シグナル 長期未解決事件捜査班 (第9話・2018/6/5) 感想

関西テレビ制作・フジテレビ系・『シグナル 長期未解決事件捜査班』(公式)
第9話『ついに今明かされる兄の死の謎運命狂わす真相とは』の感想。
なお、原作の「シグナル」(韓国ドラマ)は未見。
白骨遺体の身元が大山(北村一輝)と判明。健人(坂口健太郎)は遺品にあった1枚の名刺に目を留める。それは、兄の逮捕後、親戚に預けられた健人(大西利空)が食事に通っていた焼き鳥店の名刺だった。店を訪ねた健人は、当時、大山が幼い健人を見守り続けてくれていたことを知る。大山の身を案じ、集団暴行事件の追及をやめるよう無線に訴えかける一方、健人は美咲(吉瀬美智子)らが捜し出した被害者・奈々(映美くらら)に会いに行く。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:尾崎将也(過去作/匿名探偵、オトナ女子、お迎えデス。)
演出:内片輝(過去作/相棒シリーズ、ヒポクラテスの誓い、Re:Mind) 第1,2,5,6,9話
鈴木浩介(過去作/銭の戦争、CRISIS 公安機動捜査隊特捜班) 第3,4,7,8話
音楽:林ゆうき(過去作/DOCTORS~最強の名医~シリーズ、リーガル・ハイ シリーズ、今からあなたを脅迫します)
一番良かった第8話から "正常進化" を遂げた第9話
前回の第8話が、これまでの7話分が無くても成立するような内容だったとは言え、物語が主人公の兄の事件に一本化されたために、かなり見易くなり、第8話が第1話だったらもっと世間の評価は高まっただろうにと思った本作。それを受けての最終回直前の第9話も、謂わば第8話の正常進化系な仕上がりで良かった。
隠すべきは隠しつつ、見せるべき部分をしっかりと描いた
特に良かったのは、前回で異常な位にやっていた時間軸の移動を極力控えたこと。そのために、主人公の過去を中心に本作がこれまで描いて来た様々な過去、いや事実を丁寧に積み重ねて描いたことで、最終回のために隠すべき部分は隠しながらも、見せる部分はしっかりと描いたのは評価に値する。
第1話もこれ位の時間軸の行き来の少なさで、物語の芯を丁寧且つしっかりと描けば良かったのに…と、言わざるを得ない。
あとがき
孤独な少年期を過ごした主人公の健人と大山刑事に、あのような過去があったのには驚きましたし、感動的でした。大山刑事の人間性の設定が、実に魅力的な本作。それだけに、最終回は視聴者を納得させる内容にしても欲しいです。最終回は、15分拡大だそうです。
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【これまでの感想】
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