映画「ジュラシック・ワールド/炎の王国(2D・日本語字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレなし
【私の評価基準:映画用】
★★★★★ 傑作! これを待っていた。Blu-rayで永久保存確定。
★★★★☆ 秀作! 私が太鼓判を押せる作品。
★★★☆☆ まあまあ。お金を払って映画館で観ても悪くない。
★★☆☆☆ 好き嫌いの分岐点。無理して映画館で観る必要なし。
★☆☆☆☆ 他の時間とお金の有意義な使い方を模索すべし。
ディレクター目線のざっくりストーリー
前作(3年前)で、史上初の遺伝子操作によって誕生した新種の巨大恐竜インドミナス・レックスとT-レックスが死闘を繰り広げ多大な人的被害を出し崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」があったイスラ・ヌブラル島で火山噴火が起こる。
そして人類は、まだ島で生き残っている恐竜たちの死を自然に委ねるか、人類の手で救い出すかの究極の選択を迫られる。そんな中で、テーマパークの運営責任者だったクレアは、恐竜行動学のエキスパートであるオーウェンの手を借り、ハイブリッド恐竜絶滅を阻止するために動き出す…
第5弾は第1~3作目とは別系統で、前作の正統派的な続編
今年で25周年を迎える大人気のSFXアドベンチャー映画『ジュラシック・パーク』シリーズの第5弾。と書いたが、正確に言うと第3弾までは1作目の『ジュラシック・パーク』の血統を継いでいるが、第4,5作目は別系統と捉えるべき。従って、この第5弾は、前作の続編的な要素、いや “正統派の続編” として観るべきだ。
前作『ジュラシック・ワールド』の復習はしておくべき
従って、絶対に前作『ジュラシック・ワールド』を改めて観ておくことをおススメする。私も、3年経過していたので「Blu-ray」で復習してから劇場に行ったが、やはりいろいろな伏線やら引き継がれたネタもあるから見ておくべき。
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物語は王道で全てが予定調和だから、無の境地で楽しもう
とにかく、ストーリーはこれ以上の王道は無いくらいに王道だ。良くも悪くも、最初から最後まで予想通りの展開。火山が噴火し溶岩がビュンビュン飛んで来るのに、主人公たちの居場所はちゃんと避けて落ちるし、恐竜たちも監督のキュー出しを待ってから登場するような予定調和だらけ。
特に物語は後編に進むにつれ、グダグダになって行き、ラストは突っ込みたくなるような展開で終了。奇抜な伏線も用意されていないし、どんでん返しも一切無し。だから、本作は前作を見てから、その余韻を残したまま劇場に足を運んで、無の境地で、最新のSFXで作られた恐竜たちをただ楽しんで、ただ驚いて、ただ感心するのが、正しい楽しみ方だと思う。
あとがき
前作『ジュラシック・ワールド』の “正統派の続編” として見れば、まあ順当な仕上がりと言う感じです。第1作目の感動や驚きとは別物です。従って、前作の予習はしておくべき。それと、恐竜が人間を食べるシーンが多いので、子ども連れでの鑑賞は要注意です。長~いエンドクレジットの後に意味深なカットがあるので、お見逃しなく…
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Ost: Jurassic World: Fallen Ki
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/11590/
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