半分、青い。 (第83回・7/6) 感想

連続テレビ小説「半分、青い。」

NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』公式
第14週『羽ばたきたい!』の 『第83回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


ある日、美しい青年(間宮祥太朗)が大納言にやってきた。鈴愛(永野芽郁)は、青年の見せる表情に一瞬、キュンとする。日が変わり、秋の運動会シーズンが近づき、大納言では運動会グッズの販売準備で大忙しとなった。そんな中、野鳥マニアらしい謎の女性が大納言に現れる。女性が客だと思っていた鈴愛に、店長の田辺(嶋田久作)は、オーナーの藤村麦(麻生祐未)であると紹介。麦は初対面の鈴愛の顔を見て、あることを言い出す。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

30秒のアバンで "今の脚本家の状況" が読めてしまった…

なるほど。約30秒のアバンタイトルを見て、今の脚本家の状況が何となく読めてしまった、半年間の 53%を過ぎた『半分、青い。』の第83回が始まった。その分かったことについてはのちほど。それにしても、あと73回しかないのに、アバンに登場するような鈴愛が登場するのか不安しかないのだが…

繰り返しばかり…

さて、本編。100円ショップ「大納言」でのシーンは、鈴愛と店長の田辺(嶋田久作)が横並びの画(カット)の繰り返し。合コンの話もネタこそ違うが似たような話の繰り返し。中盤の商品を鈴愛が間違えるくだりも繰り返し、耳障りな「語り」の挿入が繰り返される理由も…。これも、のちほど。

1つだけ "褒めたい演出" があった

結論を先送りにして申し訳ないが、忘れない内に1つだけ褒めたい演出を書いておく。夜、鈴愛がアパートの一室に帰宅した時、まず台所の蛍光灯を点けて、居間の蛍光灯をあとから着けたところ。あれで、鈴愛がのどが渇いて帰って来たことが分かったし、自販機などで容易に変えない財政状況であることも分かった。

当然と言えば当然の演出、演技指導だが、先に居間が明るくなったら、ただ疲れただけになるから良かったと思う。

脚本家は、必死で違う "もの" を作り込もうとしているのだ

さて、今回の感想の本題だ。多くの擁護派以外の視聴者は、恐らくこんな風に思ったに違いない…

   ●空回りのギャグが痛々しい
   ●オーナーが来たなら、きちんと自己紹介しろ
   ●ダサいPOPを見たら気になるだろ
   ●とにかく状況が「漫画家編」から変わり過ぎ
   ●「語り」が邪魔

しかし、冷静に見て考えてみようではないか。鈴愛が目鵜の人に配慮がないこと以外の以下の4つを見て欲しい。

   ●言葉遊びを大量に盛り込んで来たこと
   ●元漫画家であることを微塵も感じ感じさせないこと
   ●「漫画家編」から「100均編」にガラリと雰囲気を変えたこと
   ●「岐阜編」のような「語り」のウザさが戻ってきたこと

これ、明らかに脚本家が必死になって「漫画家編」とは違う “もの” を作り込もうとしているのだ。

脚本家の努力が、全て裏目や空回りになってしまった理由

しかし、それらの努力が全て裏目や空回りしてしまっているのだ。では、なぜそうなるのか? ここからが本題。きっと、きっとね、脚本家は調子が良いのだ。あれこれアイデアが浮かんでしょうがないのだ。従って「神回」「神週」宣言も本気なのだ。

作家や書家などが調子よく書く有様のことを “筆が乗る” なんて例えを使うが、正にそれと同じ状況なのだと思う。本来なら、“筆が乗る” のは良いことだ。しかし、今は「100均編」を進める方向が微妙に視聴者が望んでいる方向とズレている感じ。

せめて、鈴愛が恋バナまっしぐらにしても、例えば元漫画家を活かしてPOPを書いてみるとか、人生勉強をした後だからちょっとはまともな大人になった部分を描いたら良いのに、それをやらない。ただただ、これまでと違う “もの” を作り込もうとしてハズしている。

やれない事より、得意な事を真摯にやり続けるべきでは?

でも、最近のドラマに多くないか? 以前は深夜ドラマに多かったが、最近はもっと早い時間帯でも放送されてる、王道をちょっぴりハズして捻りを加えた作品が。前期なら『コンフィデンスマンJP』や『おっさんずラブ』がその部類かも。

しかし、そう言う作品を描くには、演出や俳優は当然のこと、しかし何より脚本家のセンスや得手不得手が大きく影響するのだ。そして、北川氏の過去の作品群を見れば、そう言う “王道からちょいずらし” の作品は見当たらない。

挑戦していると言えば聞こえは良いが、恐らく撮影現場で空回りしているのは分かっているはずだから、脚本家の暴走? を止めるべきだったと思う。やれないことに労力を費やすより、得意なことを真摯にやり続けた方が、見ているこちらは “まだ楽” だから。

あとがき

元漫画家を活かして、POPを書き直したら店が繁盛して来て、それで大勢のお客さんが来るようになり、その中から王子様が現れても良かったのに。正人の時のように “くっつけよう感” が強過ぎて、つまらないですね。

でも、あれだけ大量の新キャラを登場させたのですから、どんどん絡んで来て、物語はどの方向へ進むのか? 先の展開が読めない面白さより、読めない怖さが勝っているのが痛いですね。

最後に。前回の感想に、98回の Web拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。

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連続テレビ小説『半分、青い。』第83回

内容鈴愛(永野芽郁)が働く100円ショップにやってきた客(間宮祥太朗)に、一瞬、何かを感じる鈴愛。。。。それからしばらくして、店長の田辺(嶋田久作)と話をしていると、店に見慣れぬ女性(麻生祐未)がやって来る。田辺によると、店のオーナー藤村麦だという。。。敬称略必死になって、作り込もうとしているのも伝わってくるけど。痛々しいほどの空回り感も、伝わってきますね(苦笑)

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