半分、青い。 (第97回・7/23) 感想

連続テレビ小説「半分、青い。」

NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』公式
第17週『支えたい!』の 『第97回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


涼次(間宮祥太朗)のおかげで、新作の映画を撮れることになった祥平(斎藤工)は、涼次の独り立ちを後押しするという。ところが涼次は、脚本を最後まで書ききったことがない。その理由を尋ねると、涼次は誰にも打ち明けられなかった、最後まで書けない理由を話し出す。一方、光江(キムラ緑子)から大納言を任せたいと言われた鈴愛(永野芽郁)は、光江、麦(麻生祐未)、めあり(須藤理彩)たちの前で、自分の夢を語りだす。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

放送前から、永野芽郁さんの朝ドラをワクワク待ってたのに…

もう、既に本作に右上がりを期待するのは諦めてはいるが、受信料を支払っている身としては、それが適正に使われているのか見届ける責任がある。もはや、そんな義務感の方が継続視聴する気持ちを維持するのに大きく影響しているのが辛い。

三か月前は、朝ドラヒロインに一押しの永野芽郁さん主演の朝ドラが始まると、放送前からワクワクしていたのに…

演出家が、全ての小ネタを潰している!

そんな気持ちを思い出させたのが、今回のアバンタイトルだ。この度も大量に投入された小ネタたちのことね。脚本に於ける小ネタの出来不出来や、視聴者の好みの問題もあるが、それよりも演出家が小ネタを面白く見せようとしていない。それがハッキリとした。麻生祐未さんと須藤理彩さんの演技を見て、気付いてしまった。

2人とも笑いも泣きも上手に演じる女優さんなのに、完全に演技が空回りしている。いや、正確に言えば、キムラ緑子さんを含めた叔母3人がテンションの入れ具合に困っている。これは、このシーンの演技指導がちゃんと行われておらず、編集での劇伴や効果音頼みになっているからに違いない。

だから、3叔母の小ネタを受ける鈴愛もおかしなリアクションになった。演出家が小ネタを潰していると言って良いと思う。これは、早急に改善すべき。そして、今週の演出担当の田中健二氏。『カーネーション』のチーフディレクターがこれは、明らかな手抜きじゃないのか? それともやる気を削がれる何かが現場で起きたのか?

シラケる小ネタが気になって気になって…

そして、本編が始まると、シリアスな場面は徹底的に平坦な演出で、脚本はどうでも良いようなお話ばかり。そして、そのお話もすぐに尻切れにして、次々と場面を変えて行く。だから、話が落ち着かない。そして、小ネタの場面では、これまた悉くシラケる。悉く空回りもする。だから、話が進まない。

で、今回は珍しく無いかなと思った “ポエムな台詞” を涼次が口走り始めた。そして、鈴愛も負けず劣らず “ポエムな台詞” 三昧だ。これで、完全に “ポエムな台詞” が「ヒロインらしさ」の特徴で無くなった。でも、そんなことよりも、シラケる小ネタが気になって気になって。

涼次と鈴愛で漫画を描いて "夢の一発逆転" でも良かった…

鈴愛が、紋切り(断定的な)口調から「です・ます調」に突然変異したのには驚いたが、これもSNSからのお告げが反映されたのか? さて、物語は鈴愛が「大納言」の社長に? 推薦されたのを断るくだりで、鈴愛がこんなことを言う…

鈴愛「今まで私 自分のためだけに生きてきました。
   自分の夢かなえるために 頑張らせてもらって。
   でも これからは人のために生きようって思って。
   (中略)
   涼ちゃんには アジサシみたいに空飛んでほしいんです。
   私が飛べなかった空を」

あの~ぉ。涼次は脚本が書ける。結末まで書けないけど書ける才能はある(ことになっている)。そして祥平監督から既存の物語をベースに脚色することも学んだ。そして、鈴愛はストーリーが浮かばなくなって漫画家を辞めた。でも、漫画は描ける。

だったら、鈴愛と涼次の夫婦が、漫画の新作を一本書いて、秋風経由で漫画雑誌に売り込んで一発逆転なんてドラマもアリでは? いや、当然、既に漫画家編は終わっているから不可能だろうが、全話の構成段階で「独身」では挫折した “漫画家の夢” を「夫婦」で改めて達成するなんて、めっちゃ朝ドラらしい展開では?

でも、脚本家はどうしても次の「モノづくり編」に進めたかったから、「漫画家編」はバッサリと斬り捨てた。こんな台詞↑が書けるなら、その時点で思いつかなかったのか…って思う。残念…

あとがき

今回の15分間を見て、新しい店を任せると言われた鈴愛が断ったのが、涼次への愛情には思えませんでした。ただ、面倒だからって感じ。そう見えてしまうのは、一向に鈴愛と涼次が夫婦に見えないからです。だから、ここで「夫婦」で漫画を描いて “二人三脚” で良いのに。でも、出産、離婚、再婚があるからダメか…

最後に。前回の感想に 93回もの Web拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。『支えたい!』と言うサブタイトルですが、メインが支えられる涼次の話にすり替わってますね。

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【これまでの感想】
第1週『生まれたい!』
1 2 3 4 5 6
第2週『聞きたい!』
7 8 9 10 11 12
第3週『恋したい!』
13 14 15 16 17 18
第4週『夢見たい!』
19 20 21 22 23 24
第5週『東京、行きたい!』
25 26 27 28 29 30
第6週『叫びたい!』
31 32 33 34 35 36
第7週『謝りたい!』
37 38 39 40 41 42
第8週『助けたい!』
43 44 45 46 47 48
第9週『会いたい!』
49 50 51 52 53 54
第10週『息がしたい!』
55 56 57 58 59 60
第11週『デビューしたい!』
61 62 63 64 65 66
第12週『結婚したい!』
67 68 69 70 71 72
第13週『仕事が欲しい!』
73 74 75 76 77 78
第14週『羽ばたきたい!』
79 80 81 82 83 84
第15週『すがりたい!』
85 86 87 88 89 90
第16週『抱きしめたい!』
91 92 93 94 95 96
第17週『支えたい!』

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【半分、青い。】第97回(第17週月曜日) 感想

……一方、光江(キムラ緑子)から大納言を任せたいと言われた鈴愛(永野芽郁)は、光江、麦(麻生祐未)、めあり(須藤理彩)たちの前で、自分の夢…

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​​​​​​​光江さん=バツイチ 麦さん=未婚 めありさん=別居中 そして 鈴愛=新婚 四人四様ではあるけど それが各キャラに生かされているかっちゅーと そうでもないし…>言っちゃった 鈴愛がこれから 別居→離婚と進み 全ての立場を経験する― という前振り?>ぇ それにつけても うどんを食べる3ショットの痛々しさよ― …ひじゅにですが何か?...

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