半分、青い。 (第107回・8/3) 感想

連続テレビ小説「半分、青い。」

NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』公式
第18週『帰りたい!』の 『第107回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


相変わらず涼次(間宮祥太朗)は家に帰ってこない。思い詰めた鈴愛(永野芽郁)は、ふと律(佐藤健)の実家に電話してしまう。受話器から聞こえてきた声は…。鈴愛は一瞬戸惑うが、少しの受け答えののちに受話器を置き、過ぎた時間の長さを実感する。夜になり、鈴愛は、光江(キムラ緑子)から涼次の様子の報告を受ける。やがて鈴愛は、花野(山崎莉里那)のためにも、自分が涼次と直接会って話をしようと決意する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

何故このタイミングで "鈴愛が律に電話を掛ける" と書いたの?

う~ん、今回も理解し難い展開で始まった。なぜ、自分が離婚を切り出されたタイミングで、その昔に自分にプロポーズした男に電話を掛けるのか。いや、正確に言えば、なぜ脚本家はこのタイミングで鈴愛が律に電話を掛けるように脚本を書いたのか? そして、それがおかしいことになるのをスタッフは言えなかったのか…だ。

まず、そもそも 36歳にもなった大人が、正月から自分の都合だけで他人の家に電話を掛けるな、と言いたい。また、自身は名乗らず相手の名前を聞くと言うのは、失礼なだけでなく常識知らずだし、ストーカーの前科がある主人公がやると、嫌がらせの電話とかハガキ作戦とか、また近所まで出向いて何かやりそうで怖くなる。

こんな時こそ、見たくはないがボクテとユーコに電話して愚痴れば良いのでは? 脚本家の意図など想像も出来ないが、もしもこの描写で、夫から突然離婚を切り出されて不安でしょうがない鈴愛が律を頼ったなら、全くのお門違い。そして、次の台詞を言わせたいがために書いたのなら、的外れも甚だしい。

鈴愛の子育てが描かれ無さ過ぎるから、台詞に説得力が無い

鈴愛「カンちゃん」
花野「はい ママ!」
鈴愛「ママか…。私 ママだもんなあ。ママだ」
  N「そして 律は いつの間にか お父さんだ。
  翼君のお父さん と 鈴愛は心の中で思って 泣いていました。
  私たちに時は過ぎた」

やはり、鈴愛にこの台詞、ナレーションの内容をここで挿入するには、鈴愛の子育てが描かれ無さ過ぎる。そして「ママ」と言う自覚があるなら、悲しかろうが嬉しかろうが泣いてないで働けと言いたい。

鈴愛には隠し財産でもあるのか、三叔母から資金援助を受けているのか、そうでもなければ働いていないとおかしくないか。そして、劇中はいつまで正月休みなのか。子育て期間の4年間は、あっと言う間に時間経過させたのに、花野の5歳の誕生日からが長過ぎる。

何故、涼次が離婚を切り出したのを大事件に書くの?

劇中って、僅か今から 11年間の2007年のはずだ。そして、昨日に投稿した『『半分、青い。』また"神"ご乱心!? 放送後にネットの賛否へ自ら解説』によれば、本物のクリエーターは家族を捨てるのが普通みたいな感覚を持っていた(いる)脚本家なら、劇中の涼次の選択って普通のことのはず。

それをさも大事件のように扱って書く意味が分からない。叔母たちも「あんな男に育てた覚えは…」らしきことを言っていたが、「涼次みたいに苦しんだクリエーターたちがたくさんいたのです」とでも宣伝したいのか。ここが本当に分からない。物語上では離婚するのは周知のことなのに…だ。

最近の花野を溺愛する鈴愛を見ていると気味が悪い…

さて、私は永野芽郁と言う若手女優が朝ドラのヒロインになれば良いと、ずっと思って来た。しかし、ここ数日の花野を溺愛する鈴愛を見ていると気味が悪い。鈴愛の設定が悪いのか、永野芽郁さんの演技力が稚拙なのか逆にち密だからなのか、演技指導が問題なのか分からないが、とにかく嫌な気分になる。

ただ、母親が娘を可愛がっているだけの単純なシーンなのに。そう、それだけ鈴愛には下がりに下がりまくった好感度があるから、離婚を迫られた苦しみからの娘への愛情のシーンを盛り込んでも、好感度を上げるには至らない。そう言うことだと思う。永野芽郁さんには、ただただお気の毒と言いたい…

私には "涼次が好きだったから結婚した" ようには見えず…

12分過ぎ。鈴愛が元住吉の家に転がり込んでいる涼次に会いに来たシーンで、劇中が松の内を過ぎていることが判明した。と言うことは、一般的な松の内は 1月7日だから、劇中は 1月8日以降、クリスマスイブイブから数えると 16日が経過し、どうやら鈴愛は半月間働いた形跡はないことになる。

まっ、そんなことはどうでも良い。驚いたのは次の台詞だ。

鈴愛「涼ちゃんが 雨の中 傘をささないで
   私と踊ってくれた あの時から…
   あの時から私は… 涼ちゃんに恋してる。
   恋し続けてる。今も 好きで好きで しかたない」

好意的に見ている視聴者は別にして、普通に見ている視聴者なら、鈴愛があの時から涼次を好きで結婚し、今でもずっと好きだったと思えるだろうか。確かに漫画家を辞めた時は傷心で結婚に逃げたかったように見えた。「大納言」で出会った涼次のことを好きなようにも見えた。

しかし、涼次が好きだったから結婚したようには見えなかったし、もしそうであるなら第92回で、既に結婚していた律に「律… 私 結婚したよ」なんて言うのはおかしいような。やはり、この展開に持ち込むなら4年間をすっ飛ばしたのが完全に仇になったのは間違いない。

あとがき

サブタイトルが『帰りたい!』ですから、今回で意味深で期待を持たせるつもりの映像を見せられても、次回では涼次の言い分を聞き入れて、三叔母に見送られて岐阜に寄生しに帰省するに決まってます。だったら最初から鈴愛に「死んでくれ…」と言わせずに、「分かった。私がカンちゃんを育てる」と言って涼次を送り出して、働けば良いだけだったような…

最後に。前回の感想に 115回もの Web拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。正直言っちゃうと、鈴愛も涼次も破天荒っぷりはどっちもどっちなんですよね。でも、涼次の方が働いていたし仕事のことを考えていただけマシには映りますね。鈴愛は働かず三叔母に頼りっきりで泣いてばかりですから。

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