ヘッドハンター (第8話/最終回・2018/6/4) 感想

テレ東系・ドラマBiz『ヘッドハンター』(公式)
第8話/最終回の感想。
財務省の国有地払い下げ問題が発覚。なぜか関連文書は破棄され、払い下げを認可した議員・藤堂(堀部圭亮)に不正献金の疑いが掛かる。藤堂は、かつて黒澤(江口洋介)が心酔していた直属の上司だった。藤堂の依頼により、黒澤は財務省職員・川瀬(山本耕史)を好条件でヘッドハントする。記録の改ざんを命じられて悩む川瀬を転職させ、口封じしようという魂胆だ。黒澤の裏切り行為に灰谷(杉本哲太)も響子(小池栄子)も激高する。
---上記のあらすじは[Yahoo!テレビ]より引用---
脚本:林宏司(過去作/救命病棟24時2、医龍シリーズ、コード・ブルー1・2、BOSS1・2)
演出:星護(過去作/僕の生きる道、僕の歩く道、テミスの剣) 第1,2,5,最終話
土方政人(過去作/ゴーストライター、大貧乏、明日の約束) 第3,6話
小林義則(過去作/アンフェア、ダンドリ。) 第4,7話
音楽:佐橋俊彦(過去作/ちりとてちん、dinner、テミスの剣)
主題歌:Beverly「Baby don’t cry ~神様に触れる唇~」
タイムリーな話題をモチーフにするのも悪くない
テレ東らしく現在ニュースで話題の「森友学園、財務省の文書 “書き換え” 疑惑」をモチーフにした最終回。その辺は、テレ東の連ドラらしくて面白いのだが、本作の面白さがタイムリーなネタを扱うことで無いことは、本作をこれまで見て来た視聴者ならご存知のこと。
これまでの7話分があってこその最終回は、お見事!
とにかく、この最終回は、これまでの7話分があってこそ作ることが出来た内容だったのがお見事。黒澤の過去に始まって、黒澤と灰谷の関係など、これまで「闇」と描かれてきたことが、ほぼ全て回収されたのはお見事。その上、最終回も、ちゃ~んと黒澤にヘッドハンターの仕事で結末を付けさせたのも良かった。
改めて、テレ東の連ドラづくりの底力を見た!
それにしても、放送前は「働くこと、生きることを問う本格ビジネスドラマ」と題されていたが、結果的にその通りに完結した。更に、続編も作れるようなエンディングでドラマファンに期待を持たせた。この位の完成度の高い連ドラ、近年稀だ。改めて、テレ東の連ドラづくりの底力を見た作品だった。
あとがき
全8話では、物足りなさを感じました。大人が楽しめる連ドラとして、大成功だったと思います。是非、続編を期待します。あ~、面白かった。
★ケータイの方は下記リンクからご購入できます。
Baby don't cry ~神様に触れる唇~ Beverly
★本家の記事のURL → http://director.blog.shinobi.jp/Entry/11444/
【これまでの感想】
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