映画「デッドプール2（2D・日本語吹替版）」感想と採点 ※ネタバレなし

2018

Jun

映画「デッドプール2（2D・日本語吹替版）」感想と採点 ※ネタバレなし

映画 『デッドプール2（2D・日本語吹替版）』（公式）を本日、劇場鑑賞。
採点は、★★★★☆（最高5つ星で、4つ）。100点満点なら80点にします。

【私の評価基準：映画用】
★★★★★  傑作! これを待っていた。Blu-rayで永久保存確定。
★★★★☆  秀作! 私が太鼓判を押せる作品。
★★★☆☆  まあまあ。お金を払って映画館で観ても悪くない。
★★☆☆☆  好き嫌いの分岐点。無理して映画館で観る必要なし。
★☆☆☆☆  他の時間とお金の有意義な使い方を模索すべし。

ディレクター目線のざっくりストーリー

最愛の彼女ヴァネッサを取り戻し、呑気に暮らす “俺ちゃん” ことデッドプールの前に、未来からやって来た “マッチョな機械男” のケーブルが現れる。大好きなヴァネッサのために、まともな人間になると決めたデッドプールは、ケーブルが命を狙う不思議な力を持つ少年を守ろうと、特殊能力を持ったメンバーを集めて、最強のスペシャルチーム “Xフォース” を結成するが…
※R15＋

前作より、キャラも物語も笑いも増強して帰って来た

マーベルコミックスのヒーローの中でも、ひと際ユーモラスなキャラクターであり、不死身に近い驚異的な治癒能力を持つミュータント・デッドプールが大活躍するアクション映画の第2弾。ただ、監督が交代したため、どんな作品に仕上がるのか若干心配だったが、結果的には前作よりもキャラも物語も笑いも増強して帰って来た。

凄まじいｸﾞﾛと強烈なﾌﾞﾗｯｸｼﾞｮｰｸ、そして下ﾈﾀが満載

とにかく、マーベルのヒーロー映画で、ディズニー傘下の映画なのに「R15＋指定」だけあって、凄まじいグロと強烈なブラックジョーク、そして下ネタが前作以上に連発するのが本作の特徴。従って、私は大いに楽しめたが、誰かと一緒に観に行く時は「ディズニー傘下だけど…」と一言断りを入れるのをお忘れなく。

事前に予習をして観に行くと、細かな笑いを汲み取れる

また、本作の大きな魅力の1つである、スクリーンの中から観客に話し掛けて来る “第4の壁” を理解して笑うには、流石に予習が必要だ。前作は必修科目で、その他にも『ウルヴァリン X-MEN ZERO』、『LOGAN／ローガン』、『グリーン・ランタン』は押さえたいし、過去のＸ－ＭENシリーズや『アナ雪』も見ておきたい作品だ。

家族で見たくないファミリ―映画として大成功

ただ、「R15＋指定」であることさえ理解していれば、これまでのマーベル作品をそんなに知らない人でも楽しめる作品には仕上がっているからご心配なく。全体的には、前作のコメディ路線は踏襲したまま、家族や仲間と言った心がほっこりするような感動も準備されている。その意味では、家族で見たくないファミリ―映画として大成功している。

あとがき

ディズニー傘下ですが「R15＋指定」だけあって、凄まじいグロと強烈なブラックジョークと下ネタが満載。しかし、ストーリーが丁寧に作られているために事前知識が少なくても楽しめます。前作同様にコメディ路線は踏襲し、家族や仲間と言った心がほっこりする感動も準備されており、家族で見たくないファミリ―映画として大成功しています。