正義のセ (第10話/最終回・2018/6/13) 感想

日本テレビ系・水曜ドラマ『正義のセ』(公式)
第10話/最終回『被害者のために! 新米検事最後の事件!!』の感想。
なお、原作の阿川佐和子「正義のセ」(角川文庫)は既読。
※[読書] 正義のセ [第1~4巻] (阿川 佐和子/著・角川書店) 感想
凜々子(吉高由里子)は、衆議院議員・中条(宅麻伸)の息子・秀成(落合モトキ)が犯した殺人事件を担当する。秀成は「被害者に包丁で脅され、身を守るためだった」と正当防衛を主張。それを裏付ける目撃者も現れる。しかし凜々子と相原(安田顕)が調べを進めていくと、事件には隠された謎が…。中条から捜査への圧力もかかり、凜々子の下す起訴判断が、検察庁全体をゆるがす重大な問題へとなっていく…。果たして事件の行方は?
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
原作:阿川佐和子「正義のセ」(角川文庫)
脚本:松田裕子(過去作/花咲舞が黙ってない、東京タラレバ娘) 第1,2話
松田美弥子(過去作/不明) 第2,4話
梅田みか(過去作/37.5℃の涙、ゴーストママ捜査線) 第3,5,6,8,9,最終話
山岡潤平(過去作/) 第7話
演出:南雲聖一(過去作/花咲舞が黙ってない、東京タラレバ娘) 第1,2,5,8,最終話
明石広人(過去作/過保護のカホコ、トドメの接吻) 第4,7,9話
岩﨑マリエ(過去作/デスノート、タイムスパイラル) 第3,6話
音楽:得田真裕(過去作/きょうは会社休みます。、アンナチュラル)
最初から "皆で捜査" するお仕事ドラマで良かった…
最終回は、いつも別の刑事ドラマで警察官を演じている俳優さんが一般人を演じる面白さが、随所に見られたが。さて、今回も横浜地検港南支部のマスコットである凛々子の案件をみんなで助け合って解決って流れ。もう、ここ数回は凛々子と相原の二人三脚が薄まって、全員参加のドラマになった。
そのお陰で、原作とは全く異なるが、実写ドラマ版としての面白さはあった。まあ、ここまで原作の設定や面白さを無視するなら、最初から “みんなで捜査” の方が良かったと思う。
今までで最も "凛々子の正義感" が描かれたかな?
また、今回は悪者の “悪” が分かり易い上に、かなりのワルだったため、気が付けば凛々子の正義感も描いたことになった。まっ、これまで凛々子の正義感がイマイチ描き切れていなかったから、最終回としては良かったと言っておこう。
あとがき
原作のように、凛々子の実家の豆腐屋を、もっともっと凛々子の仕事に絡めて欲しかったです。そして、凛々子の正義感と成長も描いて欲しかったです。いろいろ不満が残った本作でした。
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正義のセ ユウズウキカンチンで何が悪い! (角川文庫)
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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話 第9話
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