映画「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2D・日本語字幕版)」 感想と採点 ※ネタバレなし
【私の評価基準:映画用】
★★★★★ 傑作! これを待っていた。Blu-rayで永久保存確定。
★★★★☆ 秀作! 私が太鼓判を押せる作品。
★★★☆☆ まあまあ。お金を払って映画館で観ても悪くない。
★★☆☆☆ 好き嫌いの分岐点。無理して映画館で観る必要なし。
★☆☆☆☆ 他の時間とお金の有意義な使い方を模索すべし。
ディレクター目線のざっくりストーリー
帝国軍が支配する時代。惑星コレリアで生まれ育ち、自らの力だけで生き抜いて来たハン・ソロは、銀河最速のパイロットになると言う夢を持っていた。やがて、宇宙に飛び出した彼は、チューバッカと言う相棒を得て、幼馴染の美女キーラたちと、危険な世界に通じたトバイアス・ベケット率いるチームに加わり、壮大な冒険に出る…
特別な力(フォース)を持たない愛すべき悪党ハン・ソロが主人公
約40年の間、世界中で大人気のスペースオペラ『スター・ウォーズ(以下 “SW” 』シリーズの最新作で、スピンオフ作品「アンソロジー・シリーズ」の第2作で、時系列では『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年公開)』の10年前の話。
主人公は、SWシリーズ中の人気キャラだが、ダース・ベイダーやルーク・スカイウォーカーのように特別な力(フォース)を持たない、愛すべき悪党の “ハン・ソロ”。
彼の若き日々を描いて、銀河最速のパイロットになって理由や、ルークとレイアに出会う前の生涯の相棒チューバッカや愛機ミレニアム・ファルコンとの出会いと絆、そして今まで語られなかったロマンスなどが勝たれれる、冒険アクション映画だ。
"スター・ウォーズ風味" の西部劇タッチの冒険活劇エンターテインメント
全体的な仕上がりは「中の上」と言った感じ。これまで SW を観た事の無い人でも、前半の40分を乗り切れば、「これがあの SW か!」と感動出来る “西部劇タッチの冒険活劇エンターテインメント” が楽しめる。
当然、それなり以上に見て来た SW ファンなら、あちこちに散りばめられた数々のネタ探しも面白いし、今まで描かれていないハン・ソロが描かれており、スペースオペラとしての深みも増して、更に深く濃い世界観を堪能できるようにはなっている。その点では、万人向けに仕上がっていると言って良いと思う。
物語が弱く、構成も今一つなのが残念…
ただ、惜しいのは物語。ハン・ソロがどう言う登場人物であるかの説明は丁寧にされているが、のちに生涯の相棒となるチューバッカとの絆どころか、出会いからの描写がとっても中途半端で薄い。その上、キスシーンは多いものの、幼馴染の美女キーラの説明不足で存在自体が中途半端。
そして何より、ハン・ソロが登場するまでのかったるさと、登場人物全員が何のために動いているのか少々分かり難いこと。そう、物語そのものが弱いのだ。だから、逆に大きな期待をしなければ、SW初見でもファンでも、それなりに楽しめる…と言う訳だ。
あとがき
スター・ウォーズ風味の西部劇タッチの冒険活劇エンターテインメントです。“風味” ですから、初見でもそれなりに楽しめます。ただ、物語が弱いので、往年のファンは過度な期待は禁物です。
でも、終盤のどんでん返しの仕掛けやミレニアム・ファルコンの宇宙戦の映像は、ワクワクして楽しめます。ご本家の壮大さや荘厳さはありませんが、スピンオフと割り切れそうなら是非劇場で観るのをお勧めします。
|
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
★本家の記事のURL →
http://director.blog.shinobi.jp/Entry/11548/
ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー オフィシャルガイド
アート・オブ・ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
ディズニーストア(公式)フィギュアセット ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー[スター・ウォーズ]
SOLO A STAR WARS STORY SPECIAL BOOK (バラエティ)
ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー MovieNEX [ブルーレイ+DVD+デジタルコピー(クラウド対応)+MovieNEXワールド] [Blu-ray]