花のち晴れ~花男 Next Season~ (第9話・2018/6/12) 感想

TBS系・火曜ドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(公式)
第9話『好きなオンナは信じ抜け!運命が引き寄せる二人…』の感想。
なお、原作:神尾葉子「花のち晴れ~花男 Next Season~」(集英社)は未読。
晴(平野紫耀)はめぐみ(飯豊まりえ)との関係を少しずつ前に進めていた。そんなある日、音(杉咲花)が街中で催涙スプレーを浴びせられる。ぼんやりと見えた犯人2人組は「英徳に未来はない」と言い残す。助けを求める音を発見したのは、近衛(嘉島陸)ら桃乃園学院の生徒達だった。病院へ駆け付けた天馬(中川大志)は、音に今回の件を晴にも伝えておくよう忠告。だが、めぐみとのデートを控える晴に、音はなかなか言い出せない。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:吉田恵里香(過去作/恋するイヴ、男水!)
演出:石井康晴(過去作/花より男子シリーズ、逃げるは恥だが役に立つ) 第1,2,3,6,9話
坪井敏雄(過去作/カルテット、わにとかげきす、監獄のお姫さま) 第4話
岡本伸吾(過去作/隠蔽捜査、TAKEFIVE、ナポレオンの村、99.9) 第5,8話
松木彩(過去作/わにとかげぎす) 第7話
音楽:大間々昂(過去作/家族ノカタチ、地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子)
平野義久(過去作/ゆとりですがなにか、先に生まれただけの僕)
主題歌:King & Prince「シンデレラガール」
第7,8話での失速が悔やまれる…
先週見た予告編で、この第9話の演出担当が、第1話からのチーフディレクターの石井康晴氏に戻るかなと期待したら、序盤のめぐみの演技のウザさが無くなり第7,8話と全然違うから、期待が確信に変わって見始めた第9話。
その後は、今度は「同じ脚本家なの?」と思わせる位に、第7,8話で描かれちゃった音への気持ちがブレブレの晴がいなくなって、全体的に「音と晴と天馬の三角関係」が強調された展開に。本作は、こうこなくっちゃ。これが正しい方向だ。
そのお陰で、見ようによっては音が若干ウザいキャラになってしまったが。しかし、音の恋心がゆらゆら揺れないと三角関係が面白くないし、その分、晴の “恋に一途で不器用な王子様” 度数が上がったから、プラマイゼロで良いと思う。
台詞が良いと、それを発する登場人物も魅力的に!
今回で特に印象的だったのは、自分の天馬への気持ちを晴が代弁するシーン。晴を演じた平野紫耀さんの演技も冴えていたが、この晴の台詞↓で、ようやく晴への想いに気付いた演技も素晴らしかった音を演じた杉咲花さんの表情も素晴らしかった。
晴「何で信じねえんだよ。そんなの一択だろ!
合っておうが はずれてようが
好きな女の言ってること 信じなくてどうするんだよ!
こいつの気持ち 考えれば 分かるだろ!」
台詞が良いから、それを発する登場人物も魅力的になる。それが期待以上に全編に散りばめられた第9話。全11話とされる本作としては、あと2話を残して軌道修正されて方向性が定まったのは良かった。
あとがき
上でも書きましたが、第9話が期待以上に面白かっただけに、第7,8話での失速が悔やまれますね。残りの2話、このまま正常進化して楽しませて欲しいです。
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【これまでの感想】
第1話 第2話 第3話 第4話 第5話 第6話 第7話 第8話
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