半分、青い。 (第81回・7/4) 感想

連続テレビ小説「半分、青い。」

NHK総合・連続テレビ小説『半分、青い。』公式
第14週『羽ばたきたい!』の 『第81回』の感想。


 毎日毎日の感想なので、私の気分も山あり谷ありです。ご理解を。
 また、称賛、絶賛の感想だけをご希望の方は読まない方が良いです。


締め切りから2週間遅れで、漫画を完成させた鈴愛(永野芽郁)。読み終えた秋風(豊川悦司)は、及第点の出来だと鈴愛に伝える。秋風塾でさんざんもまれて育ってきた鈴愛は、秋風の気遣いを含んだ答えに自分の限界を悟り、秋風と菱本(井川遥)に、漫画家を辞める決心を伝える。鈴愛の固い意志を感じた秋風は、鈴愛や、自分のもとを巣立っていった裕子(清野菜名)・ボクテ(志尊淳)ら元アシスタントたちへの思いを打ち明ける。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---

「曇り空を晴らしたい」のは、こっちの方だ

もう、内容なんて、どうでも良いのだが…

鈴愛「人生に曇りの日が増える。
   私は 自分の人生を晴らしたい。
   曇り空を晴らしたい」

なにこれ? 全国の視聴者の毎朝の感情を代弁でもしてるって訳? もはや、テレビの中の鈴愛がどう生きるかよりも、テレビの外の私たち視聴者の毎朝の “どん曇りの気分” を何とかして欲しいのだ。

もし、それを脚本家が分かっていて書いたとしたら、相当な意地が悪い人間性を疑ってしまうし、それが本当なら、その人が書く鈴愛が、応援したくなるヒロインになる日は遠いと思う。だって、鈴愛も同じだから…

また "見下す" 台詞で鈴愛と演者の好感度を下げるのか

鈴愛「どんどん ハードルは下がっていきました。
   星占いのカットは描くし
   引っ越し屋でバイトはするし」

もう、鈴愛が紋切り型の台詞を言い出したら、作曲家が “ポエムな台詞” で何とか雰囲気だけ作って逃げようとしているのはバレバレの本作。だから、序盤の長台詞も話半分で聞いていたのだが、自分の才能のことを自身がどう評価しようと勝手だが、どうしてまた他の職業を “見下す” 台詞を欠くのか。

確かに、物語の流れ上で書きたくなるのは分かる。それなりに筋が通っているのも分かる。しかし、こう言う “見下す” ことをせずに伝えることをなぜ考えないのか? 問題はその感性の鈍さなのだ。これを続ける限り、鈴愛の好感度が上がることはないし、それを演じる永野芽郁さんの好感度も下がるのだ。

秋風を演じ切った豊川悦司さんの役者魂は褒めたい

愚痴ばかりでもなんだから、1つ褒めるとしたら、こんな作品でも秋風を演じ切った豊川悦司さんの役者魂は褒めたい。特に、終盤で壁の画にペンを入れて完成させる場面は、これまでのトヨエツの演技で一番良かった。

だが、こんな情緒的な場面を本作の脚本家と演出家が創り出せるはずは無いのだが。もしかして、最後の最後で豊川悦司さんの役者魂に火が点いて追加したとか…

結局…

子どもをシッターに預けていることも気持ちよく忘れ、売れっ子漫画家が我を忘れて、引越しのトラックに乗っている場面って、「おお、青春だ」とか感動させようとしているのか。こちらには気持ちの悪いなれ合いにしか映っていないが。

しかし、このシーンが何となく清々しく見えるのは、ボクテと裕子が秋風塾を辞める際の描写が、鈴愛よりは描かれていたからだ。逆に言えば、秋風塾を去ると言うことを主人公より脇役の方が良くかけていたってこと。本末転倒である。

そして、これまで敢えて触れて来なかったが、SHEENA & THE ROKKETSの名曲『ユー・メイ・ドリーム』を使用するのも最後にして欲しい。名曲を汚すだけだ。

あとがき

ただ、才能が無かったのに何とか続けてきた漫画家をやっと止めるだけで、どうして15分も、正確に言えば数回分も要るの? 今回なんて正味2,3分で十分なのに。それを内容の無い “ポエムな台詞” で何とか埋めただけ。それもまた “見下しの台詞” も入れて。

以前も書いたが、この脚本家は物語を紡ごうとはしていない。“ポエムな台詞” を散りばめて最終回まで雰囲気で引っ張るだけしか出来ないと思う。そして、この気が利かないスタッフは、出演者の好感度を今後も下げ続けるに違いない。

最後に。前回の感想に、86回の Web拍手や数々のコメントを頂き、ありがとうございます。

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【これまでの感想】
第1週『生まれたい!』
1 2 3 4 5 6
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第3週『恋したい!』
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第14週『羽ばたきたい!』
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「半分、青い。」の楽しみがぁ…

ネットではツッコミ劇場と化しつつも、その賛否両論ぶりが追い風になってか、視聴率的には、なかなか… な、今期の朝ドラ個人的には、原田知世と、井川遥のお洋服と、トヨエツの役者力というか、存在感が楽しみだっただけに… 寂しいです。

連続テレビ小説『半分、青い。』第81回

内容締め切りの2週間後、描き終えた原稿を、鈴愛(永野芽郁)は、秋風(豊川悦司)に手渡す。敬称略“また”聞き捨てなら無いセリフを。。。。。ほんと、なぜ“他人を見下すセリフ”を盛りこむかなぁ。。。。。ましてや、主人公でしょ?そらね。かなり好意的に見れば、そこまでの意図は無いのも分かる。でもね。ここまで。。。。それも、ココ数回で、いったい、何度目だよ!!

【半分、青い。】第81回(第14週水曜日) 感想

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