメダル」と「英才教育」で話を誤魔化していた。

律とブッチャーと菜生の(確かに昔から変わらない)無責任トリオも、応援する方向へ。「まずは有名なスケート教室に通わせることが第一歩」と言う1つの結論を導く。

しかし私は思う。ここで議論すべきは「お金」でないのか? だって、この15分間で描き始めたきっかけが、花野の「お金」なのだから、鈴愛は「練習費」をどうひねり出すかを考えるべき。それが正当なドラマの流れ。

だって、前回で「無職」だの「居場所がない」だのやってのだし、そもそも離婚のきっかけも「お金」、自分が社長になると言い出した時も両親が夢のために貯めた「お金」目当て。そう、鈴愛は欲深く利己的な金銭至上主義なのだ。だから、ここで「誰か、お金をくれ」と言うのが順当なのだ。

あとがき

初見の目上の人が名刺をくれて、その名前が読めないからと「変な名前」と言うと言うのは、脚本家の基準では、37歳だけど「半分、青い。」ってことなのかな。それに「津曲」を「つきょく」と読むことの方が無理があるし、そう読む方が「変な大人」だと思いますが…

最後に。前回の感想に 111回もの Web拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。相変わらず、つまらないですね。こんなことをやるなら、最初から、「幼少期編」「漫画家編」「結婚生活編」「発明編」と完全に独立したオムニバス形式みたいな作品にした方が良かったかも知れませんね。

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連続テレビ小説「半分、青い。」スピンオフ漫画 「半分、青っぽい。」


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【これまでの感想】

神予告! 明日7月11日(水)の「半分、青い。」第87回は「DMK(どうしても見てね回)」
北川悦吏子氏 今度は“仕事放棄”を「ドリブ指示」と特異な持論展開
「半分、青い。」に最後の望みか? くりぃむ有田と小西真奈美ら投入
『半分、青い。』また"神"ご乱心!? 放送後にネットの賛否へ自ら解説
『半分、青い。』"神"ご乱心中! "短絡的箇条書き"を"人生の一コマ"と言い訳
"神"錯乱?『半分、青い。』"連ドラ"なのに"一週間つながっている"と予告
『ぎぼむす』で真の神回!『半分、青い。』の"神"は神週なのに沈黙…
悲報『半分、青い。』撮影終了で改善見込み薄し 勝田Pネタバレも(困)
『半分、青い。』まだ神回宣言するか(呆) ついに提灯記事もスルー?

第1週『生まれたい!』
1 2 3 4 5 6
第2週『聞きたい!』
7 8 9 10 11 12
第3週『恋したい!』
13 14 15 16 17 18
第4週『夢見たい!』
19 20 21 22 23 24
第5週『東京、行きたい!』
25 26 27 28 29 30
第6週『叫びたい!』
31 32 33 34 35 36
第7週『謝りたい!』
37 38 39 40 41 42
第8週『助けたい!』
43 44 45 46 47 48
第9週『会いたい!』
49 50 51 52 53 54
第10週『息がしたい!』
55 56 57 58 59 60
第11週『デビューしたい!』
61 62 63 64 65 66
第12週『結婚したい!』
67 68 69 70 71 72
第13週『仕事が欲しい!』
73 74 75 76 77 78
第14週『羽ばたきたい!』
79 80 81 82 83 84
第15週『すがりたい!』
85 86 87 88 89 90
第16週『抱きしめたい!』
91 92 93 94 95 96
第17週『支えたい!』
97 98 99 100 101 102
第18週『帰りたい!』
103 104 105 106 107 108
第19週『泣きたい!』
109 110 110 111 112 113 114
第20週『始めたい!』
115 116 117 118 119 120
第21週『生きたい!』
121 122 123 124 125 126
第22週『何とかしたい!』

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何とかしたい!>『半分、青い。』第127話

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『何とかしたい!』内容ある日、娘・花野(山崎莉里那)がスケートに興味を抱いていると知り、鈴愛(永野芽郁)は。。。敬称略また。。。アバンから。。。。もう、“耳”なんて、どうでもいいよ。実際問題。なにか、話の流れで都合が良いときしか使わない“基本設定”で。あざとさしか感じなかったし。

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