限界団地 (第8話/最終回・2018/7/28) 感想

東海テレビ制作・フジテレビ系・オトナの土ドラ『限界団地』(公式)
第8話/最終回(全8話)『さらばダンチマン!』の感想。
寺内(佐野史郎)に復讐するため団地に戻ってきた高志(迫田孝也)は、穂乃花(渡邊詩)を拉致する。だが、寺内は壁をたたき壊して桜井家に侵入し、穂乃花を奪還する。この一件に江理子(足立梨花)が協力していたことを知った寺内は、彼女に心を入れ替えるようさらに強く迫る。団地の取り壊しを間近に控え、寺内は住人達を前に改めて団地存続を熱弁する。感動した住人達が寺内に同調して盛り上がる中、江理子は機械的に拍手を送る。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:なし
脚本:香坂隆史(過去作/火の粉、真昼の悪魔)
演出:湯浅典子(過去作/映画・狂い華) 第1,2,4話
千葉行利(過去作/僕とスターの99日) 第3,5,最終話
高橋貴司(過去作/家族の旅路) 第6話
爲川裕之(過去作/でたらめヒーロー) 第7話
音楽:中村巴奈重、田渕夏海、櫻井美希
主題歌:majiko「ひび割れた世界」(ユニバーサル ミュージック)
想像以上に期待を裏切った "美しい結末" が良かった!
中盤までは、若干助長的な部分が無きにしも非ずだったが、オチについては想像以上に期待を裏切って、ある意味 “美しい結末” で良かった。
それにしても、第1話を観た時はワンパターンを繰り返すのか危惧したが、その後は毎回手を変え品を変えて、様々な寺内を描きながら、団地と言う恐ろしい魔物に取りつかれた人間たちを丁寧に描写し続けたと思う。
こう言う骨太スリラー&サスペンスが「オトナの土ドラ」枠に良く似合う
もちろん、作風は好みの分かれるものではあった。しかし、26年振りの「冬彦さん」の再来と言われて話題になった本作だが、意外にも斬新な設定のドラマで私は十分に楽しんだ。やはり、「オトナの土ドラ」枠は、このような大人が楽しめる骨太のスリラー&サスペンスが良く似合うと思う。
あとがき
佐野史郎さんだからこそ演じることが出来た「寺内誠司」が、本当に怖かった。そして、穂乃花役の渡邊詩さんも、とても良かったです。他の俳優さんたちも、いつもと違った役柄の人が多く、新鮮で楽しめました。
|
|
|
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
限界団地 DVD-BOX [DVD]
東海テレビ オトナの土ドラ「限界団地」オリジナル・サウンドトラック
【早期購入特典あり】ひび割れた世界【特典:缶バッジ】
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/11655/
【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話
- 関連記事