義母と娘のブルース (第4話・2018/7/31) 感想

TBS系・火曜ドラマ『義母と娘のブルース』(公式)
第4話『私達は契約結婚か!?最愛の娘と夏の奇跡…夫が決めた愛の形!』の感想。
なお、原作:桜沢鈴「義母と娘のブルース」(ぶんか社)は未読。
良一(竹野内豊)と亜希子(綾瀬はるか)は商店街で下山(麻生祐未)から声を掛けられる。マンションを購入すると偽り下山から情報を得ていた亜希子は、マンション販売を手伝わされる羽目に。一方、家ではみゆき(横溝菜帆)が良一と亜希子に「偽装結婚なのか」と質問。亜希子はみゆきが林間学校から帰ったら説明すると答えるが、晴美(奥貫薫)らママ友からも疑われていると知り、なれそめを良一と擦り合わせることにする。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:桜沢鈴「義母と娘のブルース」(ぶんか社)
脚本:森下佳子(過去作/ごちそうさん、天皇の料理番)
演出:平川雄一朗(過去作/とんび、天皇の料理番) 第1,2,3話
中前勇児(過去作/天皇の料理番、銀と金) 第4話
音楽:高見優(過去作/仰げば尊し、BG~身辺警護人~)
主題歌:MISIA 「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」 (アリオラジャパン)
前回までよりも、一段階も二段階も昇格!
第3話までと演出家が交代したのが原因なのか、私が本作に慣れて来たのが要因なのかは分からないが、前回までよりも一段階も二段階もテレビドラマとして昇格したと思う。もちろん、良一を亜希子の出会いを描く内容であるから、ある意味で本作の原点を描く要素があったから、見応えがあったのも理由の1つかも知れない。
しかし、「奇跡は わりと起きます」をキーワードに、様々な “奇跡” を積み重ねて、良一と亜希子の夫婦の、そして娘のみゆきとの家族の “軌跡” を描こうとする本作の見えにくかった意図が、ぼんやりと見えて来たのはとても良いことだ。
「奇跡」のキーワードで、一気に深みや広がりを見せた!
亜希子の健気で純粋な姿を見て、亜希子への愛情と生きることへの執着心を芽生えさせた良一。良一の妻として、みゆきの母親としての自覚に目覚めた亜希子。そして、亜希子の作った不思議なキャラ弁で亜希子に心を許し始めたみゆき。
正直、前回までは不安要素が多かったが、「奇跡」と言うキーワードを得て、一気にドラマとして深みや広がりを見せた本作。この位の完成度が続けば、更に視聴者が増えるかも知れない…
あとがき
第1話の腹芸の違和感がまるで嘘だったように、面白いドラマになりましたね。結末を知りたくて原作を読みたくなりましたが、このまま本作を見届けようと思います。いやあ、第4話で見事に風変わりな亜希子を演じる綾瀬はるかさんはスゴイですね。竹野内豊さんも横溝菜帆さんも役に嵌っています。
是非とも、「奇跡」の力で、悲しいブルースで終わらぬことを願います。次回が大いに楽しみになりました。
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