この世界の片隅に (第3話・2018/7/29) 感想

この世界の片隅に

TBSテレビ系・日曜劇場『この世界の片隅に』公式
第3話『初めての逢引、交錯する4つの運命』の感想。
なお、原作の こうの史代『この世界の片隅に』(双葉社)は未読、劇場アニメーション映画(2016)は Blu-ray鑑賞済み(感想あり)、日テレの終戦記念スペシャルドラマ(2011)は未見。


1944(昭和19)年6月、広島・呉に初めて空襲警報が鳴り響く。情勢が緊迫する一方で、周作(松坂桃李)に恋をしているすず(松本穂香)はでれでれするばかりで緊張感が全くない。娘の晴美(稲垣来泉)を連れて出戻っている周作の姉・径子(尾野真千子)は、そんなすずにいら立ち、余計な一言をつぶやく。そんな折、すずが砂糖つぼを水がめの中に落としてしまう。砂糖を買うため闇市を訪れたすずは、遊郭で働くリン(二階堂ふみ)と知り合う。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社)
脚本:岡田惠和(過去作/最後から二番目の恋、ひよっこ)
演出:土井裕泰(過去作/重版出来!、カルテット) 第1,2,3
   吉田健(過去作/アルジャーノンに花束を) 
音楽:久石譲(過去作/ぴあの、女信長)※本作サウンドトラック盤
劇中歌:「山の向こうへ」(作詞:岡田惠和、作曲・編曲:久石譲)

「綺麗さ」が気になって、ドラマが集中出来なかった

前回の感想で書いたのをコピペするようで申し訳ないのだが、今回も気になったのは、本作の「演出部や美術部に「汚し(“ウェザリング” とも言う「汚れ」「風化」等の表現技法」だ。

TBSには「汚し」の概念は無いのかと疑いたくなるような、特に屋外での衣装とメイクの現代風と、極度の近視の人がコンタクトレンズを外してピントが合っていないような眼差しの松本穂香さんの演技が気になる本作。もはや、物語やストーリーがどうこうよりも、そちらの「綺麗さ」が気になって、ドラマが集中出来ない状態だ。

本作は、全体的に綺麗過ぎる

話が逸れて申し訳ないが、私が基本的に NHKのドラマを見ないのは、美術の雑さにある。予算が豊富だろうが緊縮財政だろうが、基本的に NHKのドラマは見た目より物語と俳優重視と言う偏見が私にはある。それが最近は違うことは承知しているが。

私は、映像は見た目が 100%だと信じている。だから、画面(劇場のスクリーンも)で見ているものが、表現の全てだと考える。従って、ツイートで補足など眼中にないのだが…

さて、話を戻すと、本作は全体的に綺麗過ぎる。正確に言えば、背景も衣装も化粧も “新品のまま” なのだ。だから、その “新品のまま” の下地の上で何を描(置)かれても現実感が無い(乏しいとも言わない)。

劇場版アニメ映画も "綺麗" だが "馴染み具合" に大差あり

さて。原則的に、原作や他の映像作品とドラマ版は比較しない立場だが、本作に疑問を抱いて取り敢えず「劇場版アニメーション映画」を Blu-rayで鑑賞した。比較はしないが、実は「劇場版アニメーション映画」も綺麗に描かれているのだ。

ただ、テレビ版との違いは、「背景と人物との馴染み具合」だ。それが、圧倒的にテレビ版が劣っているし、普通の地上波ドラマとしても見劣りする。ここを何とか改善しないと、未読の原作や、鑑賞済みの「劇場版アニメーション映画」と比較にならない。ここは、是非とも TBSに何とかして欲しいと思う。

あとがき

「劇場版アニメーション映画」を Blu-ray鑑賞してしまったから、ストーリーに関しては、敢えて言わない。ただ、実写ドラマ版らしさは十分にあると思います。やはり、俳優さんが演じると、私はその俳優さんが脚本をどう解釈して演じたのかを考える楽しみが増えるので、嬉しいです。

ただ、何度も書きますが、映像的に戦中に見えません。実写化するならそこが一番 “肝” なのに。一緒に見ていた妻は泣きながら見ていました。それが、大多数の初見の人の感想だと思います。それを裏切らないように TBSには頑張って作って欲しいです。

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【これまでの感想】
第1話 第2話

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