正義のセ (第9話・2018/6/6) 感想

正義のセ

日本テレビ系・水曜ドラマ『正義のセ』公式
第9話『冤罪!?検事人生の危機と少女が流した涙!!』の感想。
なお、原作の阿川佐和子「正義のセ」(角川文庫)は既読。
[読書] 正義のセ [第1~4巻] (阿川 佐和子/著・角川書店) 感想


凜々子(吉高由里子)が担当した痴漢事件の真犯人が見つかった。被害者の女子高生の衣服に付着していたDNAが別件で逮捕された真犯人のものと一致したため、凜々子が既に起訴していた被疑者・村井(東幹久)は無実だと判明。冤罪を出してしまったのだ。当時の自分の取り調べに不備は見当たらないが、落ち込む凜々子。さらに凜々子は冤罪を生んだ検事として実名報道されてしまい、相原(安田顕)や大塚(三浦翔平)らは心配する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---


原作:阿川佐和子「正義のセ」(角川文庫)
脚本:松田裕子(過去作/花咲舞が黙ってない、東京タラレバ娘) 第1,2
   松田美弥子(過去作/不明) 第2,4
   梅田みか(過去作/37.5℃の涙、ゴーストママ捜査線) 第3,5,6,8,9
   山岡潤平(過去作/) 第7
演出:南雲聖一(過去作/花咲舞が黙ってない、東京タラレバ娘) 第1,2,5,8
   明石広人(過去作/過保護のカホコ、トドメの接吻) 第4,7,9
   岩﨑マリエ(過去作/デスノート、タイムスパイラル) 第3,6
音楽:得田真裕(過去作/きょうは会社休みます。、アンナチュラル)

原作の面影は薄いが、実写版らしいドラマに仕上がった

第1話から、原作で描かれている主人公・凛々子の “正義感” を凛々子の実家での模擬裁判が蔑ろにされて来た、この実写ドラマ化。その点では、不満が残る展開がずっと続いていた訳だが、意外にも今回の第9話は、原作の面白さはだいぶ薄まってはいるものの、逆に実写版のオリジナリティーを活かした物語になっていて良かったと思う。

正義感云々よりも「凛々子の成長物語」として良かった

特に、良かったのは、凛々子に「冤罪」を体験させて「成長」を描いたこと。これまで、タイトルには『正義のセ』と謳いながら “正義感” は描かれて来なかったし、事件そのものの設定が稚拙だから、事件が解決したところでスカッと感も無かった。

しかし、今回は、事件そのもの稚拙さは変わらなかったが、明らかに凛々子が自分の力で真犯人を探すと言う “強い意志” が描かれ、結果的に「凛々子の成長物語」として面白く仕上がったと思う。

今回を、もっと以前に放送していれば良かったのに

欲を言うなら、今回を全10話の内の初期の頃に放送しておけば、横浜地検港南支部のマスコット的な凛々子が、同僚たちの力を借りて、検事として成長していくドラマとして成立したと思う。「お仕事ドラマ」としての面白味は薄くても、「人間の成長ドラマ」としての面白味があれば、原作がどうこう言わなくとも済んだのだ。

最終回直前で、本作の全10話の構成のまずさが露呈してしまった。勿体ないが、今回が一番良かったと思う。

あとがき

痴漢をされて不登校になって転校を考えるとか、嫌な思い出の制服を洗濯もせずに保管しておくのも、良く分からない。真犯人が分かって女子高生の不登校もなおってハッピーエンド風の仕上がりになっていましたが、凛々子に都合の良いように事実が並んだだけで、冤罪は冤罪なんですよね。

そんな雑な部分は毎度のことなのに、出演者の人気で10%前後の視聴率を取っているのですから、キャスティングって大切だなって思わせてくれる作品です。

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